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プロジェクト・インソムニア
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プロジェクト・インソムニアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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「#真相をお話します」が好きだったので同じ著者のこちらを読んでみましたがつまらなかったです。「#真相をお話します」のようなスピード感のある展開を求めているなら読まないほうが良いです。 まず設定が受け入れられなかったです。脳に埋め込まれた極小チップで夢を共有するという設定なのですがリアリティがないですね。そこまでして夢を共有したい人がいるとは思えません。そんな技術があるならVRゲームを開発した方がいいのではと思いました。 夢の中で死ぬと現実でも死ぬという設定もおかしすぎて無理でした。また夢の中の世界も安っぽいVRゲームのような感じでつまらなかった。 それ以外にも犯人の動機やその他の人達の行動原理がいまいち腑に落ちない。実験中に何人も死者が出ているのに実験を続ける意味が分からなかったです。 | ||||
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(a) 夢の中で複数の人が交流できる世界を形作ろうとする極秘プロジェクト「インソムニア」。実験段階で参加した8人の男女が「インソムニア」の中で交流していくのですが、物語が進むうちに1人ずつ殺されていく。その不気味さと謎解きが楽しめるミステリーです。 (b) 本書は、まず「インソムニア」の世界観を理解する必要がありますし、登場人物は複数いるし、夢と現実の世界が並行的に進んでいくこと、さらには、物語の途中で「インソムニア」の新しい特性(夢の中で死んでも現実では死なない。しかし、・・・・の場合は死んでしまう)が判明したりで、人によっては読むのがしんどい本かもしれません。 (c) 私は、全く新しい世界を作者が構築し、その世界観を理解したうえで読む必要がある本は、基本的に苦手なのですが、本書の場合は、緊密に構成され、ストーリーも上手に運んでいますので、楽しんで読むことができました。 (e) 読み終えてみると、とてもよくできた作品であることに気づきます。作者の力量の高さに驚きます。(人によって好き嫌いはあると思いますが)読むに値する良い作品と思います。 | ||||
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場面転換が急すぎて、伏線だとわかりつつも記憶に残らなかった場面が多々ありました。 読了後もいまひとつ咀嚼しきれていない(真相やトリックを文章化できない)のですが、緻密に構成された話だということはわかりました。 | ||||
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最初は眠りに問題のある人のための仮想空間だけの物語かなと思いましたが、そこで事件が起こるなんて、どういうこと?一人一人いなくなっていく。誰がどんな目的で?読み進めていくほどに一人一人がかかえている問題が明らかになっていって、ただ、どうやって?その問題も、最後に、そういうことか・・・と。読み終えた後もすっきり感があって、普通とはちょっと違うけれれど、有名な探偵も出てこないけれど、推理小説だと思います。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 人物が出揃い,間もなく起きる事件について,早い内におかしいことに気付くため, いきなり躓いた感があり,そこから動き出していく物語に入り損ねた印象を受けます. さらに,かなり際どい事件と謳う一方,そのシステムの制限の緩さには大きな疑問が…. このほか,夢の世界ということで,名前はもちろん,容姿も自由に変えられるほか, 現実に存在しないものも含め,生き物でも道具でも何でも自由に作り,動かせるため, 案の定,偽りどころか,大前提をぶち壊すトリックが用いられ,スッキリとはしません. 犯人だけでなく,周りの人間の言動や行動原理にも,いろいろ腑に落ちない点があり, 希望や赦し,救いを窺わせ,いい話のようにまとめるエピローグにも違和感を覚えます. また,恐竜や宇宙船の襲来,カーチェイスなど,描かれる夢の世界がどれも安っぽく, それらが事件や物語に深く関わることはありませんが,これまた物足りなく感じました. | ||||
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評価がいいので期待して読んだんだけど、とにかく設定が頭に入ってこなくて、登場人物の行動もお話を展開するために動いてる感があって感情移入できなかった この世界観にハマれたら面白いんだろうなって思いました 自分にはあまり合わなかったです | ||||
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●これは夢だと自覚している夢を見られるなんて、最高に幸せなことなのでは。しかも何でも願いが叶う 「ユメトピア」で、自分なら何を望むだろうか?夢が膨らみます。そんな中で起きる殺人事件なのです が・・・。 ユメトピアでのルールを整理しながら推理してゆく面白さに加え、夢と現実の部分を書き分けたり、あ えて曖昧にしてみたりで、読者を惑わしているのも小気味よい。次第に不安感や緊迫感が募ってきます。 しかも、フーダニットの犯人探しやハウダニット・ワイダニットの謎解きも素晴らしい。 ミステリー作家は苦労して積み上げたものを、最後には必ず自分の手で壊します。ちょうどドミノ倒し のようにです。読者にとって、爽快感と同時に一抹の寂しさを覚えてしまいます。 著者は暖かい心で読者を癒すようにエピローグをしめてくれます。・・・で終わってくれるのかな?ミ ステリー作家は一筋縄ではいきません! | ||||
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どう展開するのかワクワクでした。ちゃんとミステリーとして楽しめ得した気分。 | ||||
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よくできた特殊設定もの。去年から今年読んだ中では国内ではトップクラス。 緻密に組み立てられた世界観に感心した。 | ||||
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夢の中で殺されたら現実世界でも死ぬ・・・。 最初の読み始めは、設定が複雑で理解するのに必死だったが、途中から無我夢中で読んでしまいました。 いつの間にかに物語の中に自分も引き込まれてしまい、夢の中で殺されたらどうしようかと思い、 夜寝れなくなるほどです笑 また、伏線がいろんなところに張り巡らされていましたが、綺麗に回収されていました。 進撃の巨人が好きな人は好きそう。。。 新作が出ることを期待しております! | ||||
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睡眠中の夢を同時共有するという特異な実験に参加した7人の男女が夢の中で巻き込まれる殺人事件、というかなり攻めた特殊設定のミステリだが、なかなかの快作といっていいだろう。 初期の西澤保彦作品や、乾くるみの「リピート」といった系列に連なる特殊設定によるいわゆる「ワン・アイデア・ミステリー」だが、このアイデアがなにより秀逸で、サプライズに富むだけではなく、謎の回収もきわめて合理的に作り込まれている。 刊行作品としてはまだ2作目だが、今後が楽しみな注目の新鋭と言っていいだろう。 | ||||
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