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僕たちにデスゲームが必要な理由
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僕たちにデスゲームが必要な理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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この作品はデスゲームものだと思って購入したのですが殺されても生き返るし痛みもないというデスゲームとは少し違うもののようです。ですがしっかり登場人物には共感もできますし周りにどのように向き合っていくかなど描写されています。特に主人公が家族に自分の気持ちを言うシーンなどはかなり面白いし、ただぶつかるだけではダメだというところも良いと思いました。悪いと思った点は少しキャラクター達の名前が難しいと思うのでそこを注意するのと最後の「ダジャレ?」っていうシーンが少しよくわからなかったです。今生きづらいと思っている人はぜひ読んでみて欲しいです | ||||
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中学生の息子が学校で朝読書に読んでいます。とにかく読書嫌いで、どんな本を与えれば良いのかわからなかったのですが、こちらは面白いようです。 | ||||
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弟にあげたら珍しく真剣に読んでいた | ||||
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はっきり言ってつまらない。退屈なだけの作品。 何もかもがぼんやり書かれており、具体性皆無。 無駄に何人も登場人物を出すくらいなら、一人にスポットを当ててその人物の悩み、その解決を丁寧に描いてほしかった。 これではダイジェスト版のようでしかない。 つまり、この作品には中身がまったくありません。 以上 | ||||
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話題になっていたので読みました。が、最初の設定を活かしきれず中途半端な話の展開に終わっています。主人公のデスゲームでの戦い方の描写が伝わりにくかったですし、若い世代の闇を描ききれていなかったように感じます。タイトルのインパクトに負けてしまっている印象です。 | ||||
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デスゲーム物のキャラクターがデスゲームをする理由は異常犯罪者なり権力者なり超常存在なりによって強制参加させられ、生き残るために仕方なく……が多いと思います。 このデスゲーム(死んでもその場で生き返るのでデスゲームではないですが)は自主参加であり、「悩みを抱えた子どもたちが特殊な空間となった公園で各々の内面を反映した武器や能力を与えられ、一対一で殺し合う」というもの。 死んでもすぐに生き返って何のダメージも残らないし、勝っても何の特典もありません。 じゃあなんで殺し合うの、ノーリスクの殺し合いで遊びたいだけのゲーム感覚なのかというとそうではないです。 作中では、悩みを抱えた子どもたちはこの殺し合いを通じて自分の悩みに向き合い、相手の心に触れ、成長して「卒業」していくらしく、物語内での役割はカウンセリングとかセラピーの類のようです。 それはそれで本当に殺し合いの中での心の変化を描いてくれれば説得力があったのかもしれませんが、そのあたりのことがどうもぼんやりしてるんですよね。 主人公の一人称で「何だか変わり始めている気がする」と言ったり他のキャラも主人公を「あいつは特別なものを持ってる」みたいに称えたりしますが、それはどのへんが……と読んでる方としてはついていけず。 このぼんやりした書き方を見ると作者もきちんと考えられてないんじゃないか、具体的に詳細な言葉にできるよう作り込むべきだったんじゃないかと思ってしまいます。 こんな超常的な舞台装置に無駄にページを割くくらいなら、現実的な範疇の世界でお互いに話し合って解決を図るんじゃいけなかったのか、と。 (また、単純な異能バトルとしても全然上手くはないです) 悩みそのものの描き方も、評価される作品が持っているような解像度の高さや視点の独自性もなく(これほどSNSがどの層にも普及した時代に「ここに来るような子供はSNSをやっていない」という作中の言及は説得力がなさすぎるでしょう)、「逃げずにちゃんと向き合えば解決する」みたいな楽観的な姿勢も気になりました。 デスゲームをやらせるならちゃんと面白いゲーム、物語内でこれはデスゲームだからこそ書けた物語だと思わせて欲しい。 彼らにデスゲームは特に必要ないですよ。 | ||||
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プロローグの文章の切れの良さが物語の展開に期待を持たせる。 しかし私の予想を裏切って、夜の公園での子どもたちの殺し合いは殺されても生き返る、つまりネットゲームの世界のようなものに思えた。 だが世界と繋がるネットゲームと違って、この小説で戦いの場となる夜の公園は、子ども達が属す地域ごとにあり、夜の公園に集まる子どもたちは、昼間の学校生活でも時間をともにする。そして夜の公園で片方を殺すまで闘った者同士は、やがて昼間の時間でも「言葉」が通じ合い、共感し、何かを共有するようになる。 この本を読み終わった日(2020.7.30)、朝日新聞の科学欄に『けんか相手とは脳が似る?』という記事記事を発見した。 「2匹の魚がけんかをしているとき、脳の中で遺伝子の働きが似てくることを北里大の岡田典弘特認教授らのチームが発見した。行動をコントロールする脳の働きが同調している可能性があるといい、闘いだけでなく、共感などのような相手と密接に関係する仕組みを解明する手がかりになるかもしれないという。……」 昼間の公園や河原でリアルに取っ組み合ってけんかして、身体を通じて共感するような「世界」はもう戻ってこないのでしょうか。 | ||||
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子供の成長と共に、親として子供に試されていると感じることが度々ありました。今子供はなぜこんなことを言うのか。するのか。自分の器の大きさと葛藤することばかりでした。子供の気持ちに寄り添うって、それをずっと考えています。たまたまこの本の紹介をみて、初めて若者向けの本を読みました。タイトルが、ちょっと怖いので、恐る恐る読み始めました。心の奥底の気持ちを公園での戦いとして表現している、主人公の心根の優しさに触れ。自分も若い頃こんな風に感じていたのではと、忘れてしまっていたことを思い返しました。自分と向き合うきっかけになりました。 | ||||
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殺されても死なずに生き返ることができる夜の公園を舞台に、子供たちの鬱屈した気持ちを晴らすためのデスゲームが行われているという設定ですが、恐かったり、スリリングなだけではなく考えさせられました。 子供たちがそれぞれ悩みを抱えているのに共感できたし、のめりこんで読んでしまった。 主人公が優しいのが伝わってきて、感情を吐露するシーンがすごくよかった。 読みごたえがあってすごく面白い話でした。次の作品も楽しみにしています。 | ||||
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