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アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判



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アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

縁がないと印は掘れない

あえて「いんぼう」と平仮名表記されているのが気になったので拝読。
読んで成る程確かに「いんぼう」だ…判子的な意味合いでw
1話1話メインキャラクターが違っていて、別の話でしれっと客として登場する辺りが自分が短編集が好きなこともあってこういった横のつながりは今までには無いチョイスでした。
正直印鑑について全く知らなかったんだな…と改めて理解して印鑑=自分の分身とも言える道具。この視点はもってなかった。有久井印房の面々はあくまでサポートに徹していますし、そこまで印鑑売れてなくないか?w喫茶店収入の方が本業よりもありそうなのも面白かった。
印鑑の話になるとオタク気質を発揮して語りだすアリクイさんを是非読んでみてはいかかでしょうか?w
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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No.5:
(5pt)

面白かった!!

発売前から気になっていて今更購入したのですが、あの時予約すれば良かった!想像以上に面白かったです。

登場人物が思わぬところで繋がっていく短編形式で、ハンコ屋を営むアリクイを始めとしたコミカルなキャラが沢山出て来ます。感情移入しやすく非常に読みやすいかと。文体も癖がないです。
半ば喫茶店のような営業もしており、各話で涎が出そうな美味しいお菓子や飲み物がこれでもかと登場。読んだ後洋菓子屋に行きましたw

ひょんなことからハンコが必要となった主人公達の一生懸命な姿には大変感動しました。
2話目、3話目は思わず涙ぐんでしまい……まさかこんな可愛らしい表紙とタイトルの作品に泣かされるなんて。どのお話も完成度が高く、寝る間も惜しんで読み進めました。

現在3巻まで刊行中だそうで、続編が出ていることに喜びを隠せません。
メインターゲットは10代〜20代と思われますが、あったかい気持ちになれる作品を求めている方ならぜひ読んでみていただきたいなと思いました。
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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No.4:
(1pt)

つまらない。退屈

のれなかった。表紙の可愛さに騙された。駄作。なんでアリクイが話してるの?
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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No.3:
(5pt)

じんわり、ほっこり。

ちょっとだけネタバレすると陰謀ではなく印房です。
印房、つまりハンコ屋さん(兼喫茶店)に訪れる人々の、じんわり、ほっこりする群像劇です。
どことなく内海隆一郎の人びとシリーズを想起させる作風です。
一つ海の頃からのファンですが、また一つ、作風に深みが出たように思います。
自信をもっておすすめできる一冊です。
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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No.2:
(5pt)

とても優しいお話

本屋さんで見て、柔らかいイラストに惹かれ久しぶりに表紙買いしてしまいました。
あらすじも見ず、読み進めて行ったのですが大当りでした。

キャラクター一人一人に個性があり、とても愛おしくなります。
非現実的で現実的な優しい物語です。
色んな方に読んでもらえたらいいな、と思える小説でした。
続編を期待しています。

私も実印作りに行こうかな…。
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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No.1:
(5pt)

なんて愛おしいんだろう

タイトルに惹かれ購入。
立場も年代もバラバラな、それぞれ少し訳ありの歯がゆい悩みを抱えた等身大の登場人物たちと喋るミナミコアリクイのハンコ職人がとても愛らしい短編集。外連味あるユーモアと癒し、伏線回収のささやかなカタルシスに満ちた小説的な愉しみは伊坂幸太郎や佐藤正午ファンなんかにも刺さるかと。
作中の「老人の続ける勇気と、若者の諦める勇気は、ほかのなによりも尊い」という言葉がこの物語全体を象徴するようなフレーズな気がします。今していることを辞めることとはすなわち新しく何かが始まることなんだ、 という温かなメッセージを感じられました。

圧倒させられるような凄みのある小説というより、ずっと作品世界に浸っていたいと思わせるような愛おしさのほとばしる作品。
是非とも続編を読みたいです。
アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:アリクイのいんぼう 家守とミルクセーキと三文じゃない判 (メディアワークス文庫)より
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