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(短編集)
鬼平犯科帳 決定版4
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鬼平犯科帳 決定版4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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1から4巻まで読みましたが、同じような展開で若干飽きてきたのでこの巻で一休みとしたいと思います。 | ||||
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盗人は、なりたくてなった者ばかりではない。 やむに已まれず悪の道に走った者たちが「殺生もせず強姦もせず」 という盗みの掟を守ろうとするのは、せめてもの罪滅ぼしの気持ち からだろうか。 「盗みはすれども非道はせず」というのも、ある意味、犯罪の正当化 といわれるかもしれない。 根っからの悪人は決して許さないが、情状酌量の余地がある者に 対しては罪を問わないこともある鬼平は、現代であれば司法を私物化 していることになるだろう。 しかし本書を読んでいるわたしたちは、もとより悪い奴は誰だか知って いる。 私物化かもしれないが、正しく成敗が為されている。 そこが、現実世界と違うところだ。 だから、痛快なのだな…。 7百石取りの旗本の家の小物が50両を奪って逐電した「密通」ほか7編収載。 | ||||
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池波さんのワンパターンにならない話の作りに、引き出しの多さを感じます。 例えば前巻では、兎忠が多く出て、ニヤニヤするシーンが多かったです。 今巻では、新登場した人物がいるし(「霧の七郎」「敵」)、 幕臣が黒幕の話もあります(「密通」「夜鷹殺し」)。 一風変わっているのが、「血闘」です。斬りあいがメインで、おまさを救出する だけの話です。 おまさが印象付けられる話になってます。 池波さん、それが狙いだったのかな? | ||||
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「血闘」「敵」「霧の七郎」「五年目の客」「密通」「あばたの新助」「おみね徳次郎」「夜鷹殺し」と続きます。 鬼平犯科帳、鬼平さんの魅力といえば、優しさと強さ、目溢しという表現で、貧しさ等やむにやまれぬ事情で罪を犯した人々を救うかと思うと、一方で、凶悪な犯人を果断な処置で一刀両断に切り捨てる、その対極の美しさ、強さに惹かれるのだと、勝手に解釈しています。 また、時代劇というと数十人の敵を、一人の剣客がバッタバッタと切り捨てる類の話が多いのですが、鬼平犯科帳においては、鬼平さんといえども、三人くらいの敵に囲まれると、中々勝てないという具合に、物語のロマンと現実の厳しさのバランスが良いので、思わず惹き込まれてしまうのだとも考えています。 そんな勝手解釈に基づいて読ませていただくと、この巻の8篇はどれも素晴らしい作品ばかりです。 特に「五年目の客」、私は好きです。 是非、お読みいただきたい一遍です。 | ||||
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ここまで巻を読み進めると、登場人物が次第にそろってきます。 もちろん、新しい人物も5巻以降にたくさん登場しますが、ここまでくると、さらに先に進みたくなります。 つまり、鬼平にどっぷりと嵌る節目の巻となるのではないかと思います。 | ||||
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やはり、江戸を舞台にした方が、鬼平のキャラクターが、 浮き立っていい。 鬼平が、どう判断するのかというところが、 鬼平の人柄というか、モラルがあって、楽しめる。 盗みは、リーダーによって、かなり、人となりが出る。 いぬとしての おまさの活躍が、鬼平への思いもあって、 危険なところまで、踏み込んで行く。 血闘での、犬の仕事。囮捜査としての夜鷹になる。 鬼平にためには、死をもいとわないというのが、 にじみでてくる。 おみね徳次郎のコンビは、お互いの素姓を知らず、 相性がいいことが、仇となる。 上杉謙蔵の腕は確かだが、外見で判断される。 そのことが、自分自身も浮かばれない。そんな悲哀がにじみ出る。 | ||||
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鬼平犯科帳を今まで読んでいなかったので電子書籍で手軽に読めるため読み出したら止まらなくなってしまった。次々と読みたくなってしまう。 | ||||
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本当にカッコ良いんです。 中身はもう言わずともでしょう。 文庫は全巻揃って居るのに、つい買ってしまいます。 旅先で、出張先で、お昼休みに、通勤電車の中で、どこに居ても平蔵の活躍が読める。 お勧めです。 | ||||
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池波正太郎は最高。この年代には完璧マッチング。鬼平の情にあふれた裁きに感動!! | ||||
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もう時間の経つのも忘れてしまいます。寝しなに読むのは危険です!気がついたら朝(≧∇≦) | ||||
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読みぱっなしなので、電子書籍で十分です。読みやすく、整理もしやすい。 | ||||
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池波正太郎の作品は、どれも人間の業を鋭く描くものが多いです。時代ものとしての面白さにこの、哀しき業に囚われた者たちを、主人公の平蔵がどう裁くか、そこが一番の読みどころです。 | ||||
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鬼平はいつ読んでも面白い池波文学の 代表作。ついつい時の経つのも忘れて 読んでしまった。 | ||||
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