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神無の恋風邪: 湯屋のお助け人
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神無の恋風邪: 湯屋のお助け人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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全般としては良かったほうだ。何点か腑に落ちない点がある。 1.1,2巻あたりは湯屋に世話になりつつ岡っ引きの源兵衛の助っ人として題名通りの湯屋のお助け人にふさわしかったが、巷の事件に掛かりきりになりはじめ4,5巻では完全に湯屋とのかかわりは無くなってしまった。 2.いろいろな事件にかかわるようになるが捜査が源兵衛と三樹之介だけで作品が進んでいる。 まるで源兵衛が江戸の事件を一手に引き受けているかのようである。 岡っ引きには縄張りもあり他所ではその地の親分(岡っ引き)にも世話になったりするのが当然だが そんな気配はない。 3.事件捜査に組織が関わっていない。最初は同心がいたが、重症になってから全く奉行所としての組織 がほとんど関わっていない。 これもあり得ぬことだ。 4.三樹之介が悪人と決闘する場面で時々「峰打ち」をするが、刀で峰打ちをすると峰の部分は弱く折れ るか曲がったりするため、武士は峰打ちをしないのが一般的だ。 テレビドラマなどで「峰打ち」をするのは演出効果だそうだ。小説においては必要ない。 一般文学通算2868作品目の感想。通算3914冊目の作品。2024/11/03 16:30 | ||||
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ツンとすます、志保と三樹之助は、ある事件を発端にお互いの気持ちが仄かな恋心芽生え始めているよ様子。その事件とは、寛永寺に納める材木の入札を自分の御店になるようにまた、次三男が跡目を狙っての騒動が絡み合う。三樹之助と志保の心は近づきつつある。お買いになり読んでね。ご期待十分!!! | ||||
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5巻まで、わくわくしながら読みました。 志保さんの心が今一つ読めなかったのですが、「彼女らしさ」を留めながらも心が柔らかく なってきているようで、ほっとしました。 お半さんも、なかなかの存在ですね。 このあとのお話は、いつ読めるのでしょう。 まさか、これで終わりということはないだろうと思うのですけど。 小笠原の存在をどうにかしないと、終えられないのではないでしょうか。 まだまだ続くことを楽しみにしていたいです。 | ||||
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又、読みたくなるおもしろい本 たいへん良い状態で送っていただきました。 | ||||
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第一巻から五巻まで、通して読んだ。今後どう展開するのか楽しみ。登場人物では、他の方が言っている通り志保さまがよかった。恋心はありながらツンデレにはならない。いつもりんとしている。それを受け入れ始めた三樹之助も好ましかった。また登場してくる子どもが、きれいごとではなく描かれていて、それが江戸の湯屋の風情や人々の人情とマッチしている。この作者の文章はなかなか味があるから、もう一度読み直してみたいと思った。 | ||||
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「湯屋のお助け人」シリーズの第5弾。 とても自然なストーリー展開が好ましい時代小説シリーズだ。剣を振るっての闘いのシーンがいま一つだが、江戸の市井をよく書き込んでいる。湯屋の子供たちをめぐる描写が微笑ましい。勢いを失った佐伯作品よりも、こちらの方が買いだ。 許婚の敵討ち、捕り物帳、そして新しい恋と、いくつもの糸が織りなす綾はどうなるのか。次回作にも期待したい。 | ||||
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主人公の旗本の次男坊である三樹之助から縁談を拒否されたと知りつつも、 大身旗本の姫である志保が、三樹之助が働く湯屋を度々訪れ、湯屋の娘お久の子供であるナツと冬太郎を可愛がる姿や、 積極的に自らの危険も顧みず三樹之助の探索の手伝いをする行動に戸惑いを覚えつつも、三樹之助の心は次第に志保を拒絶しなくなって行く。 一方、志保も三樹之助への想いを垣間見せつつも依然として怜悧で賢く気位の高いお姫様であり続ける。 本編では、とある事件の探索を二人で進めて行く中で、三樹之助は許嫁が自害し、縁談から逃げた理由を志保に話し、 志保も自分の想いを少しずつではあるが三樹之助に伝える。 どうも志保は賢く美人のお姫様だが、三樹之助への想いを伝えることが不器用な女性の様だし、 三樹之助は若く一途で許嫁の敵討ちを考えている様だし、二人の心の動きが様々な事件と絡まって展開し実に面白い。 また、表紙に描かれた三樹之助と志保の姿と表情が物語の中の二人そのものである錯覚を覚える。 | ||||
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