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お菓子の家 〜un petit nid〜
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お菓子の家 〜un petit nid〜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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『夜明けには優しキスを』 ?の、スピンオフかな?わたしは最初こちらから読みました。あの加藤が大切な人(ほんとに好きとおもえる)を見つけた。阿木さんの包容力!侮れません。悲しい悲しい、過去がみんなみんな包まれるそんな人に出会えた加藤が、本当によかったと思います。 | ||||
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凪良さんの本が好きでよく読んでいたのですが、この本は何の前情報もなく読んで驚きました。途中であれ?と思いながらも、最後まで読んで「夜明けには優しいキスを」のスピンオフであると知りました。 夜明けには~はだいぶ前に花丸文庫で読んで記憶が薄らいでいましたが、また読み返して感動に浸っています。 暗めな雰囲気でありながらも、物語の中にどんどん引き込まれていきます。大好きな作品です。 | ||||
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美品でした!ありがとうございました! | ||||
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わたしの「大好きなBL作家さん」ダントツ上位の凪良ゆう先生。 わたしがこちらの作品を手に取ったのは今から7年前。 Amazonで購入しました。 こちらは『夜明けには優しいキスを』のスピンオフで、当時『夜明けには〜』は花丸文庫さんからの刊行でその時にはすでに在庫はなく、新品として入手することはできませんでした。 ですのでこちらの作品は他レーベル(プラチナ文庫さん)でのスピンオフ刊行。 わたしはあらすじを見ずに、まっさらな気持ちで作品を読みたい派でしたので、あらすじをまったく見ずにこちらを購入。 スピン作品であったことも読み終えるまで知りませんでした。 当時はわたしが商業BL小説を読み始めたころで、こちらの作品はわたし自身が急きょ他県の病院で入院・手術することになり、入院中に読もうと持っていた2冊の小説のうちの一冊です(ちなみにもう一冊は『積み木の恋』でした)。 “プラチナ“という名が付いているレーベルさんだけあって、装丁もシンプルで上品だなぁと思ったのが第一印象でした。 スピンオフではありますが、この一冊を先に読んでも十分伝わる作品です。 レモンイエローのシャツ、猫、パン屋さん、ヘンゼルとグレーテル。 いろんなキーワードがこころを締め付けてくれます。 せつなくて、でもゆるく燻るような昏くてあたたかい想い。 加瀬が、手には抱えきれなくて大事にしてきたものを、阿木さんが「俺には持つ権利はないよ」といいながらも愛おしくて抱きしめてしまう、そんな、心をキュッと締め付けられるような作品です。 どれもこれも、プラチナ文庫さんというレーベルが先にあってからこそだと思います。 本当に大好きなプラチナ文庫さん。 休刊はほんとうに、本当にショックでした。 どの作品でもプラチナ文庫さんからの刊行だったら安心して読むことができました。 大好きな作家さんだったらなおさらです。 新刊を予約して、手元に届いて読むまで、”楽しみさ”を持続していけるレーベルさんでした。 ぜひまた新しいBL作品をこの手に取れるように、再開を祈っています。 ありがとう、プラチナさん。 | ||||
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ただひたすらよかった(*'꒳`*) 前作読んでませんが、大丈夫、楽しめました。 私の好きなもの、パン | ||||
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「夜明けには優しいキスを」をプロローグ作品として読んでから、この作品を読むのをお勧めします。 「夜明けには優しいキスを」のレビューにも書きましたが、私はDV彼に気持ちが持ってかれていたので、今作でちょっとだけ気がすみました。(100%安心してないけど;) パン屋でバイトしたことがあるのでパン屋の大変さ(体力面・経済面・時間)とか、賃貸マンションの火災保険に入ったことがあるので、保険内容とか、細かく言えば気になること沢山ありますが、BLはファンタジーなので、気にしない気にしない。(^^)ゞ ただ、リビング床でHスタートしたはずなのに背中側にシーツがある…とか、整合性がない部分が気になってしまいました。 細かい部分は目をつぶるとして、主役の心情が細やかに描かれていてグッとくる部分多々で、☆5つとさせて頂きました。 私は凪良さんに、純文学BL作品を期待しているのかもしれません。 | ||||
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読んでて胸が苦しくなる、泣きそうになるようなシーンもあり、主人公はどうなってしまうの、と途中でやめることができず一気に読むことが出来ました。 攻めのことを好きだと自覚して告白するシーンが唐突、のように書かれている方がいましたし、私もそのように感じたのですが、それも主人公が情緒不安定のような、そういうキャラクターのせいかのかな…?と思えなくもないような 甘えすぎてしまってこうじゃない、と今度は離れてみたり、もっと一緒にいたいとひっついてみたり、それを繰り返してこうじゃないこうじゃないと自己嫌悪する受けが痛々しく、また共感でき、読んでいてとても苦しくなりました。 ほのぼのきゅんきゅん、というには暗めの話かなあという印象です。あたたかく幸せなシーンももちろんありますけど、キャラが苦悩しているだけに。 | ||||
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自分にしかなつかない猫に、 最後には潔くほだされてくれた攻さんの 強面なギャルソンスタイルが男前! 何気にお友達のヤクザさんの男気も良かったし…。 周り人に受くんだけでなく私も癒されました~。 | ||||
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内容については皆様のレビューを参考にしていただいて、、こんな文章の書ける方に出逢えて最高に嬉しいです。 泣きました。 感動しました。 著名な作家さん達と比べてさほど有名ではないかもしれませんが、思わず唸ってしまうほど表現力に力があります。 心理描写も引き込まれてしまい、まるで実際に自分が体験しているみたいに、気持ちが高揚したり落ち込んだり泣けたりしました。 ぜひ皆様に読んで貰いたい一冊です。 とにかく暗く痛く切ない話です。 そして思わず見て見ぬふりをしたくなる話でもあると思います。 本当に何でもない小さな言葉や出来事が幸せなんですよね。読んで行くうちに切なくなってしまいました。 もし、当事者だったとしたら、主人公達のように強く生きてみたいと願わずにはいられませんでした。 人に優しくありたいと思う大切なストーリーでした。 イラストは個人的には好みではありませんが、雰囲気はお話と合っていて良かったと思います。 | ||||
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こんなに素敵な本に会ったのは最初で最後だと思います。すばらしいです。まじで。 最後の、まあ、ネタバレになるのであまり言いませんが、 【 「表札にお前の名前を入れようか」 その言葉を、夢みたいに聞いていた。】 のところで、悶え死にしました(笑) とにかくすばらしいです。間違いないです。 | ||||
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辛い生い立ちのせいで、うまく社会に溶け込めない男・加瀬が、パン屋の主人・阿木の優しさや包容力に心を開いていく、という話です。 阿木とパン屋で働くシングルマザーや、その子供もほぼ毎日一緒にいるので、疑似家族モノと言えるでしょうか。(加瀬自身は馴染めず、自分は邪魔だと悩みますが) 読んでいると、疑似家族な温かさや阿木の優しさにほんわかし、それに対して徐々に心を柔らかくしていきつつも、不安や引け目などからなかなかそれを享受できない加瀬の心理に切なくなります。 登場する人物全員がそれぞれの事情を抱えながらもひたむきに生きているので、加瀬・阿木カップルだけでなく、みんな幸せになれよ〜と応援したくなるような作品でした。 唯一惜しいところがあるとすれば、阿木が一度は拒んだ加瀬との恋愛関係を受け入れる時の心の変化を、もう少し深く書いてほしかったなと思います。 加瀬が阿木に片思いするまでと、片思い期間中の加瀬の心理描写がとても繊細に書かれていたのに、そこは若干唐突な印象を覚えました。 また本編のラストも、それまでの丁寧さと比べると尻すぼみかな?とも思いました。 この二点を踏まえても良作だと思いますので、切な温かい話が読みたい人にはオススメです。 | ||||
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表紙のなんとも言えない雰囲気に惹かれ 今回、初めて凪良さんの作品を読んだのですが 読んでいる内に物語の中へググッと引き込まれました。 どうしようもないほど不器用な人間が「たった一つの大切なもの」を見つけて それを大事にしようと必死になって、でも空回る、そんな姿にキュンときました。 特にラスト数ページで見られる甘〜いセリフには、こちらまでニヤリ。 あとがきにも二人の甘々生活ならいくらでも書けそうとあったので 続編をぜひ期待したいです! | ||||
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元ヤクザのパン屋阿木に、生い立ち不幸で善人ではないけれど根が子供みたいな男加瀬が雇われて、必死に自分の居場所を探しながら自己嫌悪を繰り返すという、基本もの悲しく痛いストーリーでした。 生い立ちが不幸で、誰にも優しくされてこなかった加瀬。 だから人との距離がわからない。自分の居場所がない。 好きな人が離れていくんじゃないかと怖くて、愛してるのに暴力を振るってしまう。 そんな自分がイヤでたまらない。 でもどうしても孤独で、不安でたまらない。 善人ではなく愛想もない男の寂しさと、自分の居場所がない焦燥感や嫌悪に正面から向き合っている内容で、自分ではどうしようもない心のつらさがよくわかります。 そんな加瀬を見守る大人の阿木は、逆に過去が激しいのに今はそれを乗り越えた雰囲気のあるおおらかな男で、お互い育ちが不幸なのに、現時点での二人が対照的で印象に残ります。 ぜんぜん懐かないのに、一旦懐くと赤ん坊のようにどこへでもついてくる根が子供のような加瀬を、いつしか可愛く愛しく思う阿木。 目に見えない厚い包容力が伝わってきて、加瀬と一緒に痛くなった気持ちがふわりと暖かくなる場面が幾つかありました。 心に痛いシーンも多々あるのですが、それでも加瀬がちょっとずつ自分の居場所を見つけていく姿に、読んでよかったなと思いました。後味が良いとか悪いとかではなく、「加瀬という男を知れてよかった」という満足感が残るお話でした。 こういう話の筋が好みでない方には無理にオススメはしませんが、読んで損はない、何かが心に残る一冊だと思います。。 加瀬は別本「夜明けは優しいキスを」にネガティブな役で出ていて、同本を読んでいると、この本での加瀬の成長ぶり?がよくわかります。 | ||||
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リストラされハローワークへ行く途中、なにげに見た パン屋さん。パン屋のオーナーから強引にアルバイトを しないかと言われて働くようになります。 無愛想で目つきが悪い。コミニケーション能力も無い受。 男前だけど、危ない感じのオーナーの阿木。 パン職人の女性とその息子リオ。 阿木と女性と息子の知り合いだというヤクザの武藤。 受にしかなつかない黒猫。 ある日受のアパートが火事になり阿木と一緒に住むことに なりますが、なんとなく自分を分かってくれる阿木に惹かれていく。 無口で無愛想と思ってたら好きになったら猪突猛進な受。 でも、阿木には一緒にはいられるけど自分には他に守るものがあるので 受け入れられないと。それでも構わないと、ただ一緒にいられるだけで いいのだと。 でも、過去に恋人に暴力を振るった事のある受は 惹かれていくのに距離をとらないと・・・日々葛藤。 子供のころに親に虐待されて育った受と施設育ちの阿木、 色々な人物の過去が結構シビアです。 そのせいで、心が不安定な受に涙が止まりませんでした。 エロ度は薄いのですが、その分内容が深かったです。 むしろあまり無くて正解でした。 クロとリオがいてくれて、癒されました。 別の本に受が出ているとあとがきにありましたが、 多分、受が昔付き合っていた恋人がメインの話だと。 この話だけでも十分理解できました。 | ||||
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ほんわかなお話を期待してみたら、良い意味で裏切られました。続編がでたら必ず購入したいと思います。 | ||||
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凪良さんの新刊が夜明けには〜のスピンオフと知ってすぐにあの加瀬弘明の話だと思いました。 自身の生い立ちから常にネガティブで大切な人を不安から暴力でしか繋ぎ留めれなかった加瀬。 そして散々傷つけた恋人を自由にする為黙って消えた彼がどうしているのか… その続きが本書で読めます。そして前作を読んでなくても大丈夫です。 リストラされ、たまたま立ち止ったパン屋でバイトする事になりそこで出会った人たちとの 交流の中で彼は自分の過去に向きあったりぶつかったりする中でまた恋をします。 前の恋の失敗を繰り返さない様にと自制する加瀬がいじらしかったり、せつなかったり。 そんな加瀬を受け止めてくれるには阿木くらいの人でなければ難しかっただろうなと。 阿木に凄く大事にされてるのに加瀬がまだネガティブな所も人はそんなにすぐには 変われない。そんな風に感じられて軸がぶれてないいい作品だと思いました。 | ||||
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