そして、海の泡になる

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評判

そして、海の泡になるの評価:

4.21/5点 レビュー 14件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(4pt)

バブル期を振り返る

バブル期におきた実際の巨額詐欺事件をベースにしたミステリー。私が、その事件の中心人物だった朝比奈ハルの関係者達に取材をしていくかたちで物語が進んでいく。

ハルの生い立ちや1980年代頃のバブル経済情勢が語られ、単なるノンフィクションのようなものかと思いきや、ラストは作者らしく伏線あるミステリーチックな仕掛けも施されていました。

また、実際の関連性は分かりませんが、バブル史に残るような事件を引き起こした人物の心理状態の描写もエンタメ小説として興味深かったです。
そして、海の泡になる (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になる (朝日文庫)より
4022651326
No.5
(4pt)

バブル期を振り返る

バブル期におきた実際の巨額詐欺事件をベースにしたミステリー。私が、その事件の中心人物だった朝比奈ハルの関係者達に取材をしていくかたちで物語が進んでいく。

ハルの生い立ちや1980年代頃のバブル経済情勢が語られ、単なるノンフィクションのようなものかと思いきや、ラストは作者らしく伏線あるミステリーチックな仕掛けも施されていました。

また、実際の関連性は分かりませんが、バブル史に残るような事件を引き起こした人物の心理状態の描写もエンタメ小説として興味深かったです。
そして、海の泡になる Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になるより
4022517328
No.4
(5pt)

年配者にとって、過去の経験の再確認

戦後日本の経済環境を丁寧に表現した経済サスペンス小説である。60~70代の年配者にとって、程度の差は別にして、波乱に満ちた戦後の日本を経験しているはずである。この本は、そういった時代背景と現代のコロナ禍を対比したサスペンスであり、とても面白い内容である。ストーリーも通常のサスペンス小説にはない歴史もののような組み立てであり、斬新な感じであった。年配者にとっては、古き良き時代を思い起こせるような本であった。
そして、海の泡になる (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になる (朝日文庫)より
4022651326
No.3
(5pt)

年配者にとって、過去の経験の再確認

戦後日本の経済環境を丁寧に表現した経済サスペンス小説である。60~70代の年配者にとって、程度の差は別にして、波乱に満ちた戦後の日本を経験しているはずである。この本は、そういった時代背景と現代のコロナ禍を対比したサスペンスであり、とても面白い内容である。ストーリーも通常のサスペンス小説にはない歴史もののような組み立てであり、斬新な感じであった。年配者にとっては、古き良き時代を思い起こせるような本であった。
そして、海の泡になる Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になるより
4022517328
No.2
(4pt)

明らかな悪人やマヌケな奴らなどいなかった

1989年大学入学世代の私に取って、「バブル」は、「欲に目がくらんだ人たちが、失敗すべくして失敗した」という安直な印象だったし、尾上縫さんの事も、「強欲な女性」などと思っていた。今となっては、よくもそんな愚かな感想を持っていたものだ。自分自身、歳をとって、自ら投資も始めてみて、そこには明らかな悪人や、マヌケな奴らなどいなかったことがよく分かる。バブルによる成功も失敗も、人生の一コマであり、全員がプレイヤーだったのだ。なんとなれば、一度きりの人生、やらない後悔よりもやった後悔の方がよほどマシというものだ。作中で何度か言及される通り、現在のコロナ騒動も、「人類全体で影響度を読み間違った」という意味ではバブルと同様だ。この先の予測は不可能だが、社会の構成員の一人として、傍観者ではない、自らの人生を歩みたいものだと思った。
そして、海の泡になる Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になるより
4022517328
No.1
(4pt)

明らかな悪人やマヌケな奴らなどいなかった

1989年大学入学世代の私に取って、「バブル」は、「欲に目がくらんだ人たちが、失敗すべくして失敗した」という安直な印象だったし、尾上縫さんの事も、「強欲な女性」などと思っていた。今となっては、よくもそんな愚かな感想を持っていたものだ。自分自身、歳をとって、自ら投資も始めてみて、そこには明らかな悪人や、マヌケな奴らなどいなかったことがよく分かる。バブルによる成功も失敗も、人生の一コマであり、全員がプレイヤーだったのだ。なんとなれば、一度きりの人生、やらない後悔よりもやった後悔の方がよほどマシというものだ。作中で何度か言及される通り、現在のコロナ騒動も、「人類全体で影響度を読み間違った」という意味ではバブルと同様だ。この先の予測は不可能だが、社会の構成員の一人として、傍観者ではない、自らの人生を歩みたいものだと思った。
そして、海の泡になる (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: そして、海の泡になる (朝日文庫)より
4022651326