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積木の恋
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積木の恋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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凪良さんは泣かせるお話もクスッとさせるコミカルなお話もうまいですね。 カバーイラストのとおり、雪の日のやさしいグレーが似合うようなお話でした。 お金を手にすることで夢に近づいているのに寂しい受け様の心をそっと撫でるような攻め様の言動。 しかしただ優しいだけではなく、最後にちゃんと自分と向き合ってほしいとぶちまけるシーンに本当の愛情を感じました。 クリスマス、年末年始、ふたりで生きる世界で幸せを共有しているのだろうなと感じられます。 クリスマスから年末にかけての今こそ読むべきではないでしょうか。 | ||||
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加賀谷さんが優しくて一途で純粋で…すごく素敵でした 蓮くんが徐々に惹かれて恋をする気持ちはまさに積み木の恋で 蓮くん出所の朝の加賀谷さんが待っていて…までの流れは涙を流さずにはいられません 蓮くんは本当に加賀谷さんに出会えて良かったと思います 恋人同士に晴れてなれた後のエピソードもすごく良かったです 「マリ」や「クー」とゆう存在もすごく癒されました これがキッカケで凪良さんの作品は集めていこうかなと思っといます 大好きです | ||||
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今まで20年近く^^;BL小説を読んでいますが、これまで読んだ小説の中で最高です。 途中何度も何度も泣きました。涙が次から次へと零れました。 そういう作品と出会いたい方にはお奨めです。 | ||||
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他の方のレビューで大まかな流れは出ているので、ここではお勧めの理由ですm(__)mさて、ネタばれのようですが「積木の恋」というタイトルから私自身は「積み上げるが、脆い」と思いましたが、作者である凪良さんは「崩れる」と最初、思ったとあとがきにありました。ある意味、何てネガティブ!(笑)だからこそ、詐欺師である蓮の心の襞を丁寧に追うことができ、その世界に存分に誘(いざな)ってくれます。作中、「まるで主人に置いていかれた子犬のような」と加賀谷は蓮を評して言います。だからこそ、「思い出を愛でる隙などないくらい、どんどん新しい、楽しいことを供給し続けよう」「そうしてこの家に彼のものがたくさん溢れてその1つ1つが彼の毎日を確かな幸せで彩って彼を笑顔にしてくれたなら、それだけできっともう僕も幸せだろうから」そう思った加賀谷は、蓮を身代わりに愛した加賀谷ではなく、愛するものを全力で守ろうとする強さに溢れていて、それが読み手を幸せにしてくれます。誰に悪意があるわけではなく、自分が幸せになりたかっただけなのに痛い思いをする登場人物は他のレビューさんにでも言われた木原作品にも通じるものがありますが、ぽっと一筋の灯が心にともる読後感は凪良さんならではです。 | ||||
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元は2007年に既に雑誌掲載済みですが、今回改題して本にするうえで、2本後日話短編が書き下ろし追加されており、この書き下ろしが本編よりもおススメです。 本編については他の皆様がレビューされている感想を参考にされたらよいかと思います。 一言いうなれば、よいお話です。 切ないです。最後がかなり切ないです。 騙した後で、真剣に好きになってしまったら……こういう結果なんだろうと理性では納得できても、心は思わず連に同調して泣けてきます。 そして書き下ろし2本のうち、必読なのがCHRISTMAS BOOK というもう一本NEW YEAR'S BOOKよりも長めの後日話。 前科モノであることの現実からくる他人の仕打ちなどで蓮がつらい体験をするが、その蓮の取った行動に対して加賀谷が至極現実的な、でも恋人として泣けてくるほど温かい言葉をかけてくれる。 加賀谷の態度も、蓮につらく当たった他人の態度も、蓮の気持ちも、なにもかもがストーリーなのに現実味を帯びていて、読んでいて自然と涙があふれてくる内容でした。 楽しくない、むしろ悲しいストーリーではあるのですが、このお話があるから、次の書き下ろしNEW YEAR'S BOOKの二人の幸せな姿が本当に幸せに感じることができるような気がしました。 言いすぎかもしれませんが、蓮の心の痛さとかが、どこか木原作品と類似している部分があったように思います。 つまり、ある意味ファンタジーであり、登場人物のハッピーな姿を望んで読んでいるのに、内容はつらく、妙に現実じみている、みたいな。 ただ、この作品はそれだからこその本当の平凡な幸せを読んで感じることができるので、痛いお話が苦手な方にも、あえておススメはさせていただきます。 | ||||
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いい話でした。 蓮(受)視点で2話、加賀谷(攻)視点で1話?SS入ってます。 不幸な生い立ちから詐欺師になった蓮。幸せ慣れしていない淋しい蓮の心に触れたのは、加賀谷の愛だった。 加賀谷と出会ったからといっても、蓮の性格が 急に変わるわけでもなく。一緒に暮らしても、物事が勝手に好転するでもなく。リアリティーがありました。 加賀谷の真摯な愛には本当にヤラレましました。 | ||||
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凪良さんの作品を読むといつもなんですがー 自分の心の側面を暴かれているような気持ちが込み上げるのです。 暴かれたくない気持ちを文章にされたような痛み。 それを改めて読んで、涙する。繰り返し、繰り返しー 痛みの先に幸せがくる事を確認したくて堪らなくなる。 それが中毒のように。 そして訪れる温かい幸せをかみしめてー ・・・というような、私にとって絶対読んでみて幸せ確認したくなる作品なんですよね。 おざなりにはならないであろう確信めいた気持ちからなんですけど。 そして読んでみて、やっぱ良かったです。 雑誌掲載作品を加筆修正されたもの1話、書き下ろしが2話から成ってます。 視点で書くと、主人公の蓮(れん)視点が最初の1、2話。 3話目が加賀谷(かがや)視点となります。 あらすじは本の内容紹介通り。 あらすじからすると、もしかしてこういった話のパターンっぽい作品かと想像しましたが。 やっぱり凪良さんの作品はいっつもどこかでパターンから外れるのです。 今作の場合は、キャラの為に切り開かれた道が辛いだけでなく優しいだけでもない方向へと向かってたように思います。 試練であり、愛でありというような筋の通った道。 しかも伏線のおき方と生かし方が上手いの、ちゃんと着地点がしっかりしてて。 それで「今回は絶対泣かないぞ」と何故か決意めいた気持ちで読み始めてたはずだったのに・・・ また泣かされた〜。うぇ〜ん。 辛い事もあるけど、結果的にいい話なんですよ。 加賀谷の蓮に対する理屈じゃない愛おしさが伝わるのよね。もちろん蓮の愛もあって。 3話とも良い話でした。 愛犬、クーも可愛かったし、癒される。 2話目の山場で問題になる件に関しては、あえて無理に解決はしてませんでしたね〜 あれは見えていない所で何とかなっていますようにと、祈る気持ちで解決を望みましたが。 多分あのままなんだろうな、分かってくれる人がいるもんね。 とにかく幸せな気持ちになれました、良い作品だと思います。 | ||||
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