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武漢コンフィデンシャル
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武漢コンフィデンシャルの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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| okです 問題なし | ||||
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| アヘン戦争からのアングロサクソン対中華の近現代史を背景に、コロナ禍に至る過程を フィクション仕立てのインテリジェンス小説で楽しむことが出来ました。 | ||||
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| たの作品に比べ、今回は前振りが長いと感じた。 | ||||
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| 武漢でのコロナ発生の真相を追及している小説ではない。事件を背景にしたフィクションである。しかし、読後感は良い。ところで、「インテリジェンス」という単語がやたらに出てくるのは、鬱陶しい。控え目に「情報」と言えば済むことだ。 | ||||
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| 書き下ろしということで。 熱中して一気に読んじゃいました。 インテリジェンス小説というのは、ギリギリまで本当の事で、オチだけウソという感じなんでしょうか。。。 面白かった。 一応、脱字らしきものが。Kindleで345P(?) それを考えだけでぞくぞくするわ →「た」か「る」が抜けていると思われます。 | ||||
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| 以前、TV番組で池上彰と共演している手嶋龍一を見た。それ以前から手嶋龍一の事は知っていたが、久しぶりにその姿をTV番組を見た時は、同じNHK出身者としてあからさまに池上彰を羨ましがっている感が強く、気さくな池上彰と根暗っぽい硬さの目立つ手嶋龍一といった感じだった。池上彰の“勝った感”も鼻についたが。 さて、初めて手嶋龍一の本を読んだ。初っ端から物語に入り込み、それは最終ページを読み終わるまで変わる事は無かった。2019年の武漢と1927年の武漢。武漢、香港、雲南、上海、ワシントン、ニューヨーク、ロンドン、ブエノスアイレス、オーストラリア、日本、ミャンマーなど北半球と南半球、洋の東西。 古今東西が複雑に絡み合い、最初は?と思った。特に1927年の武漢の話しから続く、古今の古の話しは、この本は歴史モノ?と誤解する様な長さも有ったが、全ては最終章に向けての壮大な伏線だった。 最初は、タイトルからして「あぁ、元NHKの人が書いた、covid-19が武漢発生と言うフィクション作品かな」と気軽な感じで手に取った次第だが、恐らくは相当ノンフィクションを混ぜながらのフィクション作品として、非常に読み応えのある作品だった。 さて、学生時代は落合信彦本をかなり読んだが、相変わらずインテリジェンス系の話しは大好物。ここ最近、ノンフィクションに近い情報機関モノは読んでなかったが、手嶋龍一がこれだけ内容が厚く、それでいて情景が目に浮かぶ背景描写が出来、すらすらと読み易い文章を書くとは思わなかった。これからは全作品を読んで見たいと思う。 さて、本書で気になった事を幾つか。自分の読解力の低さに基づく疑問なのだが、 ・オーストラリアに向かったマイケルは、スティーヴンからポート・ダーウィン一帯を専門とする人類学者を紹介して欲しいと言付かっており、打って付けの人物と数日間を共に過ごす事になったので、そのミッションを果たす事が出来たのだが、これは伏線だったのだろうか? ・スティーヴンは、アンセルムの足跡を追い、ヴォクソールの記録から雲南省関累から船でナムカ川を渡りミャンマーのモンラーに入った(本書348、349頁)と書かれているが、この記述の意味がわからない。ミャンマーのモンラーに入るのは、雲南省打洛口岸ではないだろうか?282頁には、アンセルムはチャイントンからモンラーに入り、そこから雲南省に渡ったと推測している。この推測の方が妥当性が有る。 洋の東西を縦横無尽に行き交うので、旅好きな自分はついGoogleマップで調べてしまう。 | ||||
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| どこまでがフィクションでどこからがnon-フィクションなのかが分からなく無くなってくる程素晴らしい 新型コロナ-ウイルスの発生源・原因の〝もやもや〟へ一定の納得的清涼作用を与えてくれる | ||||
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| 作者に敬意を表します。フィクションとファクトを上手にアレンジした一流の小説です。 | ||||
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| 租界時代から現在の武漢という時間軸、中国共産党の起こりから大帝国へ、ワシントン・ロンドン・香港・武漢、雲南という世界に跨る距離軸、肉体労働からコロナウイルス、機能獲得実験という今日世界の大問題と恐怖、スケール大きいストーリーを一冊の本にまとめ上げたことに魅せられた。 | ||||
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| 2019年11月の武漢から物語は始まる。新型コロナウィルスを軸に中国、香港、米国、英国、日本、豪州、ゴールデントライアングルなどの地域軸と第二次世界大戦以前から現代に至る時間軸を縦横に行き来しながら、壮大なストーリーを紡いでいる本書は、息もつかせず最後まで読者を惹きつける。 筆者の歴史的な知見、現代のインテリジェンス、そして大いなる構想力と表現力、それらが見事なハーモニーを醸し出している力作。 | ||||
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| 新型コロナウイルス誕生の前日譚を装った小説。ストーリーの核心部分は著者の創造の産物だが、それをとりまく状況はほぼ現実世界で起こったことを描いている。コロナウイルスがここまで国際政治と絡んでいるなんて思いもよらなかった。 | ||||
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| アメリカ・イギリスなどの諜報網、中国陶器、麻薬など何倍にも膨らませ得る大作。 | ||||
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| 手島龍一氏の著書はほとんど読んでいるが、「武漢c」が一番感動的だった。 | ||||
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| 現下のコロナ禍がすでに2014年を起源に湧出していた事実を本書により初めて知り、自身の無知と日本のマスメディアの稚拙さを嘆き呆れると同時に、あらためてインテリジェンスの重要性を痛感させた著者の快作である。 このペースではとても2022年には行き着かないのではという不安を抱えながら読み進めたが、終盤でそのような期待と心配をしていたことは杞憂であったことを悟り、2019年のコロナ発症を待つまでも無く、2014年からこの問題の端緒に食いついていたインテリジェンスサイクルを回すことから始めることが理に叶っていることが理解できた。 毎回感心させられるユニークな著者特有の登場人物の多くに実名を充てられたのは、著者のインテリジェンスが、全てがファクトと疑う余地を挟ませないほどの徹底した足で稼いだ精緻な情報収集から得たものだからであり、絶対的な自信があるからである。 また、登場する世界各地の描写は季節・時間・立地・建物・人・雰囲気・体験といったもの全てが、実際に彼の地へ行ったものにしかわからない圧倒的なリアリズムにより筆を進めているところが、唯一無二である著者の丁寧な仕事ぶりが窺える。仕事柄登場する彼の地にはほとんど足を運んでいるが、その描写の精緻さは、ユニークな登場人物との相乗効果もあって、本当に自分がそこに舞戻ったような錯覚を覚えるほどで、私が書き手としての著者の最も好きなところである。しかし、私は近くまでしか行ったことはないが、あの危険極まりないゴールデントライアングルの奥深くまで入り込んでの取材には驚愕した。 様々な場所でユニークな登場人物がそれぞれに織りなすドラマが、読み進めていくうちに離れたパズルピースが一つ一つ埋められることによって、少しずつ点と点が結ばれていく緊張感は相変わらずの筆力が感じられる。 早くも次回作が楽しみである。 | ||||
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| テレビの報道やドキュメンタリーでは知ることができないインテリジェンスの現場が分かる。 ウイルスの証跡をスティーブンとマイケルが世界各地へ飛び回り現場から集めてきた情報からインテリジェンスとして最後は、、、。 阿片戦争から現在に至る中国の近現代史を縦軸に、武漢と香港を繋ぐ線を中心とした地理的な展開を横軸にして、新型コロナウイルスのアウトブレイクに迫るインテリジェンス小説。 この小説を読むと、米中関係の現場は二重三重の厚底であることや、英国の独自性も見えてくる。 | ||||
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| 時代や場所が飛んで、最初は読みにくかったけれど最後はすべてが つながって、なるほど、と思いました。 | ||||
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| 『鳴かずのカッコウ』が面白かったので読んでみようと思いました。 最後の方でさりげなく登場する英国秘密情報部員スティーブン・ブラッドレー。壮太君と対照的で洗練されていて、この人が主人公になる話も読んでみたいと思いました。私は堂場瞬一の大ファンですが、彼の小説は違うシリーズの登場人物が、他のシリーズでさりげなく登場してファンの心をくすぐります。そしてそのシリーズも全部読みたくなる。手嶋龍一の他の小説も読んでみようと思っています。 | ||||
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| 革命の地・武漢で一枚の小皿が見いだされた。その青磁の小皿がこの小説の影の主役、北宋の皇帝が焼かせた汝窯だ。 15年ほどまえ、汝窯と出会ったことがある。台北の故宮博物院。世に現存する器の40点ほどが一同に会していた。特別展の謳い文句は「雨あがり、雲の破れ目にのぞかせる空のしっとりとした青」。 この皿が小説のあちこちに顔をだす。そのたびに局面が新たになる。香港の麗人、マダム・クレアこと李文蘭がこの神品の持ち主。 麗人は、タイ、ラオス、ミャンマー国境にまたがる麻薬の密造地帯、魔の三角地帯で行方知れずとなった英国人の夫の影を未だに探し求めている。 「ウルトラ・ダラー」、「スギハラ・サバイバル」、「鳴かずのカッコウ」と手嶋節に取りこまれ、意外な展開を楽しんできた。わが地元、函館の八幡坂、国境の街、根室も舞台となった。 新作を読みすすめ、秘境で暮らしている夫の消息が分かるかと思いきや、あわやの〆であった。そして汝窯は・・・ 手嶋節は次に何を歌うのか。待ち遠しい。 | ||||
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| 物語は2019年11月、武漢は場末の無免許医療診療所に、生気のない痩せた出稼ぎ労働者が来訪することで始まる。蘇るSARSの記憶。未知の感染症への恐怖。パンデミックを目前にした不気味なプロローグが、期待を大いに盛り上げてくれる。 ときは遡って1927年1月の武漢。ボロをまとう苦力たちを金で雇い「打倒帝国主義」「打倒資本家」「発洋財」のバナーを掲げてイギリス租界を襲撃する男の名は李志傑。彼の凄惨な出自と出世物語は実にたくましいが、劉少奇との運命的な出会いが、のちに彼らの一族に悲劇をもたらすことになる。 そして2012年12月の香港の競馬場で、スティーブンは翡翠色のチャイナ色のドレスの女性と邂逅する。そう、彼女こそ本作のヒロイン、マダム・クレア。彼女の一家にまつわる哀しい記憶と復讐心が、本作の中央を強く深く流れる大河の奔流となる。 米国インテリジェント・オフィサー、マイケル・コリンズ。そして英国MI6の異端児にしてわれらがヒーロー、スティーブン・ブラッドレー。2001年9月の世界同時多発テロを発端に、偏った情報と主観をもとに自省が利かなくなり、強引に一つの国家を主犯に仕立て上げた2003年のイラク戦争で諜報の前線に立ち、北朝鮮の挑戦を退けるなど、数々の修羅場をくぐり抜けてきた男たちの対峙するは、巨大な紅い国家である。 本作は、近現代の香港、ワシントン、NYC、東京、タスマニア、ビルマ(ミャンマー)の国境山岳地帯、そして紅い大陸の雲南、武漢、上海を舞台に、著者超一流のインテリジェンスが縦横にちりばめられた「出来事」と「思惑」がスパークする濃密なドラマとなっている。 ・1927年1月の武漢蜂起で租界の「ブラッドレー・シッピング・カンパニー」を襲撃した李志傑は、ある「掌に乗るほどの小さな皿」を手に入れる。これがマダム・クレアとスティーブンの結節点となり、物語の感動的なラストシーンにつながるとは……。著者一流の仕掛けである。 ・かの愚策、文化大革命。毛語録を手に造反有理を咆哮する紅衛兵の異様な言動が李一家に容赦なく襲いかかる。「理性とか、人権とか、非暴力とか、そんなものは美しい陽炎(かげろう)にすぎないと骨の髄から知っているわ」(p262)。文化大革命を生き延びたものならではの証言か。 ・しなやかに、しかしまっすぐに自らの信念を貫いて生きること(p188)。それは難しいことだが、人生の要でもある。 ・数字やデータに頼るだけではなく、注意深く身体感覚を働かせること(p216)。人の失われた「磁覚」(p166)。アポリジナルの知啓はわかる気がする。 ・雨傘運動の暗い帰結。「中国の観光客が落としていくお金よりも、香港市民にとって大切なものがある」(p234)。1997年の『香港返還の共同声明』を葬り去った習近平の力に呑み込まれた香港の姿は、アジアを覆う将来の暗雲を暗示しているのか。 ・ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺にならぶ人道に対する大罪。旧日本軍の七三一部隊の末路は、米国との「悪魔の取引」もあって驚きの事実にあふれている(p252)。 ・そうか、ウイルス情報こそ21世紀の戦略的インテリジェンスなんだな。だからオバマ大統領の発した「モラトリアム」がもたらした戦略バランスの歪みと紅い大陸への無責任な研究協力体制こそが、世界を覆う新型コロナウィルスの惨禍の原因ともいえる(p301蝙蝠女の誕生)。法王庁の抜け穴(p308)。「すべての道は武漢に通ず――どうだ、マイケル、面白くなってきただろう」(p315) ・『風蕭々として易水寒し 壮士ひとたび去りて復た還らず』(p365)。「現代の始皇帝」をたった一人で刺し貫こうとする女、マダム・クレアとスティーブンの別離のシーン(p373)は何度も読み返した。路に立ち尽くす男の胸中が痛いほどに伝わってくる。 「二度と会うことがかなわない麗人の凛とした横顔を思い浮かべながら……」(p394)。感動的なラストシーン! 李文蘭の未来に光あれ! 帝国主義の残滓。強者の論理に支配された「阿片戦争」こそが、本作の隠れたキーワードとみた。 WHOを手名付け「武漢ウィルス」ならぬ「新型コロナウィルス」の名称を定着させた巨大な紅い大陸の政治力、いや、大胆な行動力には刮目させられたが、そうか、武漢とは偉大なる革命の「聖地」であったのか。 ところで、プロローグの診療所に現れた患者と武漢の住人はどうなったのだろう。その行く末はすでにわれわれ読者に明らかなのだから、その「非人間的な惨状」にあえて著者は触れなかったのかもしれない。 | ||||
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| 先日たまたまラジオで、手嶋さんと東洋古美術の専門家との対談を聴きました。そのお話がとても興味深かかった。『武漢コンフィデンシャル』で重要な役割を担う汝窯の小さなお皿。スティーブンには実在するモデルがいるらしいけれど手嶋さんはどこかの美術館で汝窯のお皿を目にして、いつか小説で、と考えていたのでしょうか?お二人のお話を聞いて、早速この本を購入して読んでみました。とにかく面白かった。さかのぼって『ウルトラ・ダラー』『スギハラ・ダラー』も読んでみたいと思います。読書のきっかけっていろんなところにあるもんですね。 | ||||
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