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タイニー・タイニー・ハッピー
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タイニー・タイニー・ハッピーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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タイニー・タイニー・ハッピーという大型ショッピングビルに勤めている人とその関係者、 一人ひとりを主人公にした連作短編集です。 ある作品で主人公だった人が、別の作品では脇役として登場します。 著者が女性だからからなのか、女性の登場人物たちは、上手く書き分けられているのですが、 男性の登場人物たちが、なんだか似ていて、草食系のやさしいタイプばかりだからか、だんだん区別がつかなくなってくるのが 気になります。 しかし、1作目の「ドッグイヤー」に心に残る言葉があったので、☆ひとつ増やしました。 結婚しているけれど、まだ子供はいない、若い男性の主人公の思いです。引用します。 「仕事のグチ、友人関係の悩み、恋愛のゴタゴタ。全部くだらない。〜本当に取るに足らない小さなことだと思わされる。 (妻の)美咲の話しだってそうなのだ。でも仕方がない。僕も美咲も、そういう小さな世界で生きている。小さな世界の、 取るに足らない小さなことに、笑ったり泣いたり怒ったりしながら、毎日を過ごしている。」 実際、どの作品も「取るに足らない小さなことに、笑ったり泣いたり怒ったりしながら過ごしている」人の話しです。 | ||||
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書店に積まれていて、何となく購入してみた一冊。 内容は、20代半ば〜後半の登場人物の恋愛にフォーカスした短編集です(人物は作中、全部繋がっています) 帯には「リアル」に心情を描いた〜と書いてありますが、深く気持ちを描写したというよりは、普段の生活でうまく言葉に出来ない思いを普段の言葉で言い表しているような気がしました。 変化のない時間もまた悪くない、そう思えるような読後感に淡い心地よさも残ります。 さらっと読みたい、タイトルの通り小さい幸せに微笑みたいという方にはおススメかと思います。 ただ物足りなさを感じる(ハッピーエンドばかりの内容はリアルではない、心情描写が浅い 等)こともあるので、友人知人に紹介する時は少し考えてから紹介しようと思います。 私は登場人物に感情移入できるような年齢、境遇なので評価を高くさせて頂きました。 | ||||
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