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夢おくり
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夢おくりの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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解説にもあるように江戸の言葉遣いが良い。 中には言葉をネットで調べないと分からないものもあるが総じて言葉が生きている。 中には現代用語が会話中に出てきて作品を台無しにしている物もありこの作品は貴重である。 内容的にも次回作が期待でそう。 一般文学通算2753作品目の感想。通算3536冊目の作品。2023/07/12 17:10 | ||||
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ヒロインお葉のキャラクターが掴みにくいです。ブレている印象を受けました。格好いい啖呵やキレのある知恵でスカッと解決するのかと思いきや、何かとお金で済ませているシーンが多い気がしました。他の登場人物にも魅力を感じることが出来ませんでした。長台詞が多く、その長台詞も目の前の人物との会話というより、状況説明や自分自身に問いかけ自分自身に納得させている独り言のような諄さがあり、会話のテンポが乱されてしまいます。会話以外のナレーションのような部分にも当時の言葉が使われていて、会話とのメリハリがつけにくかったです。威勢の良い台詞で・・というなら『居酒屋お夏』のほうが私にはわかりやすいかな。当時の言葉遣いや文化等に面白みを感じ始め、ここのところ時代小説ばかりを読んでいるのですが、今井絵美子さんは私には合わないのかしら。 | ||||
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誇り 夢おくり 寒紅 五月雨 夜の秋 便り屋日々堂「ちりんちりんの町飛脚」の女主「お葉」は、 気っ風の良さと芸の確かさが売りの元辰巳芸者。 夫甚三郎と惚れあって結婚したが、 わずか半年で甚三郎は他界し、なさぬ仲の清太郎と 便り屋日々堂をもりたてていくことになった。 しかし、女所帯につけ込もうとする輩がいたり、 お葉の昔の同輩の動向が気になったり、 清太郎のお師匠さんを助けたり。 粋で鯔背で心根の優しいお葉は、 これからも数々の難題を乗り越えていくのだろう。 短編集だけど、それぞれが独立した話ではなく、 すべてが繋がっている。 また、便り屋=町飛脚という 時代劇では時折見かけるけれども、 その詳細が語られることは少ない江戸の職業の面白さも しっかりと伝わってきて、 それが事件のきっかけだったり、解決の糸口だったり。 これからも様々に活躍してくれるのだろうと思うと 「うまいっ」と唸らずにはいられない。 これからももっと読み続けたい物語である。 | ||||
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