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破斬



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【この小説が収録されている参考書籍】
破斬―勘定吟味役異聞 (光文社時代小説文庫)

破斬の評価: 3.69/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

新井白石はは剃刀の刃!!!??

将軍家宣側近の儒者・新井白石から吟味役によって勘定吟味役に取り立てられた水城惣四郎。右も左も分らないまま、己で何をせねばならぬか思案する。太田彦右衛門の助けもあり、豪商紀伊國屋文左衛門の悪事を明るみに。懇意にしている相模屋の一人娘が惣四郎の仕事に巻き込まれ生死を??師入江無手齊に剣術で心の迷いを払拭する。惣四郎の剣術は闇に蠢く輩から身を守る。
破斬―勘定吟味役異聞 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:破斬―勘定吟味役異聞 (光文社時代小説文庫)より
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No.12:
(3pt)

剣戟描写は抜群だが衒学的なところが多い

百万石の留守居役シリーズ、奥右筆秘帳シリーズの主人公に慣れ親しみ、その余韻も冷めやらぬう
ち新しい主人公・水城聡四郎に馴染もうとしても、そう簡単には行かない。これから数巻を通して少
しずつ・・・という事になるのだろう。
 それにしても著者の描く主人公には共通点がある。一つは仕事(職務)のスキルはまだまだ。とい
うより全くの初心者。二つ目は剣の腕はめっぽう強いがどうしても勝てない相手がいる(上記2シリ
ーズしか読んだことがないので偉そうなことは言えませんが)。

 本書では衒学的な部分が多く、もう少しスリムにした方が物語の流れに乗りやすい。前出2作品に
比べ初期に出されたものなので、こなれていないと言えるのかも。しかし、剣戟シーンの描写は卓越
したものがあり、ワクワクしながら読んで行ける。
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No.11:
(3pt)

シリーズ代表作かな?勘定奉行新人ながら剣の遣い手でもある青年の成長物語

上田秀人らしく、主人公がもはや”武”ではなく”文”で立たなくてはいけなくなった徳川時代ながら、”武”の力を併せ持つことで幕府内の陰謀確執の中で翻弄されながらも義を貫く姿が描かれる。

今までの他シリーズと同じく、江戸の時代が濃厚に描かれていて、悪く言えば同じ説明や描写が多々あるが、初読の方には当時の時代風俗が分かりやすくて良いだろう。

この聡四郎シリーズはタイトルを変えながら3シリーズ位になっているので、代表作なのかな?
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No.10:
(1pt)

買って無駄でした。

以前に同じものを買ってました。決定版なんてまぎらわしい。
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No.9:
(3pt)

暇潰しに最適

何時もながら、上田氏の本は肩が凝らず、明智光秀を麒麟と言う様な馬鹿な事も言わず、コロナ時代の自粛時には、最適な読物と思います。
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No.8:
(3pt)

好みとしては少し物足りない

個人的な好みとして「恬淡としてるすっげー剣客」は良いけれど、合わせて「性根の座ったおなご」も氏の要件に求めてるんで、ヒロインの腰の据わりが甘い感じ。
かどわかされて足手まといになりに行くのは「子供向けヒーロー物」的でちょっと…。おなじ「かどわかし」であっても、賢明な行動だったがどうしようもなかった、とか、押し入られて防ぎようがない状況により、の方が好きかも。
概ねは楽しみました
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No.7:
(5pt)

傑作!

シリーズを通して読んで欲しい。ついでに言えば、ツンデレ時代小説。
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No.6:
(5pt)

大変面白い?

面白くて2日間で読み終わりました。久しぶりにこんな本に出合った。このシリーズを読んで行きたい。
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No.5:
(4pt)

面白い

上田秀人さんのシリーズ物にはまってしまい寝る暇も惜しんで観ています。今回シリーズ全巻をまとめて購入して一気に読みましたイヤー満足です。
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No.4:
(5pt)

痛快!!

ドンドン引き込まれ久方ぶりにスカッとした。続編の御広敷用人シリーズまで13冊を一気読みした。
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No.3:
(4pt)

勘定奉行の裏を暴く

著者の作品には、悪名高い官僚が登場するが、これもその一つで貨幣価値を下落させ私腹を肥やした勘定奉行と敵対する偏屈な上司に難題を命じられる旗本の悪戦苦闘の物語。六代将軍から八代将軍までシリーズには登場する。
続編シリーズが刊行中。
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No.2:
(4pt)

水城聡四郎なかなかいいよ

主人公の水城聡四郎って言う侍、現代のサラリーマンを思わせるね
仕事に忠実で真面目で・・・・これって日本人の典型です
しかも女性に奥手で少し堅物で、でもやるときにはきっちり仕事をこなす
まさに、日本人サラリーマンです。(爆笑)

この時代物小説は、六代将軍家宣の時代を背景に懐刀である儒学者で切れ者の新井白石が
勘定吟味役なる役職に主人公水城を抜擢する所から始まってます
新井白石の無理難題を手足となって動き回る、まるで現代のサラリーマンそのものです

水城聡四郎の使う一放流と言う剣術は富田流小太刀に端を発する鎧兜を断ち割る一撃必殺を
旨とする太刀筋みたいで、師匠の入江無手斎という人がこれまた無茶苦茶強い
主人公はまったく歯が立たないみたいで水城さんはいつも怒られてますね(笑)

今回のテーマは小判改鋳による経済犯罪を追い詰める水城なのですが
時代物によく聞く人物が総登場します。
敵役で首謀者の柳沢吉保、高見から陰で動くというフィクサーです
その手下勘定奉行の、荻原近江守重秀・・こいつが水城に直接難癖をつけるんです
商人で敵役の紀伊国屋文左衛門、金座支配の後藤庄三郎光富
大物揃い踏みですね。

水城さんは全くの素人で勘定吟味役に着かされましたので当然に右往左往するわけです
唯一味方の部下でこの道のベテラン、太田彦左衛門さん
この人の力を借りて、なんとかめどを付けていくわけです。

巷では、味方になってくれるのが江戸一番の人入稼業相模屋の主、相模屋伝兵衛
この人なかなかの好人物で、大名や旗本に顔が利いて物知りと来ています
なにかと水城さんを助けてくれてます
その相模屋伝兵衛の一人娘でかなり目立つ美人の、紅さん。
今回の物語では、再三水城さんの足手まといになりますが、お互い惚れあってまして
これからの展開が楽しみです。
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No.1:
(3pt)

経済犯罪に対し、剣一本で挑んでいくお話

新井白石に取り立てられた勘定吟味役が
荻原重秀や紀伊国屋文左衛門一味の
経済犯罪に対し、剣一本で挑んでいくお話。

ラストクライマックスの殺陣のシーンはカッコいいが
金銀改鋳・出目などの金融知識が浅く
物語を引っ張っていくはずの金融トリックが
あまり生きていないのは残念。
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