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イオカステの揺籃



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【この小説が収録されている参考書籍】
イオカステの揺籃 (単行本)

イオカステの揺籃の評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

綺麗な本でした

説明通り、綺麗な状態の本を購入できました。
イオカステの揺籃 (単行本)Amazon書評・レビュー:イオカステの揺籃 (単行本)より
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No.5:
(3pt)

読み始めたら引き込まれます。

面白いです。半分読んで後半分は、時間を作って読破したいと思ってます。
イオカステの揺籃 (単行本)Amazon書評・レビュー:イオカステの揺籃 (単行本)より
412005568X
No.4:
(3pt)

ほどほど感・ネタバレあります

ギリシャ悲劇とは少々趣が異なってる気がしたんで、イオカステが浮いて感じられた
最後の最後まで英樹と誠一は何も分かってない気がした。「こうしようそれでうまくいく」に頭おかしくなった人間が合わせられるはずがないやん
恭子も美沙も、何で癖のある身内に助けを乞おうとするかな。何の助けにもなってないやん。金ない訳でもなさげなんだから異常者を招き入れる前に出来る事があるだろうよ。タダの人手使おうとするからロクな事にならん
悠乃の婚約者といい、なんか1冊丸ごと「女に絶対いい目は見させてやらない」って気がして軽く腹立たしくなってみた
面白い事は面白かったんだけど
…なぜ男は悲劇の主人公で自分の苦悩と戯れてられるのに、女は加害の重さを背負うんだろうな。女も悲劇の主人公にどっぷりひたってしまえばいいものを
イオカステの揺籃 (単行本)Amazon書評・レビュー:イオカステの揺籃 (単行本)より
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No.3:
(5pt)

母親という毒と呪い

題名の「イオカステ」と、帯にある「男の子なんやね、本当によかった」という一文から、母親と息子の物語を連想したが、読み進めるとストーリーの大半を占めているのは、母親と娘の歪んだ関係だった。

祖母から母へ。母から娘や嫁へと続いていく、母親になるという呪い。
母性神話が未だに根強い日本の家庭内での、母親という名の毒が虐待、暴力、歪な夫婦関係を通して描かれる。
帯の裏側に、「絶望から、目を背けるな」という一文がある。まさに絶望の連鎖に少々しんどい思いはするが、最終章ではかすかな光を感じたのが救いだった。
イオカステの揺籃 (単行本)Amazon書評・レビュー:イオカステの揺籃 (単行本)より
412005568X
No.2:
(3pt)

「イオカステ」とは。

遠田潤子さんの本はこれまで読んだことがなく、タイトルに惹かれて購入しました。

50ページほど読んだところで一種の気持ち悪さを感じまして、そこで初めて「イオカステ」とはどういう意味なのか調べてみたところ、気持ち悪さはさらに増しました。自分にはギリシア神話や精神病理学などの教養がないので、この言葉は知りませんでした。50ページ地点で「イオカステ」的な描写はないものの、これからそういう展開になるのかと想像しただけで先を読む気力は完全に失せ、本を閉じました。
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No.1:
(4pt)

ゆりかごは重くのしかかる。

深紅のバラ。
完璧に美しく清潔な佇まいの中に、不穏な空気が渦巻き、不協和音が響き渡る。
読み進めるごとに戦慄が走る。
いったい母親とは。
そして、母と子の心をつなぐ関係とは。
自己の存在のあり方は、つねにアップデートしていかないといけないのだと語っている。
イオカステの揺籃 (単行本)Amazon書評・レビュー:イオカステの揺籃 (単行本)より
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