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(短編集)
からだの美
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からだの美の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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さすが小川洋子さん。ここまで表現できるのかと感動します。 | ||||
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暇なときは、本を読んでいる。ときもあるが、やはりYou Tubeがおもしろい。志村けんも、ブルーハーツも、昔の映像が見られるし、大谷翔平の活躍も、ダイジェストで見られる。あとは、やはりテニスだ。フェデラーや錦織のスーパーショット集は、最高だ。あんなボールが打てるものなのか!!と感嘆符を連発してしまう。 フェデラーは、一番好きなテニスプレーヤーだ。彼のプレーは、他の人にはできないように思う。私は力が入りすぎて、カクカクした動きでテニスをしてしまうので、彼のような滑らかさはずっと憧れだ。 いつかの中継で、実況が「まるでダンスをしているようなプレーだー」と言っていたのを、よく覚えている。ダンスのようにテニスをする。軽やかに、涼しげに、リズミカルに。ボールを打つ音が、コートを駆ける靴音とともに、ハーモニーを奏でる。観客は、たちまち魅了される。素敵な音楽と美の時間が、そこにある。 小川洋子さんの「からだの美」という本を読んで、自分でも書けそう!と思って書いたけど、無理でした。書くプロは全然ちがう、当たり前だが。「からだの美」おすすめです。 | ||||
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外野は野球の下手な子が追いやられる場所と決まっていたし。 冒頭見開きに突如として現れたフレーズに怒りが沸点まで一気に到達し、そこから読むのをやめました。 ま、この作家がそう思うなら言論の自由尊重しますが、私はこの人が大嫌いです。 以上。 | ||||
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とても素敵な本でした。からだをこんな視点で眺めたことは無かったので新鮮dでした。 人間や、動物の体を見るときに新しい観点で観察してみようと思いました。 | ||||
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小川洋子さんは大好きな作家。 でも「フィギュアスケーターの首」は…? 高橋大輔のステップは確かに上手いし「スワン・レイク」もブルースもカッコ良かった。 しかし、羽生結弦が「バラード1番」「ロンド・カプリチオーソ」で見せてくれたような、身体が音楽を奏でていると感じさせてくれる域にまでは達してはいなかった。 フィギュアスケートを「一筆書き」と称しているが、スケートならではのシームレスな美しさを見せてくれたのも、やはり羽生結弦の2019年カナダ杯の「秋に寄せて」。高橋の演技は、常にジャンプ、ステップ、スピンと各パート別に別れてしまっていた。 首を上手く使っている振付師はブノワ・リショーであり、それを忠実に演じているのはブレイディ・テネルである。引退試合の高橋の首は「のだめカンタービレ」のミルヒーのようにクネクネ動かしているだけで全く美しくなかった。 「自分のためだけに踊ってくれていると錯覚」「セクシー」といった描写からは、きめ細やかな文章で繊細な物語を綴る小川洋子さんといえども特別な人ではなく、ミーハーっ気たっぷりのフツーのおばさんなんだと思いしらされました。 | ||||
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野球選手のイチローの肩。フィギュアスケートの高橋大輔の首。相撲の初代貴ノ花のふくらはぎ。大人のオスのゴリラの背中。ハダカデバネズミの毛のないしわしわの皮膚。 著者の目を釘づけにし、胸を揺さぶってやまない人間や生物たち。そんな彼らのからだのある部位に着目し、そこに潜む秘密について語っていくエッセイが全部で16。 スポットライトをそっと当てるようにして、スポーツや芸術、生き物の不思議を見ていく著者の眼差しが素晴らしかったです。静かな佇まいの文章と相まって魅了されました。 それぞれのエッセイは、単行本で七頁ほど。その中の一頁に、写真が一枚掲載されています。 初出は、『文藝春秋』2020年9月号~2021年12月号。エッセイのタイトルならびに(掲載写真の被写体)は、以下のとおり。 ♟️ 外野手の肩 (イチロー) ♟️ ミュージカル俳優の声 (福井晶一) ♟️ 棋士の中指 (羽生善治) ♟️ ゴリラの背中 (モモタロウ) ♟️ バレリーナの爪先 (ウリヤーナ・ロパートキナ) ♟️ 卓球選手の視線 (石川佳純) ♟️ フィギュアスケーターの首 (高橋大輔) ♟️ ハダカデバネズミの皮膚 (ハダカデバネズミ) ♟️ 力士のふくらはぎ (初代貴ノ花) ♟️ シロナガスクジラの骨 (シロナガスクジラ) ♟️ 文楽人形遣いの腕 (天満屋お初) ♟️ ボート選手の太もも (ボート選手) ♟️ ハードル選手の足の裏 (劉翔) ♟️ レース編みをする人の指先 (トルコ人の女性) ♟️ カタツムリの殻 (カタツムリ) ♟️ 赤ん坊の握りこぶし (赤ん坊) また、これは個人の感覚で違ってくるでしょうが、わたしは単行本の分量に比して値段が高いと感じました。これで本の購入をためらう人がいるかもしれません。中身のエッセイが上質で見事なだけに、この価格設定はちともったいないなあと思いました。 | ||||
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