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サイレント・トーキョー: And so this is Xmas



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【この小説が収録されている参考書籍】
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)

サイレント・トーキョー: And so this is Xmasの評価: 3.50/5点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

リーダビリティは良いが、動機に無理がある上に大枠は予想通りで、最後までサスペンス性を書いた凡作

爆弾テロを中心としたサスペンス小説。政府に対する爆弾テロ予告(日)の前に民間人に爆弾型時計を嵌めて連れ回し、様々な人物を関与させるというアイデアは悪くないし(ただし、名前付きの登場人物が多過ぎて頭に入りずらいという欠点もある)、リーダビリティも良いのだが、(その故もあって)途中までサスペンスが一向に盛り上がらない。犯人は「戦争」という言葉を再三繰り返すが、随分大時代的な物言いだと思っていたら、本当に予告通りに指定場所の渋谷のハチ公の銅像を強力爆弾で爆破してしてしまった。

ここまで気になる登場人物はプロローグで思わせ振りに登場するヤマグチを名乗る中年女性(最初に爆弾型時計を嵌めさせられた人物でもある)、綾乃というOLが合コンで目を付けた須永というIT界の寵児の天才肌の男、さりげなく登場する朝比奈という筋肉質の料理人、綾乃が爆破で気を失う直前に見た少年である。加えて、作中で狂気の眼をした老人の車に衝突された夫婦の車の話が脈絡なく出て来るが、「この時の夫人=ヤマグチ」、朝比奈と少年はその家族と考えれば一応辻褄は合う(夫の敵討ちという意味で)。須永との関係は不明だが...。

作中、警察官を初めとして(離婚を含め)家族の話が良く出てくるが、須永の家庭が幼い頃に父親に逃げられたというエピソードがこういう形で活きて来るとは予想外だった(物語の本質とは無関係だが、不倫をしているという綾乃の親友の真奈美の不倫相手が須永というのも予想外だったが、物語には活きていない)。須永の境遇が上述した構図を少し変えてはいるが、動機に無理がある上に大枠は予想通りで、最後までサスペンス性を書いた凡作だと思った。また、上述した交通事故の件が作中で活きていない点にも肩透かしの印象を受けた。
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)Amazon書評・レビュー:サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)より
4309417213
No.3:
(3pt)

映画鑑賞→原作→消化不良

映画が宣伝と違ってあっさりしていたので原作を読むことに。なるほど原作の人間関係設定がそもそも「何故、それ?」そこを外した結果と腑に落ちた。ラスト、そう締めくくるのか…。原作も映画も全体に勿体ないなー感が残る。
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)Amazon書評・レビュー:サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)より
4309417213
No.2:
(3pt)

( ̄へ ̄|||) ウーム

『アンフェア』の作者が描いた爆破テロものでジャンルとしては大好物だが『AI崩壊』を思い出させるような展開だった。
 この手の作品ってどうしても警察無能、犯人万能になるんだなあ。
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)Amazon書評・レビュー:サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)より
4309417213
No.1:
(3pt)

最初から85%までは面白い… 残り15%は無茶苦茶だ そしてどこにでもいるおばさんは石田ゆり子

脚本家の作家さんなんで、読ませるスキルは持っています。
最初からグイグイ読者を引き込みます。

ただし最後がグダグダ。伏線をぜんぜん回収できてないし、急に話がぶっ飛びます。
残念な日本映画を見ているよう…

河出書房の紹介文『圧倒的なリアリティとスケールでおくる衝撃のクライムサスペンス!』だけど、それは言い過ぎ。リアリティ無視です。

そして映画化されるんですね。やっぱり。
「War is over 」のジョン・レノンも全然関係ない。

ちなみに、身長150センチ前後で顔は、、、、、どこにでもいそうな人の良いおばさん。特徴らしい特徴はない役のヤマグチさんは『石田ゆり子』が演じます。
どこにでもおらんやろ、石田ゆり子。いろいろ無茶苦茶です。
サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)Amazon書評・レビュー:サイレント・トーキョー: And so this is Xmas (河出文庫)より
4309417213

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