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夜魔 -怪-



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)

夜魔 -怪-の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

奇怪な世界観

この話の主人公は魔女を魔女たらしめた一人の男です。
怖いけど、最後までいっきに読みきってしまう本です。
夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)より
4048682873
No.2:
(3pt)

痛いなぁ

書き下ろし1作の為だけに買ってしまった第2弾。
書き下ろし同士がリンクしているという、読んでいてニヤリとしてしまった。ニクイやり方だ。
それにしても【甲田学人さん】の作品は毎度痛いなぁ……と思う。
夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)より
4048682873
No.1:
(3pt)

怪談で統一してほしかった

第1話の「ハクセンキタン」(本ではむつかしい漢字を使っています)がいいです。
幽霊が現れるのではないかと、びくびくしながら歩く夜の道の怖さを、みごとな描写力で描いてみせます。

「化物が出るからこわいのではなく、怖く描くから怖いのだ」とは、最近読んだ怪談の書き方入門の書にあった言葉です。
「ハクセンキタン」はこの絶好の見本となるでしょう。

ただし、残念なことに、ラストが、です。
視点が変わるのです。
人称も1人称から3人称に変わります。
ライトノベルでよく見られる手法ですが、この作品に限っては、成功しているとはいいがたいです。
「あれ、もしかして、人称が変わったのかなあ」ととまどっているうちに、小説が終わってしまって、気がそがれた分、怖さも減少してしまいました。
1人称の部分だけで終わってもよかったのではないでしょうか。

第2話は「ツロイキタン」。
これもよくできた怪談でした。

問題は第3話の「ツギキキタン」です。
これが文庫化にあたっての書き下ろしだと思いますが、まったく浮いてしまっているのです。
前半は私小説風の雰囲気で、どちらかというと大人向きの小説です。後半はホラーではあるものの、前の2作とは違い、グロで怖がらせようとしています。
この第3話が浮いてしまっているために、本全体の評価が低くなってしまいました。
夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:夜魔 -怪- (メディアワークス文庫)より
4048682873

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