(短編集)

黙過

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評判

黙過の評価:

3.76/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1〜20 1/2ページ
No.24
(5pt)

一見バラバラに思える4つの短編が最終章で見事に繋がる読み応えのある医療ミステリー

本作品『黙過』は、『優先順位』『詐病』『命の天秤』『不正疑惑』『究極の選択』の5つの作品で構成されている医療ミステリー短編集である。
一見バラバラに思われる4つの短編であるが、最後の『究極の選択』でそれらすべてが一つのストーリーとして繋がる。作者の大胆かつ緻密な構成力と技巧の高さに驚かされる作品である。
作者の下村敦史氏は、2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を、そしてこの『黙過』で2021年に徳間文庫大賞を受賞している。
巻末の参考文献の一覧を見ると、作者が医療や養豚などについて綿密に調べ勉強してこの作品を書き上げていることがわかる。
人と動物の命の優劣はあるのか?動物の臓器を人に移植することは倫理的に許されるのか?安楽死は認められるべきなのか?人と動物の命、臓器移植などの難しい問題を提起している。改めて生命について考えさせられる読み応えのある重厚な作品になっている。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.23
(5pt)

難しい問題の提起

医療の進歩はほんらいの生態系とは別の狩猟を生み出してしまった。これは進化としていいのか。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.22
(5pt)

難しい問題の提起

医療の進歩はほんらいの生態系とは別の狩猟を生み出してしまった。これは進化としていいのか。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.21
(4pt)

悪くはない

短編としての未完成さが最終章で収束する連作のお手本のような良作。
といいたいところだが、豚女のような小ネタはよかったのに、そんな重要なところは単なる偶然だったの!?という落胆が勝ってしまう。

また根本的な問題として、動物の臓器が体内に入ることに全く抵抗のない人間も一定数存在することを考慮すべきだったかと。
何なら知らんおっさんの腎臓をもらうより、安心安全な無菌の子豚ちゃんの心臓のほうが気分的にいいな、私は。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.20
(4pt)

悪くはない

短編としての未完成さが最終章で収束する連作のお手本のような良作。
といいたいところだが、豚女のような小ネタはよかったのに、そんな重要なところは単なる偶然だったの!?という落胆が勝ってしまう。

また根本的な問題として、動物の臓器が体内に入ることに全く抵抗のない人間も一定数存在することを考慮すべきだったかと。
何なら知らんおっさんの腎臓をもらうより、安心安全な無菌の子豚ちゃんの心臓のほうが気分的にいいな、私は。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.19
(5pt)

4つのエピソードを一気に収斂させる作者の力量に感服

消えた重篤患者、パーキンソン病だと偽って職を辞する厚労省の高官、養豚場の母豚の胎内から消えた
多数の子豚、そして細胞研究所の准教授の自殺、この4つのエピソード、短編と言ってもいい、がまず
描かれる。私を含めて、多くの読者はこの作品は短編集なのかと思うかもしれない。その割には
この4つの「短編」にはもう一つ切れがないなあ、とか落ちが分かりにくいなあとも思うだろう。だが、
これら全く関係のなさそうな4つのエピソードが、「究極の選択」という章において、一気に収斂、収束
していく。この手法と筆力には驚いてしまう。この流れはかなり一流の推理小説と評価出来る。
だが、作者の狙いは、現代の医療の抱える問題点と人間の命の大事さをどのように考えていくべきか
ということにある。推理小説の枠を超えたテーマである。いずれにせよ、前半のけだるさを一気に
吹き飛ばして、収束するストーリーテリングの巧さは、この作家の底力を見せつけられた気がする。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.18
(5pt)

4つのエピソードを一気に収斂させる作者の力量に感服

消えた重篤患者、パーキンソン病だと偽って職を辞する厚労省の高官、養豚場の母豚の胎内から消えた
多数の子豚、そして細胞研究所の准教授の自殺、この4つのエピソード、短編と言ってもいい、がまず
描かれる。私を含めて、多くの読者はこの作品は短編集なのかと思うかもしれない。その割には
この4つの「短編」にはもう一つ切れがないなあ、とか落ちが分かりにくいなあとも思うだろう。だが、
これら全く関係のなさそうな4つのエピソードが、「究極の選択」という章において、一気に収斂、収束
していく。この手法と筆力には驚いてしまう。この流れはかなり一流の推理小説と評価出来る。
だが、作者の狙いは、現代の医療の抱える問題点と人間の命の大事さをどのように考えていくべきか
ということにある。推理小説の枠を超えたテーマである。いずれにせよ、前半のけだるさを一気に
吹き飛ばして、収束するストーリーテリングの巧さは、この作家の底力を見せつけられた気がする。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.17
(5pt)

Good!


読んでよかった。
評判通りの内容。
いろいろ考えさせられました。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.16
(5pt)

Good!


読んでよかった。
評判通りの内容。
いろいろ考えさせられました。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.15
(5pt)

後半の謎とき(?)は圧巻です

とても面白かったです。
家業が大動物開業獣医師なのですが、余りの情報の詳しさに驚きました。
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4198945918
No.14
(5pt)

後半の謎とき(?)は圧巻です

とても面白かったです。
家業が大動物開業獣医師なのですが、余りの情報の詳しさに驚きました。
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4198646082
No.13
(4pt)

新刊本が100円

文庫ではなく、新刊本が100円なのはとても得した気分 内容はどんでん返しがあってないような・・・
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.12
(4pt)

新刊本が100円

文庫ではなく、新刊本が100円なのはとても得した気分 内容はどんでん返しがあってないような・・・
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4198646082
No.11
(4pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。病気や移植に関する病院で起こる事件にミステリー性があるのか?、どうやら短編集みたいだしこれはミステリーか?と思って読み進めると…。最後で、それぞれの出来事や登場人物がつながっているんだぁ、なるほど。移植という医学の倫理に絡んだテーマで内容が重いです。知っていながら黙って見逃すことも必要ですね。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.10
(4pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。病気や移植に関する病院で起こる事件にミステリー性があるのか?、どうやら短編集みたいだしこれはミステリーか?と思って読み進めると…。最後で、それぞれの出来事や登場人物がつながっているんだぁ、なるほど。移植という医学の倫理に絡んだテーマで内容が重いです。知っていながら黙って見逃すことも必要ですね。
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4198646082
No.9
(4pt)

新しい下村ワールド

下村作品は全て読破しています。
途中まで短編集なのかと思えるような構成、それも中途半端な内容に残念な気持ちに。
最終章で今までの伏線回収と、良い意味で裏切られるいつも通りの下村ワールド炸裂。
過去作品と比べても上位に入る良い読後感。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.8
(4pt)

新しい下村ワールド

下村作品は全て読破しています。
途中まで短編集なのかと思えるような構成、それも中途半端な内容に残念な気持ちに。
最終章で今までの伏線回収と、良い意味で裏切られるいつも通りの下村ワールド炸裂。
過去作品と比べても上位に入る良い読後感。
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4198646082
No.7
(4pt)

良質の「お勉強ミステリ」

連作の形をとっていますが、実質的には一つの長編です。
4編目まで読み終えた段階では、どれも謎の解決の部分が腑に落ちないという感想で、その上、帯にある「「生命」の現場を舞台にしたミステリー」としては、文体や会話が軽く、コミックを読んだような印象を持ちました。
ところが5編目に入ると、それまでの各編の結論が覆り、また、各編の繋がりが見えてきて、驚かされました。
リアリティーの無さを指摘する向きもあるようですが、巻末の「謝辞」によれば、東京慈恵医大の教授による、医学的な誤りの訂正とアドバイスを経ているようですから、フィクションとしては許容範囲なのではないでしょうか。少なくとも、素人の当レビュー子は違和感なく読めました。
かつて一連の乱歩賞受賞作が「お勉強ミステリ」と呼ばれた時代がありました。その頃を思い出させる良質の作品です。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.6
(4pt)

良質の「お勉強ミステリ」

連作の形をとっていますが、実質的には一つの長編です。
4編目まで読み終えた段階では、どれも謎の解決の部分が腑に落ちないという感想で、その上、帯にある「「生命」の現場を舞台にしたミステリー」としては、文体や会話が軽く、コミックを読んだような印象を持ちました。
ところが5編目に入ると、それまでの各編の結論が覆り、また、各編の繋がりが見えてきて、驚かされました。
リアリティーの無さを指摘する向きもあるようですが、巻末の「謝辞」によれば、東京慈恵医大の教授による、医学的な誤りの訂正とアドバイスを経ているようですから、フィクションとしては許容範囲なのではないでしょうか。少なくとも、素人の当レビュー子は違和感なく読めました。
かつて一連の乱歩賞受賞作が「お勉強ミステリ」と呼ばれた時代がありました。その頃を思い出させる良質の作品です。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.5
(5pt)

連絡短編集のお手本のような一冊

連作短編集とはこうあるべき、というお手本のような一冊です。

 全部で5つの短編から構成されており、4作目まではそれぞれが独立したお話かと思っていたら、5作目でそれらが見事にまとまる様はまさに圧巻です。伏線も全て回収されます。驚きです。

 しかも、扱っているテーマが重いし新しい。全く知らなかった分野で、著者の社会派としての面目躍如といったところでは。とにかく、何から何まで素晴らしいの一語です。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918