■スポンサードリンク
北辰群盗録
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
北辰群盗録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この金額でこの内容なら文句なくコスパ最高です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
榎本武揚氏の部隊の生き残りが北海道で… の一連の作品の一つです。 北海道のワイルドさ、理想国家に燃える若者、国の流れに翻弄される人たち、などなど 丁寧に書き込んで下さっていると感じます。 ありがとうございます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
五稜郭の戦いで降伏を伝える伝令として室蘭に行かされた兵頭俊作はそのまま行方をくらます。 5年後(明治7年)、彼は共和国騎兵隊として札幌に現れ、強盗行為を行います。掃討のため、江戸からきたのはかつての戦友矢島従太郎。共和国設立(五稜郭に逃げた榎本武揚の目的であった)というかつての夢をかなえようとする兵籐と、それを阻止しようとする矢島(明治政府)の戦いが始まります。 解説にも書いてありますが、北海道を舞台とした(といっても札幌、函館、石見と舞台は限定されている)アクション小説です。20人対20人みたいな「少人数による覇権をかけた戦い」なので読み応えがあります(原稿量と物語のスケールが良い按配になっているという事)。スティーブンハンターの傑作アクション小説『真夜中のデットリミット』(新潮文庫)によると、軍人にとって最も体験してみたいのがこのシチュエーションだそうです。 佐々木譲には『ベルリン飛行指令』や『エトロフ発緊急電』(ともに新潮文庫)のような名作といわれるものもあります(それなりに面白い作品です)。しかし、この二つはスケールがでか過ぎて、深く濃くかけていない。そのため物語りの盛り上がりに少しだけかけると思っています。 佐々木自身の文体が怜悧なものがあるのも原因? 船戸のような爆発過剰な作家ではありません。でも本書は北海道のある一部、と舞台を限定して描いている為、深く濃く書かれています。西部劇、アクション小説が好きな人には面白い作品です。船戸作品ぽい作りになってますがちょっとキャラ立ちが弱い所あり。それでも一気に読んでしまいました。 『五稜郭残党伝』(集英社文庫)もこれと関係していているみたいなので読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!