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ハンターキラー 潜航せよ
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ハンターキラー 潜航せよの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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以前より、共作により書かれた小説を読むと違和感が残ることがあります。多くの共作による作品の場合には物語の展開にスピード感があまり感じられず、ストーリーに引き込まれにくい印象を受けることがあるのですが、本作も正にそのような作品と感じました。 ストーリーは恐らくトム・クランシーの「レッド・オクトーバー」からヒントを得ているかと思われます(ストーリーの展開は全く異なる)が、「レッド・オクトーバー」では場面展開や登場人物の内面などがまるで読み手が現場に立ち合っているかのように引き込まれていくのに対して、本作では同様の描写が往々にして単なる「説明」のように感じられます。決して悪い作品ではないのですが、若干「頑張って」読んでいく必要があり、作品自体が読み手のこちらをストーリーに引き摺り込んでいく迫力が少々薄いという印象が残ります。基本的な物語は非常に面白いので、少しだけ残念に思いました。 | ||||
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敵役のロシア軍が間抜けすぎるのでは?こんなに間抜けな海軍にされてしまってはロシアのプーチン大統領は怒り心頭ですね。あと、訳(あるいは訳した日本語)に微妙に違和感がある箇所が、下巻に数か所あり(P74、P97など) とはいうものの、ロシア、ニューヨーク、米露海軍艦艇など場面を転換しながら物語は展開していくので、読み手を飽きさせず、一気に読み進めていける書き手の構想や手腕は大したものです。 米軍(正義の味方)に都合よく物語が進展していきますが、そこは小説ということで・・・。米軍が勝つように大団円を迎えるには、米軍にちょっとした運と綾が必要なのですから。「そこに文句をつけるのは野暮ってやつですよ!、旦那。」そのあたりの事情は、オ、ヤ、ク、ソ、クですよ。 都合よく話が展開していくの嫌な方は、PCの硬派なストラテジーゲームや硬派なシミュレーションゲームで不都合な展開を。潜水艦ものでは、サブコマンドやデンジャラスウォーターなどがあります。初心者には敷居が高いですが良くできています。あとフリートコマンドなんかもいいかも・・・ちょっと古すぎるか。 私は潜水艦ものが好きなので複数の書籍を読んでいますが、ウォールストリートを物語に組み込んだのは斬新。試みとしては面白いアイデアであると思いました。ただ株式相場(経済)の崩壊による政治への影響や混乱、緊迫感(ドゥロフ提督の目論見が的を射ていたのか否か)が読み手に十分伝わっていたかというと、そうではないと思える点が残念。書き手にもう一人、政治経済の専門家を加える必要があったのかもしれませんね。 あと、終結部が割りとあっさり終わってしまったのは意外でした。また、アンドロポヨフ艦長が「ケパルト」を離艦する際に副官に語った言葉がどこで生かされるのだろうと思いながら読み進めていきましたが、結局その言葉は、伏線でもなんでもなく終わってしまったのも読んでいる側としては意外な展開でした(拍子抜け)。 ところで、私がこれまで読んだ潜水艦ものの小説で印象に残っているのはパトリック・ロビンソンの「ニミッツクラス」「キロクラス」です。登場人物も魅力的です。相当古いところではアレクサンドル・コルガノフの「Uボート出撃せよ」です。興味のある方はご一読を。 いろいろ書きましたが、小説としては読者を引き込んでいくので及第点ですが、敵役のロシア海軍がドゥロフ提督を含めて少々間抜け過ぎます。だから★三つです。 | ||||
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トムクランシーシリーズを読んでいるせいか、 それと比べても非常に読みにくい文章で書かれている。 訳者にも問題があるのかな。 この辺は好みとしか言いようがない。 | ||||
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表紙に映画の上映開始日の記載が目にとまり書店で購入しましたが、期待した内容は「ワイルドスピード・アイスブレイク」的なものです。 しかし読み始めると「原子力潜水艦浮上せず」的な部分や「クルクス」の事故の件も取り上げられていたので、「カートやオースチンならどうするのかなあ~、でもDSRVを使う時点であり得ないかあ!」(クライブ・カッスラーねたになりますが)と考えたり、「VLS開放!」的な処では「沈黙の艦隊」でわなく「ジパング」の菊池を想像したりと、結構楽しめました。 内容については不満はありませんが映画は時間に詰め込めなければならないので、プライムにて無料で吹き替え版が出たら見ようと思いました。 | ||||
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原作の映画化は、時間的制約などで、原作には敵わないと思っていましたが、初めてかもしれない。 映画の方が面白かった。 ロシアの現状に違和感がある。ちょっと前の「旧ソ」と呼ばれていた頃のロシアって感じ。 2012年の作品にしても…… 主人公があんまり主人公らしく活躍していない。……誰に感情移入すればいいのかな? エンディングで全く出てこない主人公ってあり? 翻訳物なので、翻訳の影響もあるのかもしれませんが、淡口の展開。見せ場が流れてっちゃう感じ。 | ||||
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話の基本構想がレッドオクトーバーと同じです。このような内容では日本ではコピーと判断されて問題になりますよ。 また、大筋にマフィヤが関係してくることも少々構想自体が粗すぎる。当初から映画化を考慮した発想でビジネス的。 まあ、評価できるところは、現状潜水艦のソナー等のハイテク機器の内容。ヘリコプターが着艦時にぶら下げているロープに高い静電気があることなどは経験者でなくてはわからないこと。長い銅線で曳航するソナーも驚きです。物語よりも最新艦艇のハイテクの理解用です。 | ||||
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祖国ロシアの衰退を嘆く老提督が、潜水艦と株式市場を軸に祖国再生のため、起死回生の手段に打って出た。 アメリカはまだ何か起きているか分からない中、腕利きの潜水艦艦長グラスと、特殊部隊のシールズに極秘任務を託すが、というストーリー。 | ||||
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