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知覧と指宿枕崎線の間
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知覧と指宿枕崎線の間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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この作品は戦争で飢え死にするよりかは、特攻で死んでいった人達の潔さが描かれていて、とても気に入っています。また、特攻で死んでいった人達のお国の大義のためなら死ねるという気持ちと、殺人事件を起こした犯人の犯行現場で、大義の二文字を犯行声明のように残す話が印象的でした。 | ||||
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戦争,特に特攻隊の功罪を小説の形態で多面的に論じた社会学と言っても過言ではないと思います。 タブー視されてきたことも包み隠さず表に出しています。 読み初めは,自虐史観を上塗りする内容で残念と考えてましたが結末まで読んで感服しました。 法律上は人を殺せば殺人罪になりますが,何万人も殺せば英雄になる世界を描くには常識は通用しないことだけは理解してましたが,それを文章で描き切っています。 ただし,「日本は戦闘には負けたが植民地解放をもたらした。」という認識は西洋史ですら本筋です。 歴史の大家トインビーや20世紀最高の思索家ドラッカー「新しい現実,1989年」(New realities, 1989)等もそれを認識しています。 マッカサーでさえ日本は(侵略ではなく)"Security"(安全保障,つまり自衛)のために戦ったと米国議会で証言しています。 この点は未だに後世にほとんど伝えられてきてないのはなぜでしょうか? | ||||
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ミステリー、あるいは文学、としては評価できる内容ではないが、戦争体験者である西村京太郎氏が十津川警部に語らせる、現代へのメッセージ、と受け取れば、興味深く読める。きっと西村氏は書き残しておきたいことが、たくさんあるのだ。この作品も、戦後史の一側面をエンタメで学ぶ一助と考え、権力への向き合い方など、いまの政治や社会状況に照らして読むべきなのだろう。 | ||||
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