メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち
評判
メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たちの評価:
4.55/5点 レビュー 11件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全11件 1〜11 1/1ページ
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メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たちの評価:
4.55/5点 レビュー 11件。 A ランク
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でも、そういうことはさておいて、古典作品の娘たちが活躍するだけでもとても楽しいし、にぎやか。そして全体を貫くのは、彼女たちのシスターフッド。あえてフェミニズムSFなんて考える必要はない。ヴィクトリア朝の女性にとって窮屈な時代を、現代の作家が描けば、そうなるにきまっている。そして、そのことが明確に示されるのが、書かれているスタイル。小説は、彼女たちのひとり、モロー博士の娘が執筆しているという設定だけれど、文章の途中にしばしば、彼女たちのコメントが挿入されていて、これがまたおかしい。というか、娘たちそれぞれのキャラクターがうまく生かされている。キャラクターが多様ということは、そのまま女性の多様さにつながっている。活動的ではないスカートじゃ冒険はできない。まあ、マッド・サイエンティストの娘たちは、みんなモンスターなんだけど。
ストーリーはといえば、ジキル夫人の葬儀からはじまる。娘のメアリ・ジキルは遺産の処分もできず、生活に困るような状態だが、そこで母親がハイド氏に送金していたことを知る。ハイド氏には懸賞金がかけられているので、彼を探しに行く。そこから、マッド・サイエンティストの協会の存在を知り、関係するかもしれない連続殺人事件とつながっていく。その過程で、ハイド氏の娘やモロー博士の娘などと出会い、仲間になっていく。
殺人事件の捜査をしていたホームズとワトスンとも出会うけれど、この二人がいい味を出している。なにげにメアリ・ジキルが気になるホームズのツンデレな感じとかね。
事件は完全に解決したわけではなく、次が気になるところです。追加メンバーもいそうだし、って何か戦隊物みたいですね。