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桜と日章
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桜と日章の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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タイトルからして、もう少し深みのある作品かと思った。 序章はかなりインパクトがあり「この先は」と思わせるのだが、本編の仕掛けはステレオタイプ。想像通りの展開で、がっかり。 ただし、本作は、自衛隊と警察の「お仕事紹介小説」として、かなり面白い。自衛隊と警察の階級の比較などは、 なかなか面白い。特に軍ではない自衛隊の三等陸尉や一等空佐の呼び方や、普通科(歩兵とはよべないから)の部署をユーモラスに語っているのは、著者が元自衛隊であったからならではだろう。 | ||||
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ネタバレありです。 1・ラストは素晴らしく良い。電車で読んでいて久々に泣きそうになった。☆5+ 2・出だしもありがちですが悪くない。映画パトレイバー1ですね。☆5 3・全体的な問題意識は熱い割に客観的で良い(厭世的なパト2をひと捻りしてある)が、作者の政治的意見を代弁してしまうキャラクターの存在がいまひとつ☆4 4・キャラクターは魅力の片鱗を見せている人たちばかりで、深める描写やエピソードが圧倒的に不足している。主要人物の一人がオネエである必然性が最後までまったく感じられない。☆4ー 5・ストーリーは面白いがやや(いやかなり)無理がある。補助線が不足している。☆3 6・作者の責任だけではなく編集や校閲の問題でもあるが単純なミスや回収されていない伏線(例えばP.177 l.4 の「判明しなかった」件)などが両手の指の数ほどあった。☆2 7・階級や階級章や組織の説明は1/10で良い。百ページくらい削れる気がする。その分をキャラクターのエピソードにまわすべきだった☆1 さて、少なくとも5と6は、まともな編集者が着いていれば回避できたものです。 これが新潮社か講談社から出ていれば、たぶん迷わずに☆5をつけられたかと思うと、実にもったいないと思います。 というかどこかのノベルズあたりで大幅改稿して出して欲しい位です。前の2冊は読んでいないのですが、シリーズごとノベルズ化するのはどうでしょう。 最後になりましたが、滅多に新しい作家に手を出さないのに、本屋で立ち読みをして設定があまりに魅力的なので買ってしまいました。 応援してます。がんばって下さい。 | ||||
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