綺良のさくら
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主軸がブレブレだと感じました。 てっきり帯の台詞を読んで幼馴染との恋がテーマなのかと思いきや、盛岡藩や切支丹の騒動が出て来たり、鋳造に目覚めたり。「このシーン必要?」と何度も疑問に思いました。 作品のスパイスとして効いているのなら問題ないのですが、それを選択する意味があるのか謎と言いますか……。 藩については主人公が到底関われることではなくひたすら傍観して嘆いただけ。切支丹も同様で「可哀想、酷い。」といった気持ちは抱くものの助けになるでもなし終盤伏線が生きてくるでもなし。 鋳造は唐突。もうホントこの一言。 まあ藩に関しては話が進まなさそうなのでアリかなぁ。ページ数はもっと削れそうですが。 長編なのに盛り上がるシーンがないのも致命的。 あんなに想い合っていた幼馴染とはアッサリ失恋しますしね。納得できないのは2人共頑張りが見られなかったこと。理不尽な時代なのは分かりますけれど小説ですし激情をぶつけるシーンが欲しかった。 「どうしようもない状況だし無理だ。」 双方こんな感じで終わっちゃいます。大奥での主人公は何だか自己中にも思えてしまうし……言ってることとやってることが矛盾してます。 主人公の家族はあたかも悲劇展開のスパイスだとばかりにバタバタ死にますし。母親はムシが良過ぎて嫌な人間だと思いました。 終盤は取ってつけた感も相まって殆どカットしてもいいレベルです。とにかく倫三が可哀想。 幼馴染ともこれまたアッサリ再会してアッサリ和解し、それが終わったかと思えばまーた家族が死ぬし。 最後の最後まで何だかなあって作品でした。 | ||||
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