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僕たちにデスゲームが必要な理由



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【この小説が収録されている参考書籍】
僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)

僕たちにデスゲームが必要な理由の評価: 3.44/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

これは駄作

はっきり言ってつまらない。退屈なだけの作品。
何もかもがぼんやり書かれており、具体性皆無。
無駄に何人も登場人物を出すくらいなら、一人にスポットを当ててその人物の悩み、その解決を丁寧に描いてほしかった。

これではダイジェスト版のようでしかない。
つまり、この作品には中身がまったくありません。
以上
僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)より
4049132265
No.2:
(2pt)

設定を活かしきれてない

話題になっていたので読みました。が、最初の設定を活かしきれず中途半端な話の展開に終わっています。主人公のデスゲームでの戦い方の描写が伝わりにくかったですし、若い世代の闇を描ききれていなかったように感じます。タイトルのインパクトに負けてしまっている印象です。
僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)より
4049132265
No.1:
(2pt)

彼らにデスゲームが必要な理由がわからない

デスゲーム物のキャラクターがデスゲームをする理由は異常犯罪者なり権力者なり超常存在なりによって強制参加させられ、生き残るために仕方なく……が多いと思います。

このデスゲーム(死んでもその場で生き返るのでデスゲームではないですが)は自主参加であり、「悩みを抱えた子どもたちが特殊な空間となった公園で各々の内面を反映した武器や能力を与えられ、一対一で殺し合う」というもの。
死んでもすぐに生き返って何のダメージも残らないし、勝っても何の特典もありません。
じゃあなんで殺し合うの、ノーリスクの殺し合いで遊びたいだけのゲーム感覚なのかというとそうではないです。

作中では、悩みを抱えた子どもたちはこの殺し合いを通じて自分の悩みに向き合い、相手の心に触れ、成長して「卒業」していくらしく、物語内での役割はカウンセリングとかセラピーの類のようです。
それはそれで本当に殺し合いの中での心の変化を描いてくれれば説得力があったのかもしれませんが、そのあたりのことがどうもぼんやりしてるんですよね。

主人公の一人称で「何だか変わり始めている気がする」と言ったり他のキャラも主人公を「あいつは特別なものを持ってる」みたいに称えたりしますが、それはどのへんが……と読んでる方としてはついていけず。
このぼんやりした書き方を見ると作者もきちんと考えられてないんじゃないか、具体的に詳細な言葉にできるよう作り込むべきだったんじゃないかと思ってしまいます。
こんな超常的な舞台装置に無駄にページを割くくらいなら、現実的な範疇の世界でお互いに話し合って解決を図るんじゃいけなかったのか、と。
(また、単純な異能バトルとしても全然上手くはないです)

悩みそのものの描き方も、評価される作品が持っているような解像度の高さや視点の独自性もなく(これほどSNSがどの層にも普及した時代に「ここに来るような子供はSNSをやっていない」という作中の言及は説得力がなさすぎるでしょう)、「逃げずにちゃんと向き合えば解決する」みたいな楽観的な姿勢も気になりました。

デスゲームをやらせるならちゃんと面白いゲーム、物語内でこれはデスゲームだからこそ書けた物語だと思わせて欲しい。
彼らにデスゲームは特に必要ないですよ。
僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:僕たちにデスゲームが必要な理由 (メディアワークス文庫)より
4049132265

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