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破斬
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破斬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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百万石の留守居役シリーズ、奥右筆秘帳シリーズの主人公に慣れ親しみ、その余韻も冷めやらぬう ち新しい主人公・水城聡四郎に馴染もうとしても、そう簡単には行かない。これから数巻を通して少 しずつ・・・という事になるのだろう。 それにしても著者の描く主人公には共通点がある。一つは仕事(職務)のスキルはまだまだ。とい うより全くの初心者。二つ目は剣の腕はめっぽう強いがどうしても勝てない相手がいる(上記2シリ ーズしか読んだことがないので偉そうなことは言えませんが)。 本書では衒学的な部分が多く、もう少しスリムにした方が物語の流れに乗りやすい。前出2作品に 比べ初期に出されたものなので、こなれていないと言えるのかも。しかし、剣戟シーンの描写は卓越 したものがあり、ワクワクしながら読んで行ける。 | ||||
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上田秀人らしく、主人公がもはや”武”ではなく”文”で立たなくてはいけなくなった徳川時代ながら、”武”の力を併せ持つことで幕府内の陰謀確執の中で翻弄されながらも義を貫く姿が描かれる。 今までの他シリーズと同じく、江戸の時代が濃厚に描かれていて、悪く言えば同じ説明や描写が多々あるが、初読の方には当時の時代風俗が分かりやすくて良いだろう。 この聡四郎シリーズはタイトルを変えながら3シリーズ位になっているので、代表作なのかな? | ||||
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何時もながら、上田氏の本は肩が凝らず、明智光秀を麒麟と言う様な馬鹿な事も言わず、コロナ時代の自粛時には、最適な読物と思います。 | ||||
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個人的な好みとして「恬淡としてるすっげー剣客」は良いけれど、合わせて「性根の座ったおなご」も氏の要件に求めてるんで、ヒロインの腰の据わりが甘い感じ。 かどわかされて足手まといになりに行くのは「子供向けヒーロー物」的でちょっと…。おなじ「かどわかし」であっても、賢明な行動だったがどうしようもなかった、とか、押し入られて防ぎようがない状況により、の方が好きかも。 概ねは楽しみました | ||||
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新井白石に取り立てられた勘定吟味役が 荻原重秀や紀伊国屋文左衛門一味の 経済犯罪に対し、剣一本で挑んでいくお話。 ラストクライマックスの殺陣のシーンはカッコいいが 金銀改鋳・出目などの金融知識が浅く 物語を引っ張っていくはずの金融トリックが あまり生きていないのは残念。 | ||||
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