第四の核

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第四の核の評価:

4.13/5点 レビュー 23件。 B ランク

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平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21〜40 2/3ページ
No.38
(3pt)

映画を見たのですが、

映画との違いがよくわかりました。 でも、終わり方が淡泊ですね。 少しがっかりした。
第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911518
No.37
(5pt)

「運動」の陰に政治あり

日本でも「平和運動」、または「反原発運動」など、さまざまな「市民」による運動が行われています。しかし、これらの運動が本当に一般市民によって行われていると思う人はだれもいないでしょう。必ずその背後に政治が見え隠れしています。
英国の共産主義化を狙うソ連による陰謀を描く本作。現代日本の政治を考えるうえでも有意義な一冊です。
第四の核 (下) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下)より
4042537103
No.36
(5pt)

「運動」の陰に政治あり

日本でも「平和運動」、または「反原発運動」など、さまざまな「市民」による運動が行われています。しかし、これらの運動が本当に一般市民によって行われていると思う人はだれもいないでしょう。必ずその背後に政治が見え隠れしています。
英国の共産主義化を狙うソ連による陰謀を描く本作。現代日本の政治を考えるうえでも有意義な一冊です。
第四の核(上) Amazon書評・レビュー: 第四の核(上)より
404253709X
No.35
(5pt)

「運動」の陰に政治あり

日本でも「平和運動」、または「反原発運動」など、さまざまな「市民」による運動が行われています。しかし、これらの運動が本当に一般市民によって行われていると思う人はだれもいないでしょう。必ずその背後に政治が見え隠れしています。
英国の共産主義化を狙うソ連による陰謀を描く本作。現代日本の政治を考えるうえでも有意義な一冊です。
第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911526
No.34
(5pt)

「運動」の陰に政治あり

日本でも「平和運動」、または「反原発運動」など、さまざまな「市民」による運動が行われています。しかし、これらの運動が本当に一般市民によって行われていると思う人はだれもいないでしょう。必ずその背後に政治が見え隠れしています。
英国の共産主義化を狙うソ連による陰謀を描く本作。現代日本の政治を考えるうえでも有意義な一冊です。
第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911518
No.33
(5pt)

巧妙に組み合わさった寄木細工

丁度30年前、大学に入学した1984年に大学生協の書店でのランキングが1位だった本。あまりに人気だったので敬遠し、まずは友人が薦めてくれた「ジャッカルの日」を読んでから購入した。今まで本を読んでいて電車を乗り越したことがなかった私が、唯一西武線で乗り越しした時この本を読んでいたが、あまりに面白かったのは確かだ。それも上井草で降りるはずを東伏見まで気づかなかったのは異常だ。こんな本はほかに例がない。
日本語のタイトルである第四の核というのは、原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾に次ぐ第四番目の核爆弾を指していた。携帯できる小型の核がそれだが、テクノスリラーの代表例という記憶がある。この後ネゴシエイターが書かれるが、それも冴えていた。最初にダイヤモンドの盗難事件が描かれるがこれがどうやって本題に繋がるのか完全に忘れていて今読んでも楽しめた。フォーサイスの英文は時に非常に難解なイギリス英語だ。事件の舞台もイギリス。
本題から外れるバイストーリもそれなりに興味があるが、どうでもよいと思われることに細かい描写が続く。
この本もテキストが複数あるようだ。ソ連に亡命した大佐が長文のレポートを書記長に提出するのだが、原書の方は極端に短くなっている。もちろんこの方が読みやすいのだが、ちょっと拍子抜け。鉄の女マーガレットサッチャー女史が実名で登場するし、ブレジネフ、アンドロポフやチェルネンコといった名前も登場するが時代がややずれているように思えた。この本に描いているのは1987年という想定だ。確か下名が在学中にブレジネフは没し、新聞に「強運アンドロポフ氏」とでかい記事が出ていたのを覚えている。面白いのは日本の佐々淳行氏がMI6長官の浅間山荘事件の回想とともに出てくることだ。何故か舞台が大滝根山になっているのだが。
The Fourth Protocolという表現だが、ソ連の書記長がイギリス政府転覆計画を吟味している時にメンバーの一人が国際議定書である「核不拡散条約」に反することを明言したものだ。これが第4の議定書という題名につながっている。
フォーサイスの本領発揮だが、3分の一ぐらいのところでプレストンがアフリカの外交官の過去を調査する話についつい引き込まれる。ほとんど無しに等しい些細な手がかりを元に徐々に調べが進むが、枝葉のエピソードであるにも係わらず非常に面白い。ひょっとしたらこうしたストーリテリングがフォーサイスの魅力か。
ソ連のKGBのカーポフ将軍がオーロラ作戦を探る際にバターを飲み込んで酒に耐えるシーンは自分でも酒の席での経験で実感したものだ。この本で知った知識だったことを思い出した。
次の盛り上がりは、潜入した東側の工作員をプレストンが追跡するところで、イギリスの地図を見ながら列車で長距離移動を追った。他のクーリエがが全く危なげなく部品を運び込むのに対しこの工作員は無様に追跡を許したが最後のところで捜査員を撒いてしまう。しかしプレストンは食い下がり遂に埋覆の家を発見するところは一気に読んでしまうこの本の中にいくつかあるクライマックスだ。
しかしプレストンの努力もむなしくすべてのクーリエはペトロフスキー少佐のところに集まり、小型原爆は完成してしまう。いったいプレストンが追跡して見つけたギリシャ人兄弟は囮なのか?最後にきてギリシャ人の役割がわかる。今まで何度も登場していたのだが、明記されていなかったのだった。このチェスターフィールドの捕物では、グーグルの地図を見ながらプレストンの捜査過程を追認してみた。さらにペトロフスキー少佐の本拠であるイプスウィッチまで追跡するところも。途中セフィールドで二輪を乗り換えることで追跡者は撒かれてしまうが、偶然にもペトロフスキー少佐の行動を具現する立場の反戦デモによって再び発見される。このプレストンという男は随所で大胆な行動を見せるのが隠れた魅力だ。ポロニウムのディスクをホームセンタで購入したワッシャとすり替えたり、チェスターフィールドで追跡のためにバイクを強奪したり、追跡車を横倒しにして事故に見せかけたりする。すべて重要な行動なのだが、こういうところは作者のフォーサイスの分身なのか、うまく作品に溶け込んでいる。
そして、KGBのカーポフの動き、東側の二重スパイの偽情報はどのように関係していくのか。最後の30ページになると目も離せない。そして、カーポフの謎は氷解し、突入直前にリンドバースト大尉に掛かった電話の謎も解ける。実に巧妙に組み合わさった寄木細工が最後になって全貌を見渡せるようになる。最後の一撃も強烈。
第四の核 (下) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下)より
4042537103
No.32
(5pt)

巧妙に組み合わさった寄木細工

丁度30年前、大学に入学した1984年に大学生協の書店でのランキングが1位だった本。あまりに人気だったので敬遠し、まずは友人が薦めてくれた「ジャッカルの日」を読んでから購入した。今まで本を読んでいて電車を乗り越したことがなかった私が、唯一西武線で乗り越しした時この本を読んでいたが、あまりに面白かったのは確かだ。それも上井草で降りるはずを東伏見まで気づかなかったのは異常だ。こんな本はほかに例がない。
日本語のタイトルである第四の核というのは、原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾に次ぐ第四番目の核爆弾を指していた。携帯できる小型の核がそれだが、テクノスリラーの代表例という記憶がある。この後ネゴシエイターが書かれるが、それも冴えていた。最初にダイヤモンドの盗難事件が描かれるがこれがどうやって本題に繋がるのか完全に忘れていて今読んでも楽しめた。フォーサイスの英文は時に非常に難解なイギリス英語だ。事件の舞台もイギリス。
本題から外れるバイストーリもそれなりに興味があるが、どうでもよいと思われることに細かい描写が続く。
この本もテキストが複数あるようだ。ソ連に亡命した大佐が長文のレポートを書記長に提出するのだが、原書の方は極端に短くなっている。もちろんこの方が読みやすいのだが、ちょっと拍子抜け。鉄の女マーガレットサッチャー女史が実名で登場するし、ブレジネフ、アンドロポフやチェルネンコといった名前も登場するが時代がややずれているように思えた。この本に描いているのは1987年という想定だ。確か下名が在学中にブレジネフは没し、新聞に「強運アンドロポフ氏」とでかい記事が出ていたのを覚えている。面白いのは日本の佐々淳行氏がMI6長官の浅間山荘事件の回想とともに出てくることだ。何故か舞台が大滝根山になっているのだが。
The Fourth Protocolという表現だが、ソ連の書記長がイギリス政府転覆計画を吟味している時にメンバーの一人が国際議定書である「核不拡散条約」に反することを明言したものだ。これが第4の議定書という題名につながっている。
フォーサイスの本領発揮だが、3分の一ぐらいのところでプレストンがアフリカの外交官の過去を調査する話についつい引き込まれる。ほとんど無しに等しい些細な手がかりを元に徐々に調べが進むが、枝葉のエピソードであるにも係わらず非常に面白い。ひょっとしたらこうしたストーリテリングがフォーサイスの魅力か。
ソ連のKGBのカーポフ将軍がオーロラ作戦を探る際にバターを飲み込んで酒に耐えるシーンは自分でも酒の席での経験で実感したものだ。この本で知った知識だったことを思い出した。
次の盛り上がりは、潜入した東側の工作員をプレストンが追跡するところで、イギリスの地図を見ながら列車で長距離移動を追った。他のクーリエがが全く危なげなく部品を運び込むのに対しこの工作員は無様に追跡を許したが最後のところで捜査員を撒いてしまう。しかしプレストンは食い下がり遂に埋覆の家を発見するところは一気に読んでしまうこの本の中にいくつかあるクライマックスだ。
しかしプレストンの努力もむなしくすべてのクーリエはペトロフスキー少佐のところに集まり、小型原爆は完成してしまう。いったいプレストンが追跡して見つけたギリシャ人兄弟は囮なのか?最後にきてギリシャ人の役割がわかる。今まで何度も登場していたのだが、明記されていなかったのだった。このチェスターフィールドの捕物では、グーグルの地図を見ながらプレストンの捜査過程を追認してみた。さらにペトロフスキー少佐の本拠であるイプスウィッチまで追跡するところも。途中セフィールドで二輪を乗り換えることで追跡者は撒かれてしまうが、偶然にもペトロフスキー少佐の行動を具現する立場の反戦デモによって再び発見される。このプレストンという男は随所で大胆な行動を見せるのが隠れた魅力だ。ポロニウムのディスクをホームセンタで購入したワッシャとすり替えたり、チェスターフィールドで追跡のためにバイクを強奪したり、追跡車を横倒しにして事故に見せかけたりする。すべて重要な行動なのだが、こういうところは作者のフォーサイスの分身なのか、うまく作品に溶け込んでいる。
そして、KGBのカーポフの動き、東側の二重スパイの偽情報はどのように関係していくのか。最後の30ページになると目も離せない。そして、カーポフの謎は氷解し、突入直前にリンドバースト大尉に掛かった電話の謎も解ける。実に巧妙に組み合わさった寄木細工が最後になって全貌を見渡せるようになる。最後の一撃も強烈。
第四の核(上) Amazon書評・レビュー: 第四の核(上)より
404253709X
No.31
(5pt)

巧妙に組み合わさった寄木細工

丁度30年前、大学に入学した1984年に大学生協の書店でのランキングが1位だった本。あまりに人気だったので敬遠し、まずは友人が薦めてくれた「ジャッカルの日」を読んでから購入した。今まで本を読んでいて電車を乗り越したことがなかった私が、唯一西武線で乗り越しした時この本を読んでいたが、あまりに面白かったのは確かだ。それも上井草で降りるはずを東伏見まで気づかなかったのは異常だ。こんな本はほかに例がない。
日本語のタイトルである第四の核というのは、原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾に次ぐ第四番目の核爆弾を指していた。携帯できる小型の核がそれだが、テクノスリラーの代表例という記憶がある。この後ネゴシエイターが書かれるが、それも冴えていた。最初にダイヤモンドの盗難事件が描かれるがこれがどうやって本題に繋がるのか完全に忘れていて今読んでも楽しめた。フォーサイスの英文は時に非常に難解なイギリス英語だ。事件の舞台もイギリス。
本題から外れるバイストーリもそれなりに興味があるが、どうでもよいと思われることに細かい描写が続く。
この本もテキストが複数あるようだ。ソ連に亡命した大佐が長文のレポートを書記長に提出するのだが、原書の方は極端に短くなっている。もちろんこの方が読みやすいのだが、ちょっと拍子抜け。鉄の女マーガレットサッチャー女史が実名で登場するし、ブレジネフ、アンドロポフやチェルネンコといった名前も登場するが時代がややずれているように思えた。この本に描いているのは1987年という想定だ。確か下名が在学中にブレジネフは没し、新聞に「強運アンドロポフ氏」とでかい記事が出ていたのを覚えている。面白いのは日本の佐々淳行氏がMI6長官の浅間山荘事件の回想とともに出てくることだ。何故か舞台が大滝根山になっているのだが。
The Fourth Protocolという表現だが、ソ連の書記長がイギリス政府転覆計画を吟味している時にメンバーの一人が国際議定書である「核不拡散条約」に反することを明言したものだ。これが第4の議定書という題名につながっている。
フォーサイスの本領発揮だが、3分の一ぐらいのところでプレストンがアフリカの外交官の過去を調査する話についつい引き込まれる。ほとんど無しに等しい些細な手がかりを元に徐々に調べが進むが、枝葉のエピソードであるにも係わらず非常に面白い。ひょっとしたらこうしたストーリテリングがフォーサイスの魅力か。
ソ連のKGBのカーポフ将軍がオーロラ作戦を探る際にバターを飲み込んで酒に耐えるシーンは自分でも酒の席での経験で実感したものだ。この本で知った知識だったことを思い出した。
次の盛り上がりは、潜入した東側の工作員をプレストンが追跡するところで、イギリスの地図を見ながら列車で長距離移動を追った。他のクーリエがが全く危なげなく部品を運び込むのに対しこの工作員は無様に追跡を許したが最後のところで捜査員を撒いてしまう。しかしプレストンは食い下がり遂に埋覆の家を発見するところは一気に読んでしまうこの本の中にいくつかあるクライマックスだ。
しかしプレストンの努力もむなしくすべてのクーリエはペトロフスキー少佐のところに集まり、小型原爆は完成してしまう。いったいプレストンが追跡して見つけたギリシャ人兄弟は囮なのか?最後にきてギリシャ人の役割がわかる。今まで何度も登場していたのだが、明記されていなかったのだった。このチェスターフィールドの捕物では、グーグルの地図を見ながらプレストンの捜査過程を追認してみた。さらにペトロフスキー少佐の本拠であるイプスウィッチまで追跡するところも。途中セフィールドで二輪を乗り換えることで追跡者は撒かれてしまうが、偶然にもペトロフスキー少佐の行動を具現する立場の反戦デモによって再び発見される。このプレストンという男は随所で大胆な行動を見せるのが隠れた魅力だ。ポロニウムのディスクをホームセンタで購入したワッシャとすり替えたり、チェスターフィールドで追跡のためにバイクを強奪したり、追跡車を横倒しにして事故に見せかけたりする。すべて重要な行動なのだが、こういうところは作者のフォーサイスの分身なのか、うまく作品に溶け込んでいる。
そして、KGBのカーポフの動き、東側の二重スパイの偽情報はどのように関係していくのか。最後の30ページになると目も離せない。そして、カーポフの謎は氷解し、突入直前にリンドバースト大尉に掛かった電話の謎も解ける。実に巧妙に組み合わさった寄木細工が最後になって全貌を見渡せるようになる。最後の一撃も強烈。
第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911526
No.30
(5pt)

巧妙に組み合わさった寄木細工

丁度30年前、大学に入学した1984年に大学生協の書店でのランキングが1位だった本。あまりに人気だったので敬遠し、まずは友人が薦めてくれた「ジャッカルの日」を読んでから購入した。今まで本を読んでいて電車を乗り越したことがなかった私が、唯一西武線で乗り越しした時この本を読んでいたが、あまりに面白かったのは確かだ。それも上井草で降りるはずを東伏見まで気づかなかったのは異常だ。こんな本はほかに例がない。
日本語のタイトルである第四の核というのは、原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾に次ぐ第四番目の核爆弾を指していた。携帯できる小型の核がそれだが、テクノスリラーの代表例という記憶がある。この後ネゴシエイターが書かれるが、それも冴えていた。最初にダイヤモンドの盗難事件が描かれるがこれがどうやって本題に繋がるのか完全に忘れていて今読んでも楽しめた。フォーサイスの英文は時に非常に難解なイギリス英語だ。事件の舞台もイギリス。
本題から外れるバイストーリもそれなりに興味があるが、どうでもよいと思われることに細かい描写が続く。
この本もテキストが複数あるようだ。ソ連に亡命した大佐が長文のレポートを書記長に提出するのだが、原書の方は極端に短くなっている。もちろんこの方が読みやすいのだが、ちょっと拍子抜け。鉄の女マーガレットサッチャー女史が実名で登場するし、ブレジネフ、アンドロポフやチェルネンコといった名前も登場するが時代がややずれているように思えた。この本に描いているのは1987年という想定だ。確か下名が在学中にブレジネフは没し、新聞に「強運アンドロポフ氏」とでかい記事が出ていたのを覚えている。面白いのは日本の佐々淳行氏がMI6長官の浅間山荘事件の回想とともに出てくることだ。何故か舞台が大滝根山になっているのだが。
The Fourth Protocolという表現だが、ソ連の書記長がイギリス政府転覆計画を吟味している時にメンバーの一人が国際議定書である「核不拡散条約」に反することを明言したものだ。これが第4の議定書という題名につながっている。
フォーサイスの本領発揮だが、3分の一ぐらいのところでプレストンがアフリカの外交官の過去を調査する話についつい引き込まれる。ほとんど無しに等しい些細な手がかりを元に徐々に調べが進むが、枝葉のエピソードであるにも係わらず非常に面白い。ひょっとしたらこうしたストーリテリングがフォーサイスの魅力か。
ソ連のKGBのカーポフ将軍がオーロラ作戦を探る際にバターを飲み込んで酒に耐えるシーンは自分でも酒の席での経験で実感したものだ。この本で知った知識だったことを思い出した。
次の盛り上がりは、潜入した東側の工作員をプレストンが追跡するところで、イギリスの地図を見ながら列車で長距離移動を追った。他のクーリエがが全く危なげなく部品を運び込むのに対しこの工作員は無様に追跡を許したが最後のところで捜査員を撒いてしまう。しかしプレストンは食い下がり遂に埋覆の家を発見するところは一気に読んでしまうこの本の中にいくつかあるクライマックスだ。
しかしプレストンの努力もむなしくすべてのクーリエはペトロフスキー少佐のところに集まり、小型原爆は完成してしまう。いったいプレストンが追跡して見つけたギリシャ人兄弟は囮なのか?最後にきてギリシャ人の役割がわかる。今まで何度も登場していたのだが、明記されていなかったのだった。このチェスターフィールドの捕物では、グーグルの地図を見ながらプレストンの捜査過程を追認してみた。さらにペトロフスキー少佐の本拠であるイプスウィッチまで追跡するところも。途中セフィールドで二輪を乗り換えることで追跡者は撒かれてしまうが、偶然にもペトロフスキー少佐の行動を具現する立場の反戦デモによって再び発見される。このプレストンという男は随所で大胆な行動を見せるのが隠れた魅力だ。ポロニウムのディスクをホームセンタで購入したワッシャとすり替えたり、チェスターフィールドで追跡のためにバイクを強奪したり、追跡車を横倒しにして事故に見せかけたりする。すべて重要な行動なのだが、こういうところは作者のフォーサイスの分身なのか、うまく作品に溶け込んでいる。
そして、KGBのカーポフの動き、東側の二重スパイの偽情報はどのように関係していくのか。最後の30ページになると目も離せない。そして、カーポフの謎は氷解し、突入直前にリンドバースト大尉に掛かった電話の謎も解ける。実に巧妙に組み合わさった寄木細工が最後になって全貌を見渡せるようになる。最後の一撃も強烈。
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4047911518
No.29
(5pt)

地味ではあるが一級品

フォーサイス比較的早い時期の作品。初めて読んだのは高校生の頃和書で、二回目は社会人になってからペーパーバックで、三回目は電子書籍で。英国の地味な公務員がKGBの一級工作員を追い詰めていくプロセスが面白い。そしてスパイマスターの最後の絶妙の一手。渋いけど佳作です。
第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911526
No.28
(5pt)

地味ではあるが一級品

フォーサイス比較的早い時期の作品。初めて読んだのは高校生の頃和書で、二回目は社会人になってからペーパーバックで、三回目は電子書籍で。英国の地味な公務員がKGBの一級工作員を追い詰めていくプロセスが面白い。そしてスパイマスターの最後の絶妙の一手。渋いけど佳作です。
第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911518
No.27
(5pt)

地味ではあるが一級品

フォーサイス比較的早い時期の作品。初めて読んだのは高校生の頃和書で、二回目は社会人になってからペーパーバックで、三回目は電子書籍で。英国の地味な公務員がKGBの一級工作員を追い詰めていくプロセスが面白い。そしてスパイマスターの最後の絶妙の一手。渋いけど佳作です。
第四の核 (下) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下)より
4042537103
No.26
(5pt)

地味ではあるが一級品

フォーサイス比較的早い時期の作品。初めて読んだのは高校生の頃和書で、二回目は社会人になってからペーパーバックで、三回目は電子書籍で。英国の地味な公務員がKGBの一級工作員を追い詰めていくプロセスが面白い。そしてスパイマスターの最後の絶妙の一手。渋いけど佳作です。
第四の核(上) Amazon書評・レビュー: 第四の核(上)より
404253709X
No.25
(4pt)

荒唐無稽でありえないお話でしたな2012/12/12

フォーサイスの第4の核で昔
自由選挙で選ばれた労働党政権が
選挙直後、党内左派にのっとられ
確信犯的に反米親ソ、英国自由社会の破壊に乗り出す絵空事小説があったな

まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ

類例「日米開戦」
「ジェット旅客機でアメリカ中枢部に神風攻撃?トムめ、笑わせるなようぉおおWTCが!?」
第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911526
No.24
(4pt)

荒唐無稽でありえないお話でしたな2012/12/12

フォーサイスの第4の核で昔
自由選挙で選ばれた労働党政権が
選挙直後、党内左派にのっとられ
確信犯的に反米親ソ、英国自由社会の破壊に乗り出す絵空事小説があったな

まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ

類例「日米開戦」
「ジェット旅客機でアメリカ中枢部に神風攻撃?トムめ、笑わせるなようぉおおWTCが!?」
第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911518
No.23
(4pt)

荒唐無稽でありえないお話でしたな2012/12/12

フォーサイスの第4の核で昔
自由選挙で選ばれた労働党政権が
選挙直後、党内左派にのっとられ
確信犯的に反米親ソ、英国自由社会の破壊に乗り出す絵空事小説があったな

まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ

類例「日米開戦」
「ジェット旅客機でアメリカ中枢部に神風攻撃?トムめ、笑わせるなようぉおおWTCが!?」
第四の核 (下) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下)より
4042537103
No.22
(4pt)

荒唐無稽でありえないお話でしたな2012/12/12

フォーサイスの第4の核で昔
自由選挙で選ばれた労働党政権が
選挙直後、党内左派にのっとられ
確信犯的に反米親ソ、英国自由社会の破壊に乗り出す絵空事小説があったな

まあどこの先進国でそんなばかげた事がおきるのか
設定の荒唐無稽ぶりに大笑いしたよ

類例「日米開戦」
「ジェット旅客機でアメリカ中枢部に神風攻撃?トムめ、笑わせるなようぉおおWTCが!?」
第四の核(上) Amazon書評・レビュー: 第四の核(上)より
404253709X
No.21
(5pt)

フォーサイスは、面白い!

原題のThe Fourth Protocolを素直に訳せば、第四議定書とでもなろうか。本書は、1961年に米英ソ間で締結された核不拡散条約に付帯する四番目の議定書すなわち将来技術的に可能になるだろうと想定した小型の核爆弾をめぐる英ソの息詰る駆け引きがテーマであり、背景がサッチャー保守党に対する労働党の政権奪取に続く労働党左派によるイギリスの社会主義化である。

前半は、若干、荒唐無稽とも思われる政権奪取のリアリティを作るため非常に細かに筆が入っている。

今でこそトニーブレア首相が「第三の道」として自由主義経済と福祉政策を表に掲げたことより労働組合色が薄れているが、当時の労働党はとついつい考えてしまう。

前半は、細かに背景を塗った関係で展開がややまどろっこしいがそれでも十分に魅力的である。

最初4年ぶりに読み返したが、細部を忘れていることもあり今回も十分楽しめた。

プロットは、2つの工作が関係あるのかないのか不明な状態で進行していく。まさに骨太スパイ小説である。007でも有名なMI6(SIS)のチーフ ナイジェル卿とMI5の課長プレストンの切れの良い推理が、小説全体を引き締める。
第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911526
No.20
(5pt)

フォーサイスは、面白い!

原題のThe Fourth Protocolを素直に訳せば、第四議定書とでもなろうか。本書は、1961年に米英ソ間で締結された核不拡散条約に付帯する四番目の議定書すなわち将来技術的に可能になるだろうと想定した小型の核爆弾をめぐる英ソの息詰る駆け引きがテーマであり、背景がサッチャー保守党に対する労働党の政権奪取に続く労働党左派によるイギリスの社会主義化である。

前半は、若干、荒唐無稽とも思われる政権奪取のリアリティを作るため非常に細かに筆が入っている。

今でこそトニーブレア首相が「第三の道」として自由主義経済と福祉政策を表に掲げたことより労働組合色が薄れているが、当時の労働党はとついつい考えてしまう。

前半は、細かに背景を塗った関係で展開がややまどろっこしいがそれでも十分に魅力的である。

最初4年ぶりに読み返したが、細部を忘れていることもあり今回も十分楽しめた。

プロットは、2つの工作が関係あるのかないのか不明な状態で進行していく。まさに骨太スパイ小説である。007でも有名なMI6(SIS)のチーフ ナイジェル卿とMI5の課長プレストンの切れの良い推理が、小説全体を引き締める。
第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (上) (海外ベストセラー・シリーズ)より
4047911518
No.19
(5pt)

フォーサイスは、面白い!

原題のThe Fourth Protocolを素直に訳せば、第四議定書とでもなろうか。本書は、1961年に米英ソ間で締結された核不拡散条約に付帯する四番目の議定書すなわち将来技術的に可能になるだろうと想定した小型の核爆弾をめぐる英ソの息詰る駆け引きがテーマであり、背景がサッチャー保守党に対する労働党の政権奪取に続く労働党左派によるイギリスの社会主義化である。

前半は、若干、荒唐無稽とも思われる政権奪取のリアリティを作るため非常に細かに筆が入っている。

今でこそトニーブレア首相が「第三の道」として自由主義経済と福祉政策を表に掲げたことより労働組合色が薄れているが、当時の労働党はとついつい考えてしまう。

前半は、細かに背景を塗った関係で展開がややまどろっこしいがそれでも十分に魅力的である。

最初4年ぶりに読み返したが、細部を忘れていることもあり今回も十分楽しめた。

プロットは、2つの工作が関係あるのかないのか不明な状態で進行していく。まさに骨太スパイ小説である。007でも有名なMI6(SIS)のチーフ ナイジェル卿とMI5の課長プレストンの切れの良い推理が、小説全体を引き締める。
第四の核 (下) Amazon書評・レビュー: 第四の核 (下)より
4042537103