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四十歳、未婚出産
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四十歳、未婚出産の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 21~33 2/2ページ
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独身の39歳の女子が、会社の部下のイケメンと一夜のノリで妊娠し、生むか生まないか、本人に言うか言わないかの葛藤をコミカルに描く。結婚する気もなく、彼氏でもない部下の男とのドロドロとしたやり取りはなく、シングルマザーとして一人で暮らしていけるのか、世間の差別に耐えれるのか、親族は受け入れてくれるのかといった女目線での悩みが興味深い。 | ||||
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この作者の本は数冊読んで、すべて一気読みして人にも勧めたりしていたのですが今回「これはダメだ」と思いました。 それはあまりに無理やりな伏線のせいでヒロインがバカに見えること。 一つ目、妊娠したことをわざわざ会社のトイレで電話で話す。 二つ目(決定打)妊娠させた相手に「相手はあなたじゃない」と嘘をついた時に相手の名前を聞かれて、身近な男性のフルネーム(僧侶やっててめっちゃ珍しい姓名)を言う所。普通に考えて答える義務もないし、実在の男性のしかも珍名を言うとか迷惑以外の何物でもないでしょうが…ここで私は本を置いてブックオフに売りに行きました。 今まで読んだ著作はすべて一気読みするくらい面白かったのですが今回はさすがにがっかりでした。 最後まで読んでないのに評価するのもどうかと思ったのですがつけるとしたら☆2かなと思い2つにしときました。 | ||||
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四十歳まぢかのOLが、なりゆきで後輩の男とセックスしてしまい、妊娠して、右往左往する、というお話です。 まず、前半の印象が非常に悪いものでした。 出てくる人物が、どれもこれも嫌な人間ばかりなのです。 主人公のいなかの親戚連中も、会社の同僚も、上司も、みんな嫌な人間です。 そして、なにより、ヒロインが嫌な人間です。 愛してもいない男の子供を身ごもったのなら、(あくまで私個人の考えですが)堕ろしたほうがよいのでは、と思います。 それでも、「自分はどうしても産みたい」というのなら、腹をくくらないといけないんじゃないでしょうか。 しかし、このヒロインには、なんの覚悟もありません。 なんとかうまいことごまかせないかなあ、みたいに考えています。 好感を持つのがむつかしいヒロインです。 後半は、打って変わって、まわりはいい人だらけになります。 そうして、めでたしめでたし、で終わるのですが、なんとなく釈然としません。 いや、個人的にハッピーエンドっは大好きなんです。 釈然としないのは、この小説が基本的には、 <ズルい女が、まわりに助けられて幸せになる> という構図になっているからだろう、と思います。 もしこれが、 <腹をくくった女が、逆境に立ち向かい、みごとに幸せをつかみ取る> という構図なら、納得がいったような気がします。 ただ、以上はあくまで当方の個人的な好みの問題です。 読む人それぞれの読み方は、当然あるだろうと思います。 | ||||
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作中、高齢出産のリスクについて触れられていないのが題材から考えて違和感がありました。しかしラスト一行を見た瞬間、その考えが覆りました。 作者様にラストの意図を聞いてみたいです。 ※意味深な事を書いていますが、デリケートな題材であることとネタバレを避けてのことです。妄想でしたら申し訳ありません…… | ||||
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タイトルと表紙のデザインからするとよくあるバリキャリ独身女性のエッセイ的な本かなと思ったら、想像以上に内容が深くて暖かみのある物語でした。とても読みやすくてスラスラとページをめくれるのであっという間に読み終わりました。垣谷美雨さんの他の著書も読破していこうと思います。 | ||||
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初めてこの作者さんの本を読みました。めっちゃ面白く一気読みしてしまいました。同年代で同じように仕事して子供のいる私にはかなり楽しめる作品でした。逆に違う立場の方が読むと共感しにくいのかもしれません。 | ||||
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痛快で優しい、応援小説がポイントとのことだが、読み進めていくうちに誰もが自分勝手を押し通しており、不快な気分になった。個人的には1つ星~2つ星だが、未婚と妊娠に対する社会の偏見がリアルに描写されている点から3つ星とした。 | ||||
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著書多数と書いてありますが、全部、あっと言う間に読みました。まだまだ、読み足りません。次の作品を首を長ーくして待ってます。 | ||||
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とりあえず、「雨除けシート」に、住んでるのか?って風情のトコでも、ペットボトル入りの「ドリンキングウォーター」(←「ミネラルウォーター」ではないけれど)飲んでたよ。少なくとも自分が見た範囲では まあ、大分昔の話だが。絵葉書買うのは「お恵み」でも「施し」でもない。彼ら彼女らはシビアに真剣に「商売」してた。グループ組んで。ちゃんとグループの中で一番幼くて、可愛らしい子を前に出して、そこで「引っ掛かる」ように。 少額紙幣の手持ちがなくて、「これしかないの」と、以前に使い残したタイバーツとベトナムドンを見せたら「使えな~い!」のサラウンド攻撃をくらったが、「それでいいからこれを買って」と皆が散ってから「営業」掛けに来る賢い子もいた。「使えな~い!」の紙幣でも、数を溜めれば銀行で両替できる。の知恵がある子がいたなあ… などと昔を思い出し、その分、前フリ部分に多少の違和感があった …とりあえず、一番先にやるのは「ごめん。名前勝手に借りちゃった」の報告だろうよw と、思った 凡庸さんが、「独り身」のまま残ってるのが一番不思議だった 概ね楽しく読みました | ||||
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高齢出産で無理して働いても流産しない。戸籍だけでもと結婚してくれる気の良い友人が現れる。出世した元彼が守ってくれる。 出来過ぎだけどそれぞれの登場人物の心情は丁寧に描かれているので読後はほっこりてす。 | ||||
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垣谷さんらしく、女性の立場に視点を当てて、世相や家族問題にバサバサ切り込んでいて痛快です。 40歳で未婚で出産する主人公優子への職場でのマタハラはあからさまです。誇張された部分も あるけれど、これがまだまだ日本の会社の現実、男性の本音なのかと思います。 そして、身内である実家の親族によるハラスメントも笑っちゃうほどすさまじい。70代以上と 思われる親族の登場人物に悪気のある人はいないけれど、都会で働く40歳まで独身の女性に 対するこの世代の意識を代表して、優子におせっかいやらお説教をしてしまっている。 後半には、優子の兄が外国籍の女性と結婚する展開になって、外国人(欧米以外)に対する ハラスメントにも触れている。 優子の姉は専業主婦で、周囲がそれほどは思っていなくても「専業主婦はヒマじゃない。」 ことを必死にアピールしている。共働きが当たり前になった平成の時代、 昭和のアグネス論争とはまた違った「専業主婦」の立場についても考えさせられる。 垣谷さんの作品は、現代社会の女性問題を始めととする、いろいろな差別問題に 明るく、分かりやすくアプローチしていて、女性の読者を惹きつけ、男性読者に 危機感を与える。 | ||||
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垣谷さんの作品はこれで何冊目だろう?おそらく10冊近くは読んでいます。 働く女性の結婚・出産・仕事復帰に関わるネタがこれでもか!!とふりかかってきます。昭和的な価値観・男尊女卑の社会での生きにくさ…がこれでもかと。 戸籍のくだりは勉強になりました。日本の戸籍制度は世界的視野で見たら、レアケースなんですね。 将来的にそんなものに振り回されない世の中になるといいなと思いました。最後も良かったです。 温かい気持ちになりました。 まぁ、いろいろと | ||||
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今の社会問題を表している小説でした。働く女性なら、登場人物の誰かに共感できる本で、いっきに読んでしまいました。 ドラマ化されたらいいなと思いました。 | ||||
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