錦繍

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評判

錦繍の評価:

4.38/5点 レビュー 191件。 B ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全377件 221〜240 12/19ページ
No.157
(5pt)

芸術性のある名作

初めて宮本輝を読みました。読み終えてから細かい心の描写を深く知りたいと思い、
すぐにもう一度最初からじっくりと読み込みました。
書簡による別れたふたりの告白文でしたが、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」を連想しました。
耳が聞こえにくくなったベートーヴェン、これまでの自分と決別するため、遺書を書きますが
その後は傑作の森と呼ばれるにふさわしい、中期の名作を遺しました。
この作品でもお互いの過去・現在を告白することにより、自分の生きていく方向をしっかりと歩んでゆく・・・
素晴らしい名作です。
宮本輝、もっと読みます。本って、本当に面白いですね。私もたくさんの体験をしているように感じています。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.156
(5pt)

芸術性のある名作

初めて宮本輝を読みました。読み終えてから細かい心の描写を深く知りたいと思い、
すぐにもう一度最初からじっくりと読み込みました。
書簡による別れたふたりの告白文でしたが、ベートーヴェンの「ハイリゲンシュタットの遺書」を連想しました。
耳が聞こえにくくなったベートーヴェン、これまでの自分と決別するため、遺書を書きますが
その後は傑作の森と呼ばれるにふさわしい、中期の名作を遺しました。
この作品でもお互いの過去・現在を告白することにより、自分の生きていく方向をしっかりと歩んでゆく・・・
素晴らしい名作です。
宮本輝、もっと読みます。本って、本当に面白いですね。私もたくさんの体験をしているように感じています。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.155
(5pt)

不動のベストワンです!

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」。
 この最初の一行から惹きつけられ、あまり再読することのない私が何度も読み返した本で、初めて手に取った20代後半から不動のベストワンです。
 亜紀と有馬靖明の書簡の往復により構成されている長編小説で、二人と、二人を取り巻く人々の人生、心の中に抱いているものが見事に炙り出されていています。
 加山又造の装画を見るたびに、この本を読んだ翌年、仙台での研修を終え、急に思い立ち、一人、山寺へ向かう仙山線の車窓から見た何色もの紅と黄色の葉が織りなす美しい錦絵に目を奪われたことが、懐かしく思い出されます。
 親木は、やがて燃え尽き、葉を落としますが、決して無駄死にではない。枯れた葉は肥やしとなり、春に芽吹く手助けをする。
 うまく表現できませんが、この本を読むたびに「人生は、絶望と希望が交錯している」。そんなことを思います。
 「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない」という言葉が繰り返し出てきますが、この作品のテーマは、この一文に込められているのかもしれません。
 秋の訪れが待ち遠しい残暑が続きます。
 「錦繍」。そして、美しい日本語で綴られるこの小説で、燃える秋を想像してくださいませ。
                                                       草々
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.154
(5pt)

不動のベストワンです!

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」。
 この最初の一行から惹きつけられ、あまり再読することのない私が何度も読み返した本で、初めて手に取った20代後半から不動のベストワンです。
 亜紀と有馬靖明の書簡の往復により構成されている長編小説で、二人と、二人を取り巻く人々の人生、心の中に抱いているものが見事に炙り出されていています。
 加山又造の装画を見るたびに、この本を読んだ翌年、仙台での研修を終え、急に思い立ち、一人、山寺へ向かう仙山線の車窓から見た何色もの紅と黄色の葉が織りなす美しい錦絵に目を奪われたことが、懐かしく思い出されます。
 親木は、やがて燃え尽き、葉を落としますが、決して無駄死にではない。枯れた葉は肥やしとなり、春に芽吹く手助けをする。
 うまく表現できませんが、この本を読むたびに「人生は、絶望と希望が交錯している」。そんなことを思います。
 「生きていることと、死んでいることとは、もしかしたら同じことかもしれない」という言葉が繰り返し出てきますが、この作品のテーマは、この一文に込められているのかもしれません。
 秋の訪れが待ち遠しい残暑が続きます。
 「錦繍」。そして、美しい日本語で綴られるこの小説で、燃える秋を想像してくださいませ。
                                                       草々
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.153
(5pt)

心に染る

宮本輝の作品は好きで、文庫化したものは、すべて読破した中でも特にこの作品はよい、あまり再読はしないほうだが。コレは再々読した。生涯読書ベスト3に入る作品だ---、大好きなこの作品を再々再読、読むたびに、読後感が違う、のは、この作品の素晴らしさを表している。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.152
(5pt)

心に染る

宮本輝の作品は好きで、文庫化したものは、すべて読破した中でも特にこの作品はよい、あまり再読はしないほうだが。コレは再々読した。生涯読書ベスト3に入る作品だ---、大好きなこの作品を再々再読、読むたびに、読後感が違う、のは、この作品の素晴らしさを表している。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.151
(5pt)

幸せな世界

約30年前に著された本であるが、この本の中の世界は自由で幸せな世界だと感じた。
たぶん、現在に当てはめても通用すると思う。
多種多様な、簡潔な単語を駆使して情景を体感させてくれるというのは凄い。
何か、思いっきり軌道をずれてしまったかの様な現代社会を忘れるのには、いい本だ。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.150
(5pt)

幸せな世界

約30年前に著された本であるが、この本の中の世界は自由で幸せな世界だと感じた。
たぶん、現在に当てはめても通用すると思う。
多種多様な、簡潔な単語を駆使して情景を体感させてくれるというのは凄い。
何か、思いっきり軌道をずれてしまったかの様な現代社会を忘れるのには、いい本だ。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.149
(2pt)

あまりにもリアリティがない

評判の高い作品であるだけに、また宮本輝さんの他作(『蛍川』など)で
感動した後だっただけに、本作品を読んでガッカリした。

第一に、書簡にリアリティがなさすぎる。

・新しく多忙に事業を頑張っている男性が、あるいは障害のある息子を抱え日々奮闘する女性が、
 合間を縫ってしたためる手紙にしては、異常に長すぎる。
・一般人が、こんなに色調を帯びた完璧な文を、すらすら書簡で書けるわけがない。
 (うわついた文学的な表現や、難しい漢字が、頻繁に登場しすぎる)
・普通の人間は、こうやって順を追って手紙を書けない(普通は気持ちが先走り、
 言いたいことから書く。本作のように、時系列の自叙伝のような手紙は書かない)
・手紙に性交シーンの描写を書くなんて、正気の沙汰ではない
 (手紙というのは、本人同士のみならず、第三者に読まれる可能性もあるため)

第二に、そもそも話そのものに共感も感動もできない。

・女性のほうはともかく、男性のほう(有馬)が、自らのだらしなさが招いた転落人生に
 心から反省する風でもなく、新たに女をつくり、楽しそうにやっている。
 全く共感できない。
・筋が平坦すぎる、概して女性が男性に都合よく書かれすぎている、
 モーツァルトの音楽を活かしきれて居ない、前半で登場した人物が
 後半全く出てこなくなる、…etc.
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.148
(2pt)

あまりにもリアリティがない

評判の高い作品であるだけに、また宮本輝さんの他作(『蛍川』など)で
感動した後だっただけに、本作品を読んでガッカリした。

第一に、書簡にリアリティがなさすぎる。

・新しく多忙に事業を頑張っている男性が、あるいは障害のある息子を抱え日々奮闘する女性が、
 合間を縫ってしたためる手紙にしては、異常に長すぎる。
・一般人が、こんなに色調を帯びた完璧な文を、すらすら書簡で書けるわけがない。
 (うわついた文学的な表現や、難しい漢字が、頻繁に登場しすぎる)
・普通の人間は、こうやって順を追って手紙を書けない(普通は気持ちが先走り、
 言いたいことから書く。本作のように、時系列の自叙伝のような手紙は書かない)
・手紙に性交シーンの描写を書くなんて、正気の沙汰ではない
 (手紙というのは、本人同士のみならず、第三者に読まれる可能性もあるため)

第二に、そもそも話そのものに共感も感動もできない。

・女性のほうはともかく、男性のほう(有馬)が、自らのだらしなさが招いた転落人生に
 心から反省する風でもなく、新たに女をつくり、楽しそうにやっている。
 全く共感できない。
・筋が平坦すぎる、概して女性が男性に都合よく書かれすぎている、
 モーツァルトの音楽を活かしきれて居ない、前半で登場した人物が
 後半全く出てこなくなる、…etc.
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.147
(4pt)

読後感がよい

宮本輝の小説は青が散るに続き二冊目ですが、男と女の切ない恋愛関係の描写や雰囲気に引き込まれます

個人的には好きな作品です
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.146
(4pt)

読後感がよい

宮本輝の小説は青が散るに続き二冊目ですが、男と女の切ない恋愛関係の描写や雰囲気に引き込まれます

個人的には好きな作品です
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.145
(5pt)

久々に小説を読んで泣いた

「生命」に響く物語です。辛く悲しいけど、暖かい心に触れる。
絶望的なのに、希望の光が見える。
久々に小説で泣いた。しかも何回も。
読んだあと、「生きる」力を湧かせてくれる。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.144
(5pt)

久々に小説を読んで泣いた

「生命」に響く物語です。辛く悲しいけど、暖かい心に触れる。
絶望的なのに、希望の光が見える。
久々に小説で泣いた。しかも何回も。
読んだあと、「生きる」力を湧かせてくれる。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.143
(3pt)

久しぶりの日本の小説を。。。

『堪能しました』と結ぶかどうか悩んでいます。 早めの夏休みをとり、日頃,固い本を読むことが多いので、恋愛小説を読みたいと思い評判の高い著者のこの本を選びました。 夫が無理心中に巻き込まれてから暗転してゆく男と女のストーリーが、手紙のやり取りという形で、述べられています。離婚後10年の歳月を埋めるかのようにお互いを語り合い、そして新たな生活に踏みだしてゆくというストーリーが心のひだというか陰影をうつした往復書簡の形態で記されてゆきます。 そこに、男女の思いを繊細に描写して展開してゆくことにこの小説の魅力があるのでしょう。 この点、谷崎や川端といった日本私小説の精華と言えると思います。 その意味では、堪能しましたと結ぶことになるのでしょう。しかし、骨太の構成力と力強い展開を求める向き(典型が評者です)には、なんともひ弱な感じがする小説で、これもまた今様(いまよう)といえるのでしょうか。少しもの足りなさを感じたことも事実です。なお、私にとっての星3つは、『一読に値する』です。 星5 余部を買って人に薦めたい 星4 読了後は手元に置いておきたい、星2 買うんじゃなかった 星1 読むんじゃなかった です。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.142
(3pt)

久しぶりの日本の小説を。。。

『堪能しました』と結ぶかどうか悩んでいます。 早めの夏休みをとり、日頃,固い本を読むことが多いので、恋愛小説を読みたいと思い評判の高い著者のこの本を選びました。 夫が無理心中に巻き込まれてから暗転してゆく男と女のストーリーが、手紙のやり取りという形で、述べられています。離婚後10年の歳月を埋めるかのようにお互いを語り合い、そして新たな生活に踏みだしてゆくというストーリーが心のひだというか陰影をうつした往復書簡の形態で記されてゆきます。 そこに、男女の思いを繊細に描写して展開してゆくことにこの小説の魅力があるのでしょう。 この点、谷崎や川端といった日本私小説の精華と言えると思います。 その意味では、堪能しましたと結ぶことになるのでしょう。しかし、骨太の構成力と力強い展開を求める向き(典型が評者です)には、なんともひ弱な感じがする小説で、これもまた今様(いまよう)といえるのでしょうか。少しもの足りなさを感じたことも事実です。なお、私にとっての星3つは、『一読に値する』です。 星5 余部を買って人に薦めたい 星4 読了後は手元に置いておきたい、星2 買うんじゃなかった 星1 読むんじゃなかった です。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.141
(5pt)

生き抜く強さ

元夫婦による手紙形式で綴られるお話

手紙のみで進行されているからこそ、読み取れる相手の心情や思慮

それが、寂寥感だけが漂うのではなく、暖かくて優しくて心がこもっている

生きる意味を再確認したい時に、読みたくなる一冊
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.140
(5pt)

生き抜く強さ

元夫婦による手紙形式で綴られるお話

手紙のみで進行されているからこそ、読み取れる相手の心情や思慮

それが、寂寥感だけが漂うのではなく、暖かくて優しくて心がこもっている

生きる意味を再確認したい時に、読みたくなる一冊
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024
No.139
(5pt)

関西のお金持ちはなんか余裕がある

おそらく有馬と勝沼亜紀は相手の手紙を繰り返し読み直したでしょうし、自分の手紙を書くときは何回も下書きを重ねたに違いありません。
どうしようもない過去を振り返り、決して幸せとはいえない現況を伝えながらそれでも素直に心情を吐露する姿勢だけは貫きました。
そうして、2人はただの手紙のやり取りだけで確実に新たな一歩を踏み出したのです。
 令子みたいな人に出会えればそれだけで幸せです。
錦繍 Amazon書評・レビュー: 錦繍より
410332502X
No.138
(5pt)

関西のお金持ちはなんか余裕がある

おそらく有馬と勝沼亜紀は相手の手紙を繰り返し読み直したでしょうし、自分の手紙を書くときは何回も下書きを重ねたに違いありません。
どうしようもない過去を振り返り、決して幸せとはいえない現況を伝えながらそれでも素直に心情を吐露する姿勢だけは貫きました。
そうして、2人はただの手紙のやり取りだけで確実に新たな一歩を踏み出したのです。
 令子みたいな人に出会えればそれだけで幸せです。
錦繍(きんしゅう) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)より
4101307024