ゴールデン街コーリング

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評判

ゴールデン街コーリングの評価:

4.45/5点 レビュー 20件。 C ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(4pt)

読者の幅を広げたような作品

新宿のゴールデン街を舞台としたサスペンスだが、著者にしては珍しく青臭い大学生の葛藤がメインとなっており読者の幅を広げたような作品になっている。読みやい内容で、ラストも作者にしてはスカッとしている。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.18
(4pt)

小さなバーの中の愛憎相半ばするふたりの男

バブル前夜の1985年。場所は新宿ゴールデン街。そこは2000坪ほどの狭小エリア。マッチ箱を並べたような木造長屋建ての飲食店200店舗余りがひしめきあい、当時、東京におけるサブカルチャーやアングラの発信地のひとつでもあった。

そんな猥雑な一角にあった日本冒険小説協会公認酒場と銘打たれた「マーロウ」。連日朝方まで活字好きのサラリーマンや学生がグラスを傾けながらハードボイルド小説や冒険小説をネタに口角泡を飛ばしていた…。

主人公の坂本はそのバー働くバイト学生。無類の活字好きゆえ、現役の作家が集う店と知り憧れて入店。最大の誤算はマスター 斉藤顕の連夜の泥酔。酔えば人格は崩壊し、横暴かつ理不尽な言動は容赦なく、常に酩酊度を横目で見ながらの接客。この愛憎相半ばするふたりの関係を中心に、地上屋が影がちらつくバブル前夜のわずか200m四方で巻き起こるゴールデン街の熱狂を、著者の得手とするディテクティブなネタも絡め、当時酒場の常連だった船戸与一・志水辰夫・北方謙三に北上次郎(目黒考二)、立川談志も実名で登場するリアル感ありありの青春小説。

新宿で飲んだことは数回あるけど、ゴールデン街は未踏のエリア。その街をよく知らない者が読んでも、盛り場特有の路地に漂う小便臭さと吐瀉物の臭いが鼻先をかすめてくる。また、当時の空気を知る者にとっては、バブルへ突入していく手前の80年代半ば–皆が中流であることを信じて疑わなかった鷹揚な時代–の情景も浮かび上がってくる。

本書に登場する、バイト学生 坂本は著者の馳星周で作家としてデビューする、はるか以前の本名 坂東齢人(共産党員の父でウラジーミル・レーニンから名前を拝借)のことであり、バー「マーロウ」は著者が横浜市大時代、新宿ゴールデン街にあるコメディアン内藤陳が経営する酒場「深夜+1」のこと。

1985年の夏に実際に起こった出来事に、フィクショナルな要素を絶妙な配合で溶け込ませた自伝的青春小説。アラフィフからビッグフィフティにとって、懐かしさ溢れる一冊!
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.17
(4pt)

小さなバーの中の愛憎相半ばするふたりの男

バブル前夜の1985年。場所は新宿ゴールデン街。そこは2000坪ほどの狭小エリア。マッチ箱を並べたような木造長屋建ての飲食店200店舗余りがひしめきあい、当時、東京におけるサブカルチャーやアングラの発信地のひとつでもあった。

そんな猥雑な一角にあった日本冒険小説協会公認酒場と銘打たれた「マーロウ」。連日朝方まで活字好きのサラリーマンや学生がグラスを傾けながらハードボイルド小説や冒険小説をネタに口角泡を飛ばしていた…。

主人公の坂本はそのバー働くバイト学生。無類の活字好きゆえ、現役の作家が集う店と知り憧れて入店。最大の誤算はマスター 斉藤顕の連夜の泥酔。酔えば人格は崩壊し、横暴かつ理不尽な言動は容赦なく、常に酩酊度を横目で見ながらの接客。この愛憎相半ばするふたりの関係を中心に、地上屋が影がちらつくバブル前夜のわずか200m四方で巻き起こるゴールデン街の熱狂を、著者の得手とするディテクティブなネタも絡め、当時酒場の常連だった船戸与一・志水辰夫・北方謙三に北上次郎(目黒考二)、立川談志も実名で登場するリアル感ありありの青春小説。

新宿で飲んだことは数回あるけど、ゴールデン街は未踏のエリア。その街をよく知らない者が読んでも、盛り場特有の路地に漂う小便臭さと吐瀉物の臭いが鼻先をかすめてくる。また、当時の空気を知る者にとっては、バブルへ突入していく手前の80年代半ば–皆が中流であることを信じて疑わなかった鷹揚な時代–の情景も浮かび上がってくる。

本書に登場する、バイト学生 坂本は著者の馳星周で作家としてデビューする、はるか以前の本名 坂東齢人(共産党員の父でウラジーミル・レーニンから名前を拝借)のことであり、バー「マーロウ」は著者が横浜市大時代、新宿ゴールデン街にあるコメディアン内藤陳が経営する酒場「深夜+1」のこと。

1985年の夏に実際に起こった出来事に、フィクショナルな要素を絶妙な配合で溶け込ませた自伝的青春小説。アラフィフからビッグフィフティにとって、懐かしさ溢れる一冊!
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.16
(2pt)

面白いけど、甘すぎ

面白いよ。 ゴールデン街 歌舞伎町 新大久保 区役所通り 、バブルの頃で今より泥臭かったゴールデン街を懐かしく描き出す青春物語。 フレッシュでいい絵を読ませてくれる。

でもなあ、甘いよ。甘すぎ。
人殺しちまった狂気を軽く書くな。 ボケてんのか?
分かっちゃいたけど、ぬるすぎる結末への展開が所詮フィクションに塗れた世界だって悲しかった。

ゴールデン街描くなら、余計なサスペンス入れるなタコ!
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.15
(2pt)

面白いけど、甘すぎ

面白いよ。 ゴールデン街 歌舞伎町 新大久保 区役所通り 、バブルの頃で今より泥臭かったゴールデン街を懐かしく描き出す青春物語。 フレッシュでいい絵を読ませてくれる。

でもなあ、甘いよ。甘すぎ。
人殺しちまった狂気を軽く書くな。 ボケてんのか?
分かっちゃいたけど、ぬるすぎる結末への展開が所詮フィクションに塗れた世界だって悲しかった。

ゴールデン街描くなら、余計なサスペンス入れるなタコ!
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.14
(4pt)

「もうひと昔」前のゴールデン街ワールド

同世代だけど初めて馳さんの小説読んだ。かなり丁寧な文章なんですね。その分、文体自体に味がないかな。テーマで勝負ということだと書く内容によっては評価が凸凹しそう。Amazonの評価もそんなカンジ。この小説は「ロードムービー」みたいに時系列にそってエピソードが並んでいるので、そういう意味で読み易かった。

 今みたいにWebで情報収集もできない時代に、ゴールデン街で飲むようになる、バイトをするようになるというのは何かしらの「のっぴきならない」理由が必要。馳さんは「スカウトされた」ようなもんだね。僕自身は離婚をキッカケにして人に紹介され、ここに書かれている時代の20年後位から10年位通った。その頃でも初めての店では「飲ませてもらっていいですか?」と仁義を切ってから入ってた。ましてやこの頃。一見さんお断りの店も多かったろうし、癖のある人がたくさんいたと思う。読んでて地理関係や老舗の名物ママ、雰囲気などは昔通っていた分、手に取るようにわかるので楽しかったww。登場人物もほぼ実名で出てくるのでそういうのもリアルで愉しかった。

 僕が通っていた頃にも詐欺で捕まるマスターとか、死んでしまった常連とかの話とかいろいろあった。あの頃からさらにゴールデン街は変わった。馳さんも書いているけど外人の多さ。それと女性や若者が入り易い店が増えたこと、飲食できる店も増えたな。凪(ラーメン)なんて飲み屋が片手間にやってたのが、あそこまで大きくなった。小説にはあんまり書いてなかったから、簡単にシステムを説明しておくと 1,500円(ないし2,000円)でチャージ&1杯&簡単なツマミというのが多い。以降は1ショット500円程度がプラスされる。なので2杯飲んで帰れば2,000円(もしくは2,500円)。例外的にボトルが入れられる店があって、その場合は2,000円で簡単なツマミがつく(ボトル代別途)てなのが多い。外人はチャージ料の概念が乏しくもめることが多いのでチャージ料なしのところに集っている。そういう店は英語を話せるスタッフを置いていることが多い。 ゴールデン街は7時くらいからやってるけど、割と本格的にエンジンがかかるのが遅くて21時過ぎてからから終電あたりまでがコアタイム。面白そうな客は深夜帯に多いので金曜夜とかにハシゴ覚悟で徹夜で飲むのがオススメ。そういう遊び方をするので、いいとこ40歳代までかな。年とってキツくなって離れていく人が多い。

デフレが続いてみんな安いところでしか飲まなくなってしまったけど、ゴールデン街は決して安くはない。それに店をハシゴするのが醍醐味だったりするので、もろもろ含め1万/晩・・位使わないとあんまり楽しめないかも。それだけ使っても価値を持てる人が通い、時間が経つと離れていく街だと思う。

 エピローグで馳さんが入店を断られたのには笑った。内藤さんが「来ても入れるなよ」と言い残しておいたわけではないだろうけどww。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.13
(4pt)

「もうひと昔」前のゴールデン街ワールド

同世代だけど初めて馳さんの小説読んだ。かなり丁寧な文章なんですね。その分、文体自体に味がないかな。
テーマで勝負ということだと書く内容によっては評価が凸凹しそう。Amazonの評価もそんなカンジ。この小説
は「ロードムービー」みたいに時系列にそってエピソードが並んでいるので、そういう意味で読み易かった。

 今みたいにWebで情報収集もできない時代に、ゴールデン街で飲むようになる、バイトをするようになるという
のは何かしらの「のっぴきならない」理由が必要。馳さんは「スカウトされた」ようなもんだね。僕自身は離婚を
キッカケにして人に紹介され、ここに書かれている時代の20年後位から10年位通った。その頃でも初めての店では
「飲ませてもらっていいですか?」と仁義を切ってから入ってた。ましてやこの頃。一見さんお断りの店も多かった
ろうし、癖のある人がたくさんいたと思う。読んでて地理関係や老舗の名物ママ、雰囲気などは昔通っていた分、
手に取るようにわかるので楽しかったww。登場人物もほぼ実名で出てくるのでそういうのもリアルで愉しかった。

 僕が通っていた頃にも詐欺で捕まるマスターとか、死んでしまった常連とかの話とかいろいろあった。あの頃
からさらにゴールデン街は変わった。馳さんも書いているけど外人の多さ。それと女性や若者が入り易い店が
増えたこと、飲食できる店も増えたな。凪(ラーメン)なんて飲み屋が片手間にやってたのが、あそこまで大きく
なった。小説にはあんまり書いてなかったから、簡単にシステムを説明しておくと 1,500円(ないし2,000)で
チャージ&1杯&簡単なツマミというのが多い。以降は1ショット500円程度がプラスされる。なので2杯飲んで
帰れば2,000円(もしくは2,500円)。例外的にボトルが入れられる店があって、その場合は2,000円で簡単な
ツマミがつく(ボトル代別途)てなのが多い。外人はチャージ料の概念が乏しくもめることが多いのでチャージ料
なしのところに集っている。そういう店は英語を話せるスタッフを置いていることが多い。
 ゴールデン街は7時くらいからやってるけど、割と本格的にエンジンがかかるのが遅くて21時過ぎてからから
終電あたりまでがコアタイム。面白そうな客は深夜帯に多いので金曜夜とかにハシゴ覚悟で徹夜で飲むのが
オススメ。そういう遊び方をするので、いいとこ40歳代までかな。年とってキツくなって離れていく人が多い。
デフレが続いてみんな安いところでしか飲まなくなってしまったけど、ゴールデン街は決して安くはない。
それに店をハシゴするのが醍醐味だったりするので、もろもろ含め1万/晩・・位使わないとあんまり楽しめ
ないかも。それだけ使っても価値を持てる人が通い、時間が経つと離れていく街だと思う。

 エピローグで馳さんが入店を断られたのには笑った。内藤さんが「来ても入れるなよ」と言い残しておいたわけ
ではないだろうけどww。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.12
(4pt)

酒と煙草と小説

馳星周氏のまさに「自伝的青春小説」。小説のとおり、本当に新宿ゴールデン街のバーでバイト経験があられるようで、小説からは当時の街の雰囲気やそこに集う人間たちの感情がリアルに押し寄せてきます。ゴールデン街を知らない読者も、そこで生きているような気持になります。

謀略戦や騙し合い、暴力が主軸のノワール小説の原点みたいなものが読み取れるかなと思いましたが、それよりも、上京してきた小説を溺愛する若者が、苦悩しながらも成長していくゴールデン街で過ごした日々がほろ苦く、暖かに綴られます。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.11
(4pt)

酒と煙草と小説

馳星周氏のまさに「自伝的青春小説」。小説のとおり、本当に新宿ゴールデン街のバーでバイト経験があられるようで、小説からは当時の街の雰囲気やそこに集う人間たちの感情がリアルに押し寄せてきます。ゴールデン街を知らない読者も、そこで生きているような気持になります。

謀略戦や騙し合い、暴力が主軸のノワール小説の原点みたいなものが読み取れるかなと思いましたが、それよりも、上京してきた小説を溺愛する若者が、苦悩しながらも成長していくゴールデン街で過ごした日々がほろ苦く、暖かに綴られます。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.10
(5pt)

自己美化を廃したリアルな青春小説

内藤陳の店「深夜プラス1」で若き日の馳星周がアルバイトをしていたというのは、どうやらよく知られたこと事実のようですね。その実話をベースに馳星周が書いた青春小説がこの「ゴールデン街コーリング」です。
成功者が自分の青年時代を振り返った文章にありがちな自己美化が希薄で、バイト先の主人である斉藤顕(=内藤陳)やゴールデン街の愛すべき人たちの弱さ、ダメっぷり、そして主人公=自分自身のある種の冷酷さも遠慮なく描いているところがリアルです。
私も馳氏とほぼ同世代ですが、あの時代の空気が懐かしく感じられて、最後まで面白く読むことができました。
作中には「本の雑誌」とその編集者が重要な役割で出てきますが、そういえば椎名誠のサラリーマン小説(「新橋烏森口青春編」など)のような匂いもありますね。
馳ファンでなくとも楽しめる作品だと思います。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.9
(5pt)

自己美化を廃したリアルな青春小説

内藤陳の店「深夜プラス1」で若き日の馳星周がアルバイトをしていたというのは、どうやらよく知られたこと事実のようですね。その実話をベースに馳星周が書いた青春小説がこの「ゴールデン街コーリング」です。
成功者が自分の青年時代を振り返った文章にありがちな自己美化が希薄で、バイト先の主人である斉藤顕(=内藤陳)やゴールデン街の愛すべき人たちの弱さ、ダメっぷり、そして主人公=自分自身のある種の冷酷さも遠慮なく描いているところがリアルです。
私も馳氏とほぼ同世代ですが、あの時代の空気が懐かしく感じられて、最後まで面白く読むことができました。
作中には「本の雑誌」とその編集者が重要な役割で出てきますが、そういえば椎名誠のサラリーマン小説(「新橋烏森口青春編」など)のような匂いもありますね。
馳ファンでなくとも楽しめる作品だと思います。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.8
(3pt)

「抜け出した」人の郷愁

って感じだった。こういうのは男性受けするだろうなと
ほどほどに面白く読んだが、率直なトコ、
エピローグの「すかしやがって」の感じが「優越」にくるみこまれた郷愁で、←が個人的に好きじゃない
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.7
(3pt)

「抜け出した」人の郷愁

って感じだった。こういうのは男性受けするだろうなと
ほどほどに面白く読んだが、率直なトコ、
エピローグの「すかしやがって」の感じが「優越」にくるみこまれた郷愁で、←が個人的に好きじゃない
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.6
(5pt)

当時のゴールデン街が生々しく

時代背景とゴールデン街という特殊な街の様子は、学生の頃、バイトに明け暮れて学校に来なかった奴って、多分、こんな生活を送っていたんだろうな。って思わせる。今となっては羨ましい。

「自伝的青春小説」と銘打たれてるだけあって、当時のゴールデン街の様子が生々しい。清濁併せ呑むとでも言うのだろうか、アンバランスなまでにやりたいこと興味あることを続けれる環境とそれを寛容に受入れる環境と、アンバランスな精神がむき出しになっている環境が同居している様は「住人」にしか描けないものかもしれない。殺人事件が絡んだミステリーってことを忘れるくらい、街と住人の描写に食い入るように読んでしまった。

それにしても、内藤陳って酒癖悪かったんですね。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.5
(5pt)

当時のゴールデン街が生々しく

時代背景とゴールデン街という特殊な街の様子は、学生の頃、バイトに明け暮れて学校に来なかった奴って、多分、こんな生活を送っていたんだろうな。って思わせる。今となっては羨ましい。

「自伝的青春小説」と銘打たれてるだけあって、当時のゴールデン街の様子が生々しい。清濁併せ呑むとでも言うのだろうか、アンバランスなまでにやりたいこと興味あることを続けれる環境とそれ寛容に受入れる環境と、アンバランスな精神がむき出しになっている環境が同居している様は「住人」にしか描けないものかもしれない。殺人事件が絡んだミステリーってことを忘れるくらい、街と住人の描写に食い入るように読んでしまった。

それにしても、内藤陳って酒癖悪かったんですね。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.4
(5pt)

こんな馳星周もあり

馳星周の書く青春小説。
馳星周が新宿を舞台にした小説を書くのに、中国人もヤクザも出てこない。頭の中でサイレンが鳴り響いたりもしない。ゴールデン街でお酒飲んで、つまみおごってもらって、二日酔いになってまたお酒飲む話。
でも不思議と引き込まれて一気に読んじゃう。これまでの馳星周作品と違った、淡々としてて、でも生々しい青春。そんな作品でした。
馳星周、青春小説路線続けてみるのもありなんじゃないかと思う。面白かったです。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.3
(5pt)

こんな馳星周もあり

馳星周の書く青春小説。
馳星周が新宿を舞台にした小説を書くのに、中国人もヤクザも出てこない。頭の中でサイレンが鳴り響いたりもしない。ゴールデン街でお酒飲んで、つまみおごってもらって、二日酔いになってまたお酒飲む話。
でも不思議と引き込まれて一気に読んじゃう。これまでの馳星周作品と違った、淡々としてて、でも生々しい青春。そんな作品でした。
馳星周、青春小説路線続けてみるのもありなんじゃないかと思う。面白かったです。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015
No.2
(5pt)

故郷への愛と批判

バブル前後のゴールデン街の飲み屋界隈で起きた出来事を描いている。
普通、こういうテーマだと、「街ラヴ」を声高に叫ぶ作品になりがちだが、あくまで退廃した場所であり、いつまでもそこにいてはダメになる、という批判をきちんと入れている。
理想の町ならば、誰もが守ろうとするし、作中で登場人物たちが口でいう事と裏腹に、そういう動きをし切れていないのは、やはり、無理を感じているからだと思う。
それでも愛は愛で持ち続けている、そんな感じの話。
ゴールデン街コーリング (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゴールデン街コーリング (角川文庫)より
4041118778
No.1
(5pt)

故郷への愛と批判

バブル前後のゴールデン街の飲み屋界隈で起きた出来事を描いている。
普通、こういうテーマだと、「街ラヴ」を声高に叫ぶ作品になりがちだが、あくまで退廃した場所であり、いつまでもそこにいてはダメになる、という批判をきちんと入れている。
理想の町ならば、誰もが守ろうとするし、作中で登場人物たちが口でいう事と裏腹に、そういう動きをし切れていないのは、やはり、無理を感じているからだと思う。
それでも愛は愛で持ち続けている、そんな感じの話。
ゴールデン街・コーリング Amazon書評・レビュー: ゴールデン街・コーリングより
4041070015