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ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの



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ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうものの評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

悩める上級生とパトリックとオーランド

小泉八雲、パトリック=ラフカディオ=ハーンの
青年期、寄宿舎時代はこんなだったのでは、と
思わず納得させらるシリーズ第二作、
悩める上級生について、
序盤に前振りの短編がありますが、
実質は、第一作と異なり長編になっています。

もちろんオカルト的なところもありますが、
親子関係と友達関係の心理描写を
重厚に描き込んでいて、
重苦しい内容がずっと続きますが、
それでも第一作よりもずっと読みやすく、
結末が気になってどんどん読めてしまいます。

狂言回しのオーランドも
だいぶパトリックに慣れてきて振り回されなくなり、
互いに配慮し合う良いコンビになってきました。

蝶については小泉八雲には『安芸之助の夢』がありますが、
虫についての連作の一つ、『蝶』も読んでおくと、
なお作者の意図を汲み取りやすくなるかもしれません。
ただ、それらを読んでなくても
本作は問題なく楽しめますね。
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)より
4065156386
No.3:
(4pt)

物悲しい1冊

物悲しい話が続いたので、読後はしんみり。その中で、元気なウィル君が唯一の癒しかもしれない(笑)
パトリックとオーランドの関係がより深まったので、次の最終巻を読むのが楽しみ。
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)より
4065156386
No.2:
(4pt)

回り道しながら真相にたどり着く

1話完結もの。1巻目より、誰の発言なのか、書き分けが、
わかりやすかった。
怖くて温かい。そして切ない。
矛盾しているようだけど、その世界が成立している。
続編が出たら読みます。
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)より
4065156386
No.1:
(5pt)

恐ろしくても暖かい

夜に読むとゾクゾク恐怖感が増します。
ズシッとくる内容もありながら、読後は心地良くてくせになりますし、
パトリックたちの友情の深まり具合も好きです。先輩たちの愛にも。
猫のお話は泣きました。1話から人物や出来事などのポイントが繋がっていくところも面白かったです。
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲 罪を喰らうもの (講談社タイガ)より
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