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南冥の雫 満州国演義 八
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南冥の雫 満州国演義 八の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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タイトルは「満州国演義」なのだが、第一巻から通しても肝心の満州国の機構や内部事情にはあまり触れられていないな。溥儀や満州人高官の名前なんか滅多に出ない。いくら日本の傀儡国家とはいえ、甘粕や関東軍、憲兵隊だけが満州国じゃないだろうに。いっそのこと「大東亜戦争演義」とか「愚劣な関東軍ならびに憲兵隊演義」に改題した方がいいのじゃないか。その方が内容に合っている。 なによりも、たかが卑しい憲兵風情にこだわりすぎているし、関東軍使用の車両の製造元や型番など、本筋に無関係な些細なことにも妙なこだわりがある。 そんなことより、船戸はもっと文章や言葉にこだわるべきだ。船戸のどの本もそうなのだが、「すさまじい」と「どういう意味です、それ?」が滅多やたらと出てくるし、あいかわらず文章も下手だ。作家のくせに類語辞典も持っていないのかと聞きたい。すさまじく語彙の貧弱な作家だ。 | ||||
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読んでいてこちらまでむせてしまいそうなたばこ、たばこ、ちょつとひどすぎます。8巻で終わりとおもつていたら9巻までだそうで、最後はすつきりした空気のなかで読ませてください。ずいぶんながい小説なので作者もおつかれでしょう、今までのような覇気がなくなつたきがします。大東亜戦争にくわわつた者として初めから身の引き締まる思いで読みました。負け戦で終わるにしてもあのころを懐かしく思われるよう完結させてください。尚身体のために煙草は控えめに。 | ||||
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