誰かがこの町で

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誰かがこの町での評価:

3.68/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 21〜40 2/3ページ
No.27
(3pt)

コロナ禍にもつうじる同調圧力の恐怖

この作者さんの第66回江戸川乱歩賞を受賞した「わたしが消える」がとてもよかったので、続くこちらも読んでみたくなって図書館にリクエストしていたもの。

====データベース===
高級住宅街の恐ろしい秘密。住民たちが隠し続けてきた驚愕の真実とは?

人もうらやむ瀟洒な住宅街。その裏側は、忖度と同調圧力が渦巻いていた。
やがて誰も理由を知らない村八分が行われ、誰も指示していない犯罪が起きる。
外界から隔絶された町で、19年前に何が起きたのか。
いま日本中のあらゆる町で起きているかもしれない惨劇の根源を追うサスペンス!
江戸川乱歩賞受賞第一作。
==============

う~ん、<同調圧力>とか<村八分=いじめ>とか、作者さんの狙いはわからなくはない。
とくにコロナ禍を生きる現在、マスク警察だの反ワク信者だの、その手の言葉が生まれている実際を生きているからこそ、共感できる部分もあるし、ぞっとする部分もある。

ただ、しかし、私的にはう~ん、なのだ。
微妙~っ! って感じなのだ。

この”もやもや”を言語化してみると、「これ、起こりえるか?」という疑問につきる。

これ、あまり賢くない(失礼!)中学や高校の一クラス30人前後の規模で起きるカースト問題ならわからなくもない。

でも、仮にもニュータウンとして経済的に余裕がある家族が暮らす瀟洒な住宅街だよ。その数は10戸や20戸ではないはずで、住民の数だって30人、40人ってわけじゃない。そのぶんいろんな考え方の人がいるでしょ。

物語のなかでは、この町に暮らす家族の子供はみんな同じ一か所の学校に通わせるのが習いみたいに語られているけれど、そうかなあ~、義務教育のうちは地区にある学校かもしれないけれど、大学なんて、できるお宅のお子さんはここから離れて進んで有名国立私立大学にいくだろう。
それがそろいもそろって町民の暮らしぶりが均一化されていて、おまけに<町全体で悪に加担している>ときたもんだ。
この力業の構図が私には納得できかねた。

そもそもあの弁護士資格を諦めた昔の事件の真相をひとりで追っていた法学部出身の奥さまの”旦那”という存在がまったく出てこない。
そして自分の息子が誘拐殺人の目に遭っているのに、その父親=旦那の思考は時代錯誤も甚だしい男尊女卑に突き抜けてしまっているし。
う~む。

なんか極端すぎるんですよね。
そうじゃない人もいるはずなのに、そっちには目を向けず極端なほうだけを書いて<町全体が>とくる。

で、その極端な人たちというのが、揃いも揃って非科学的で。
<自分の頭で考える>訓練が全くされていない、感情のみで生きる牙むき出しの野生動物とでもいうんですか、あんたたち、もはや動物だな、って感じで。
これがリアルな世界でもある話だっていうのなら、たとえ家を買ったとしても私はこんなところに住んでいたくないわ~。

一方、これ、因習が残る限界集落やカルト教団ならものすごく納得できる話になります。
実際、オウムによって一家皆殺しにされてしまった坂本弁護士事件を知っている世代の私には納得しかありません。
作品としてはそれほどの出来ではなかったかもしれないけれど、佐藤浩市さんで映画化もされた「楽園」の限界集落のほうが私的には説得力がありました。(まあ、あれはそれこそ実話をもとにしているんですが。)

ということで、主人公のリコール隠しなど「上の力におもねた結果、正しいとされる行動をとれなかった」=「長いものに巻かれて正義に背を向けた」というテーマで作者の訴えたいことは分かるんですが、★3つの可もなく不可もなくという評価にさせていただきます。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.26
(3pt)

コロナ禍にもつうじる同調圧力の恐怖

この作者さんの第66回江戸川乱歩賞を受賞した「わたしが消える」がとてもよかったので、続くこちらも読んでみたくなって図書館にリクエストしていたもの。

====データベース===
高級住宅街の恐ろしい秘密。住民たちが隠し続けてきた驚愕の真実とは?

人もうらやむ瀟洒な住宅街。その裏側は、忖度と同調圧力が渦巻いていた。
やがて誰も理由を知らない村八分が行われ、誰も指示していない犯罪が起きる。
外界から隔絶された町で、19年前に何が起きたのか。
いま日本中のあらゆる町で起きているかもしれない惨劇の根源を追うサスペンス!
江戸川乱歩賞受賞第一作。
==============

う~ん、<同調圧力>とか<村八分=いじめ>とか、作者さんの狙いはわからなくはない。
とくにコロナ禍を生きる現在、マスク警察だの反ワク信者だの、その手の言葉が生まれている実際を生きているからこそ、共感できる部分もあるし、ぞっとする部分もある。

ただ、しかし、私的にはう~ん、なのだ。
微妙~っ! って感じなのだ。

この”もやもや”を言語化してみると、「これ、起こりえるか?」という疑問につきる。

これ、あまり賢くない(失礼!)中学や高校の一クラス30人前後の規模で起きるカースト問題ならわからなくもない。

でも、仮にもニュータウンとして経済的に余裕がある家族が暮らす瀟洒な住宅街だよ。その数は10戸や20戸ではないはずで、住民の数だって30人、40人ってわけじゃない。そのぶんいろんな考え方の人がいるでしょ。

物語のなかでは、この町に暮らす家族の子供はみんな同じ一か所の学校に通わせるのが習いみたいに語られているけれど、そうかなあ~、義務教育のうちは地区にある学校かもしれないけれど、大学なんて、できるお宅のお子さんはここから離れて進んで有名国立私立大学にいくだろう。
それがそろいもそろって町民の暮らしぶりが均一化されていて、おまけに<町全体で悪に加担している>ときたもんだ。
この力業の構図が私には納得できかねた。

そもそもあの弁護士資格を諦めた昔の事件の真相をひとりで追っていた法学部出身の奥さまの”旦那”という存在がまったく出てこない。
そして自分の息子が誘拐殺人の目に遭っているのに、その父親=旦那の思考は時代錯誤も甚だしい男尊女卑に突き抜けてしまっているし。
う~む。

なんか極端すぎるんですよね。
そうじゃない人もいるはずなのに、そっちには目を向けず極端なほうだけを書いて<町全体が>とくる。

で、その極端な人たちというのが、揃いも揃って非科学的で。
<自分の頭で考える>訓練が全くされていない、感情のみで生きる牙むき出しの野生動物とでもいうんですか、あんたたち、もはや動物だな、って感じで。
これがリアルな世界でもある話だっていうのなら、たとえ家を買ったとしても私はこんなところに住んでいたくないわ~。

一方、これ、因習が残る限界集落やカルト教団ならものすごく納得できる話になります。
実際、オウムによって一家皆殺しにされてしまった坂本弁護士事件を知っている世代の私には納得しかありません。
作品としてはそれほどの出来ではなかったかもしれないけれど、佐藤浩市さんで映画化もされた「楽園」の限界集落のほうが私的には説得力がありました。(まあ、あれはそれこそ実話をもとにしているんですが。)

ということで、主人公のリコール隠しなど「上の力におもねた結果、正しいとされる行動をとれなかった」=「長いものに巻かれて正義に背を向けた」というテーマで作者の訴えたいことは分かるんですが、★3つの可もなく不可もなくという評価にさせていただきます。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.25
(5pt)

濃いぞ

良い意味で期待を裏切られました。気軽にサクサク読めるかるいものではありませんでして。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.24
(5pt)

濃いぞ

良い意味で期待を裏切られました。気軽にサクサク読めるかるいものではありませんでして。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.23
(1pt)

つまらないです

つまらないミステリーの見本のような本です。
人間が描かれず、ミステリーの進行のための登場人物であり、その造形であり、薄っぺらい。
そんな中で謎が秀逸ならまだ許せるんだけど、それも薄っぺらいので全然面白くありません。絶賛している人はあんまり本読まない人なのかなとまで思います。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.22
(1pt)

つまらないです

つまらないミステリーの見本のような本です。
人間が描かれず、ミステリーの進行のための登場人物であり、その造形であり、薄っぺらい。
そんな中で謎が秀逸ならまだ許せるんだけど、それも薄っぺらいので全然面白くありません。絶賛している人はあんまり本読まない人なのかなとまで思います。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.21
(5pt)

積読中♪
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.20
(5pt)

積読中♪
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.19
(1pt)

長い物には巻かれろ

これは同調圧力というより長いものには巻かれれろという昔からのことわざに近いものだ。
同調圧力というのはもっと得体のしれないもので、この物語のように有力者に取り入らないと街を追い出されてしまう恐怖から、という薄い動機のものではないと思う。
それにこの程度の有力者の圧力で、なぜ一家惨殺事件が直接の動機を持たない一般市民(町民)たちによって起こされてしまうのか?理解できなかった。忖度殺人なの?そんなに人間、一面的ではないと思う。無理も無理すぎる。
ましてや殺人犯人をでっち上げ(簡単にみんな信じてしまうのだ)自首を町内有志が強要しに車で行進して行ったり、警察の捜査を公然とデモって邪魔したり考えられないストーリー展開。
自分の子供を残虐に殺されたのにその犯罪への感情が薄いのと失踪する一家の描き方もその主婦のみが描かれ夫の方は何の描写もないのもバランスが悪いというかリアリティを損なっている。
200人以上いる町の赤の他人同士の住人を同調圧力一点でまとめるなんてことが可能だろうか?

この登場人物たちは様々な「長いものに巻かれたわけ」だが、長いモノとは世間や会社の町内の人間関係ではなく「長い小説に巻かれた」だけのようである。
追伸:それに地区の区長なんてものは行政職とちがって面倒臭い役まわりで誰もが敬遠する役。それに指導力、同調云々は関係ないと思う。もっともこれはうちの地域の話だが。区長の鶴の一声でとか忖度してなんてありえない。
これ、むしろ宗教で住民が結び付いたアメリカ西部の保守的な田舎の町の話だったら現代の魔女狩り的な形でありえたかもしれない。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.18
(1pt)

長い物には巻かれろ

これは同調圧力というより長いものには巻かれれろという昔からのことわざに近いものだ。
同調圧力というのはもっと得体のしれないもので、この物語のように有力者に取り入らないと街を追い出されてしまう恐怖から、という薄い動機のものではないと思う。
それにこの程度の有力者の圧力で、なぜ一家惨殺事件が直接の動機を持たない一般市民(町民)たちによって起こされてしまうのか?理解できなかった。忖度殺人なの?そんなに人間、一面的ではないと思う。無理も無理すぎる。
ましてや殺人犯人をでっち上げ(簡単にみんな信じてしまうのだ)自首を町内有志が強要しに車で行進して行ったり、警察の捜査を公然とデモって邪魔したり考えられないストーリー展開。
自分の子供を残虐に殺されたのにその犯罪への感情が薄いのと失踪する一家の描き方もその主婦のみが描かれ夫の方は何の描写もないのもバランスが悪いというかリアリティを損なっている。
200人以上いる町の赤の他人同士の住人を同調圧力一点でまとめるなんてことが可能だろうか?

この登場人物たちは様々な「長いものに巻かれたわけ」だが、長いモノとは世間や会社の町内の人間関係ではなく「長い小説に巻かれた」だけのようである。
追伸:それに地区の区長なんてものは行政職とちがって面倒臭い役まわりで誰もが敬遠する役。それに指導力、同調云々は関係ないと思う。もっともこれはうちの地域の話だが。区長の鶴の一声でとか忖度してなんてありえない。
これ、むしろ宗教で住民が結び付いたアメリカ西部の保守的な田舎の町の話だったら現代の魔女狩り的な形でありえたかもしれない。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.17
(5pt)

いきすぎた負の行動。

同調圧力をおぞましく描いている。
安全・安心というイデオロギーは過剰にエスカレーションしていく。
「住民を守るのではなく、町を守る」のフレーズ。
その結束力は囲い込まれた閉鎖社会を築き上げてしまい、主義に合わないものは隠蔽してしまう。
集団によるいじめ問題の根源もしかり、企業の組織的な隠蔽もしかりと語っている。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.16
(5pt)

いきすぎた負の行動。

同調圧力をおぞましく描いている。
安全・安心というイデオロギーは過剰にエスカレーションしていく。
「住民を守るのではなく、町を守る」のフレーズ。
その結束力は囲い込まれた閉鎖社会を築き上げてしまい、主義に合わないものは隠蔽してしまう。
集団によるいじめ問題の根源もしかり、企業の組織的な隠蔽もしかりと語っている。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.15
(1pt)

これはちょっと

あおり文やあらすじに期待して購入したが登場人物の誰一人として感情移入できず。
主人公が依頼人のことを警戒しているのかと思ったら身元調査前にあっさり信用して、これからの行き先を教えて出し抜かれる流れは特にひどかった。
他の方も書いているが結末も大して意外性もなく時間と金を返してほしいレベル。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.14
(1pt)

これはちょっと

あおり文やあらすじに期待して購入したが登場人物の誰一人として感情移入できず。
主人公が依頼人のことを警戒しているのかと思ったら身元調査前にあっさり信用して、これからの行き先を教えて出し抜かれる流れは特にひどかった。
他の方も書いているが結末も大して意外性もなく時間と金を返してほしいレベル。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.13
(5pt)

自治会関係者の必読書だ。

自治会の役員をしているが、同調圧力について興味があって購入し、読んだ。。
日本人のもともとある同調圧力が自治会という小さな団体でその威力を
発揮したときの危険性を学ぶことができた。自治会関係者の必読書だ。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.12
(5pt)

自治会関係者の必読書だ。

自治会の役員をしているが、同調圧力について興味があって購入し、読んだ。。
日本人のもともとある同調圧力が自治会という小さな団体でその威力を
発揮したときの危険性を学ぶことができた。自治会関係者の必読書だ。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.11
(5pt)

小さくても現代社会の片隅に必ず存在すること

他者の世界を認める優しい理解と想像力が必要だと改めて感じた本だった。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.10
(5pt)

小さくても現代社会の片隅に必ず存在すること

他者の世界を認める優しい理解と想像力が必要だと改めて感じた本だった。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299
No.9
(5pt)

集団心理

日本の村社会における怖い部分を凝縮した作品でした。どこにでも起きうる身近さがあり、作品にのめり込んでいきました。本当に良い作品です。
誰かがこの町で (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町で (講談社文庫)より
406537619X
No.8
(5pt)

集団心理

日本の村社会における怖い部分を凝縮した作品でした。どこにでも起きうる身近さがあり、作品にのめり込んでいきました。本当に良い作品です。
誰かがこの町で Amazon書評・レビュー: 誰かがこの町でより
4065260299