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セカンドチャンス



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【この小説が収録されている参考書籍】
セカンドチャンス

セカンドチャンスの評価: 3.92/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(3pt)

あんまり・・・。

伊坂幸太郎?
学生が読む本?
セカンドチャンスAmazon書評・レビュー:セカンドチャンスより
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No.11:
(4pt)

中高年ならではの悲哀、孤独、体調懸念の描写を厚くした方が

医療事務担当として病院に入職した、麻里。家庭の事情で退職し、20年間も両親を介護した。母親を見送ってから、新しく眼科の検査助手に就き、そして体調変化に気づいた。医師に嫌味を言われ、未婚であることに健康不安も高まり、彼女は泳ぐことを選んだ。生活習慣病と向き合って結果を残すのは本当に難しいけど、麻里は元来、とても生真面目なんだと思う。少しずつ体調が良くなり、自信を取り戻す描写も多く、良かった。もっと生々しい、中高年ならではの悲哀、孤独、体調懸念の描写を厚くした方が、鼓舞される人は増えるかも。
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No.10:
(3pt)

青春スポ根ラノベの中年女性版

初出は「小説現代」2022年4月号
篠田節子には珍しい、ヒネりが全く無いライトノベル調のスポーツドラマ。
母を見送った後の51才中年未婚女性。成人病の心配から、ほとんど泳げないのにスイミングスクールに通いだす。教官や仲間たちとの交流の人間模様と大会出場。スポーツのがんばりとほのかな恋愛感情。

スポ根学園ラノベと同じような構成にびっくり。気楽に読めるし、高齢化日本社会にピッタリした内容かも。
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No.9:
(3pt)

著者らしくない王道の展開

篠田節子の描く人にしては珍しく普通の人の前向き小説。

水泳を始めて体の調子も良くなり大会を目指すという内容は、結末も含め分かりやすい。
ただ彼女が描くにしてはすごく物足りない。
初期のころのようなもっと人の内面に潜むちょっとした部分から大きな展開に持って行くタイプの小説こそが醍醐味なのに。

最近この手のハートフルな路線に行きがちだけど、この手の内容ならあえて著者が手を出さなくてもいいのにもったいない。
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No.8:
(4pt)

みんな「今」を泳いでいる

「中高年初心者いきなりドはまり系王道小説」です。はまる対象はランニング、ロードバイク、スポーツ観戦、アイドル、ペット、家庭菜園、蕎麦打ちなどテーマはほぼなんでもアリ、なのですが本作は「スイミング」。顔を水につけるレベルからなんと努力を重ねて1年後には大会参加を目指す、というたいへんわかりやすいお話です。

もちろん長く生きていればいるほど家族、親戚、地域、職場でのつながりが濃密になるぶん、個人の生活を制約する枷もふえて、なかなか自由に目標達成とはいかない紆余曲折を上手に切り取ってつなげてあります。屈折したキャラクターも登場しますが基本的には全員が善人なので安心して読み進められました。

国際派社会小説「インドクリスタル」、宗教哲学的「失われた岬」など守備範囲の広い作家さんですが個人的には「田舎のポルシェ」や本作のような「こころ温め系」が真骨頂だと思います。
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No.7:
(5pt)

挑戦する姿は美しいです(楽しい小説)

主人公は、太めの女性。入会したスイミングクラブの仲間も、家族の様子も生き生き書かれてました。知的障害のゆうちゃんを通して見た、母親の愛情にもジンワリ来ました。人生で挑戦すること、応援すること、再度考えさせられたお話でした。
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No.6:
(5pt)

泣けますよー!!

中年の青春スポ根(?)小説。
小太りの麻里ちゃんが水泳にハマり、上達してついに、まったく想像していなかった高みに挑戦するまでに!
最後の20ページは興奮して、泣けて、大好きで、読み終えてすぐさまラスト20ページ×三回読み返しました。
こんなことは滅多にしません。代金分はきっちりモトとれます。
文句なくおすすめの一冊。
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No.5:
(3pt)

50代からなら

主人公の50代からのセカンドチャンス 健康診断の結果に対し健康重視の為水泳教室に飛び込んだ
今までの古い常識めいた実家の生活に何か変化を求めてのスポーツセンターへの入部 普通の事ながら
普通に出来なそうな日々を読み ああこんな生き方も有るんだな 私は篠田先生に近い年齢ですが一人のシングルの女性の毎日の刺激の欲を垣間見た気で楽しませていただきました。
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No.4:
(5pt)

中高年の青春小説!

篠田さんの小説としては、ずいぶんと軽い内容のものですが、これはこれでとても面白く読みました。
『弥勒』とか『仮想儀礼』とかの系統ではなく、『百年の恋』『ブルー・ハネムーン』の系統というところでしょうか。読後感は、全体に爽快な感じの小説、という印象ですが、中高年の悲哀あってのそれになっていて、これはこれで篠田さんらしいし、篠田さんにしか書けない素晴らしい作品だと思います。
篠田さんの愛読者にはもちろん、篠田さんの小説をこれまで読んだことのない人にも是非読んでほしい作品です。
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No.3:
(3pt)

楽しく読みました

全方向に「程」が良くて気持ちよい
「どうせコナミかセントラル」と言わせておいて、巻末記載の取材協力セントラルってトコに笑ってみた
よもや谷口さんが、そこでそんなふうに引っ掛かるとはいやはや何とも
「ああ…」と思ってしまうんだからきっとある事なんだろうなあ
面白く楽しみました
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No.2:
(4pt)

さわやか

想像していた内容とは違いますが、読後感はさわやかでした。途中で思わず涙したのに最後はあっさり。
このあたりの年代の主人公設定は少ないし、逆に、ドラマチックすぎる展開にならないからこそいいのかも。
泳ぎたくなるというか、何かに挑戦してみたくなる、夏にお勧めの本。
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No.1:
(5pt)

読後もほのぼのした余韻が続く

軽妙でペーソス溢れる篠田節子節が全開である。
看取ったばかりの両親の介護などに人生を費やし、結婚することもなく50歳を過ぎた独身中年女性が主人公だ。
高血圧や高脂血症に苦しみ、病院の生活習慣改善プログラムに参加している。
そんな彼女が、思い立って潰れそうな相模スポーツセンターの会員になり、スイミングを始めるところから物語が勢いよく転がり始める。
こういうテンポと乗りの良さでは彼女の右に出る人はいない。
気が付いたら半日で読み終えていた。
前作の『失われた岬』は少しガッカリだったが、本書と同ジャンルの『田舎のポルシェ』に続く秀逸作。
読後もほのぼのした余韻が続いている。
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