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菊月の香: 蕎麦売り平次郎人情帖



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【この小説が収録されている参考書籍】
菊月の香―蕎麦売り平次郎人情帖 (文庫小説時代)

菊月の香: 蕎麦売り平次郎人情帖の評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

平次郎の勘の良さ!!!

① 芝神明宮の富くじをお舟が仲間と買った割札のくじが三番富を当て六両の大金を得る。所帯を持とうと約束したお篠を火事から救おうとしてお舟の可愛い一人息子倉吉を火事で無くす。今、お篠は女郎の物置で命を永らえている。顔を見せたこともない甥須磨吉がお篠を助けてやると金子をせびる。
 ② 長年疎遠になっていた姉お志麻と、丑こと志太郎再開する。お志麻は備後屋の放蕩息子宗太郎に罠をかけて備後屋の財産を自分の物にしようとしている。丑は腹痛が起きた時、備後屋の若旦那宗太郎に親切に貰った。これだけ自分を大事にしてくれた若旦那の為、備後屋へ平次郎と話に行く。お蔭で備後屋は助かるが、丑はお志麻から仕置きを受ける。二十二文を握りしめて、丑は平次郎の蕎麦を食いに来る。
 ③ 錺職人の嘉吉は一人前の通い職人。夜も遅くなり、裏長屋へ急ぐ。その時、誰かが匕首で刺される。嘉吉はチラッと見た人間が元同輩の錺職人の宇三郎では???傍にいた嘉吉はお縄。定町廻り同心北原は嘉吉は犯人でないと手下と、平次郎の始め鶴七等と動くは分からない。紐解くものは匕首の研ぎから、昔と今は違うね。平次郎は蕎麦の仕入れ先の出戻り娘繍の所作が気になる。年甲斐もなく惚れているかも。
菊月の香―蕎麦売り平次郎人情帖 (文庫小説時代)Amazon書評・レビュー:菊月の香―蕎麦売り平次郎人情帖 (文庫小説時代)より
4758435243
No.1:
(4pt)

引き込まれていきます

千野隆司作品は、軽快でサラッと流れていく作品が多いと思っていますが、久しぶりに目頭が熱くなる作品に出会えました。まだシリーズ作品が残っていますので、楽しみにしながら読んでいきます。
菊月の香―蕎麦売り平次郎人情帖 (文庫小説時代)Amazon書評・レビュー:菊月の香―蕎麦売り平次郎人情帖 (文庫小説時代)より
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