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夢おくり
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夢おくりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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誇り 夢おくり 寒紅 五月雨 夜の秋 便り屋日々堂「ちりんちりんの町飛脚」の女主「お葉」は、 気っ風の良さと芸の確かさが売りの元辰巳芸者。 夫甚三郎と惚れあって結婚したが、 わずか半年で甚三郎は他界し、なさぬ仲の清太郎と 便り屋日々堂をもりたてていくことになった。 しかし、女所帯につけ込もうとする輩がいたり、 お葉の昔の同輩の動向が気になったり、 清太郎のお師匠さんを助けたり。 粋で鯔背で心根の優しいお葉は、 これからも数々の難題を乗り越えていくのだろう。 短編集だけど、それぞれが独立した話ではなく、 すべてが繋がっている。 また、便り屋=町飛脚という 時代劇では時折見かけるけれども、 その詳細が語られることは少ない江戸の職業の面白さも しっかりと伝わってきて、 それが事件のきっかけだったり、解決の糸口だったり。 これからも様々に活躍してくれるのだろうと思うと 「うまいっ」と唸らずにはいられない。 これからももっと読み続けたい物語である。 | ||||
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