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白夫人の幻
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白夫人の幻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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舞台となっている時代の風俗がほぼ忠実に描写されていて感心する。 この作品は登場人物が役者ぞろいで面白い。「紅楼の悪夢」の蟹・蝦コンビも良かったが女力士の良もいい。 このシリーズは書き込みが足りなくて折角の設定が生かされず、もったいないと思うことがままあったが、 これは密室などの探偵小説に求められた謎がないせいか(ものたりないものの)すっきりまとまっている。 ただ、クライマックスにかけて仮説を並べすぎたこともあって緊張感が盛り上がらなかったのは残念。 訳は言葉の使い方にまとまりがなくて困る。 巻末の解説には重要な手がかりに繋がる骨牌も取り上げた方が良かったのでは。 | ||||
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Robert van Gulikの『The Emperor's Pearl』(1963年)の翻訳。 原題と訳題が異なるが、これは皇帝から盗まれた真珠と、林にあらわれる女性の幽霊のいずれもが主要なモチーフとなっているためか。 ディー判事シリーズの未訳長篇としては、本書が最後だったらしい。それが納得できるいまいちっぷりだった。事件そのものは趣向が凝らしてあって面白いのだが、真相が明らかになっていく過程、真相そのものにまったく魅力を感じない。正直、失敗作だと思う。 古い中国の話を西洋人が書いたという雰囲気は良く出ているのだが。 次巻からは既訳分の改訳に入っていくらしい。 | ||||
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端午の節句を祝う龍船競走で、ゴール直前先頭争いをしていた艇の選手が頓死。 死体検分の結果毒殺だと判明した。 調査を始めたディー判事が内偵のために夜のちまたに出向くと 廃屋で若い女性が惨殺されるという事件い遭遇した。 その事件を軸に、かつて宮廷から消え失せた真珠の謎 若い男性を生け贄に要求する恐怖の女神信仰が 絡み合い、不気味で緊張感あふれるクライマックスに突入します。 | ||||
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