(短編集)

黙過

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評判

黙過の評価:

3.76/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1〜20 1/2ページ
No.40
(5pt)

一見バラバラに思える4つの短編が最終章で見事に繋がる読み応えのある医療ミステリー

本作品『黙過』は、『優先順位』『詐病』『命の天秤』『不正疑惑』『究極の選択』の5つの作品で構成されている医療ミステリー短編集である。
一見バラバラに思われる4つの短編であるが、最後の『究極の選択』でそれらすべてが一つのストーリーとして繋がる。作者の大胆かつ緻密な構成力と技巧の高さに驚かされる作品である。
作者の下村敦史氏は、2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を、そしてこの『黙過』で2021年に徳間文庫大賞を受賞している。
巻末の参考文献の一覧を見ると、作者が医療や養豚などについて綿密に調べ勉強してこの作品を書き上げていることがわかる。
人と動物の命の優劣はあるのか?動物の臓器を人に移植することは倫理的に許されるのか?安楽死は認められるべきなのか?人と動物の命、臓器移植などの難しい問題を提起している。改めて生命について考えさせられる読み応えのある重厚な作品になっている。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.39
(5pt)

難しい問題の提起

医療の進歩はほんらいの生態系とは別の狩猟を生み出してしまった。これは進化としていいのか。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.38
(5pt)

難しい問題の提起

医療の進歩はほんらいの生態系とは別の狩猟を生み出してしまった。これは進化としていいのか。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.37
(4pt)

悪くはない

短編としての未完成さが最終章で収束する連作のお手本のような良作。
といいたいところだが、豚女のような小ネタはよかったのに、そんな重要なところは単なる偶然だったの!?という落胆が勝ってしまう。

また根本的な問題として、動物の臓器が体内に入ることに全く抵抗のない人間も一定数存在することを考慮すべきだったかと。
何なら知らんおっさんの腎臓をもらうより、安心安全な無菌の子豚ちゃんの心臓のほうが気分的にいいな、私は。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.36
(4pt)

悪くはない

短編としての未完成さが最終章で収束する連作のお手本のような良作。
といいたいところだが、豚女のような小ネタはよかったのに、そんな重要なところは単なる偶然だったの!?という落胆が勝ってしまう。

また根本的な問題として、動物の臓器が体内に入ることに全く抵抗のない人間も一定数存在することを考慮すべきだったかと。
何なら知らんおっさんの腎臓をもらうより、安心安全な無菌の子豚ちゃんの心臓のほうが気分的にいいな、私は。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.35
(5pt)

4つのエピソードを一気に収斂させる作者の力量に感服

消えた重篤患者、パーキンソン病だと偽って職を辞する厚労省の高官、養豚場の母豚の胎内から消えた
多数の子豚、そして細胞研究所の准教授の自殺、この4つのエピソード、短編と言ってもいい、がまず
描かれる。私を含めて、多くの読者はこの作品は短編集なのかと思うかもしれない。その割には
この4つの「短編」にはもう一つ切れがないなあ、とか落ちが分かりにくいなあとも思うだろう。だが、
これら全く関係のなさそうな4つのエピソードが、「究極の選択」という章において、一気に収斂、収束
していく。この手法と筆力には驚いてしまう。この流れはかなり一流の推理小説と評価出来る。
だが、作者の狙いは、現代の医療の抱える問題点と人間の命の大事さをどのように考えていくべきか
ということにある。推理小説の枠を超えたテーマである。いずれにせよ、前半のけだるさを一気に
吹き飛ばして、収束するストーリーテリングの巧さは、この作家の底力を見せつけられた気がする。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.34
(5pt)

4つのエピソードを一気に収斂させる作者の力量に感服

消えた重篤患者、パーキンソン病だと偽って職を辞する厚労省の高官、養豚場の母豚の胎内から消えた
多数の子豚、そして細胞研究所の准教授の自殺、この4つのエピソード、短編と言ってもいい、がまず
描かれる。私を含めて、多くの読者はこの作品は短編集なのかと思うかもしれない。その割には
この4つの「短編」にはもう一つ切れがないなあ、とか落ちが分かりにくいなあとも思うだろう。だが、
これら全く関係のなさそうな4つのエピソードが、「究極の選択」という章において、一気に収斂、収束
していく。この手法と筆力には驚いてしまう。この流れはかなり一流の推理小説と評価出来る。
だが、作者の狙いは、現代の医療の抱える問題点と人間の命の大事さをどのように考えていくべきか
ということにある。推理小説の枠を超えたテーマである。いずれにせよ、前半のけだるさを一気に
吹き飛ばして、収束するストーリーテリングの巧さは、この作家の底力を見せつけられた気がする。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.33
(2pt)

非常に良いと商品の状態書いてあったのに!

商品にキス等あったなら「非常に良い 」の表現はおかしいです。綺麗な本届くと思っていたのに残念です。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.32
(2pt)

非常に良いと商品の状態書いてあったのに!

商品にキス等あったなら「非常に良い 」の表現はおかしいです。綺麗な本届くと思っていたのに残念です。
黙過 (文芸書) Amazon書評・レビュー: 黙過 (文芸書)より
4198646082
No.31
(5pt)

Good!


読んでよかった。
評判通りの内容。
いろいろ考えさせられました。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.30
(5pt)

Good!


読んでよかった。
評判通りの内容。
いろいろ考えさせられました。
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4198646082
No.29
(1pt)

読みながら黙過

究極の選択も詐病もそうだが、移植手術かテーマと言うのもあると思うが、設定が強引すぎて入ってこなかった。
すべて決められたラストのために、ストーリーが進められている印象。
ミスリードはこの類の王道だが、特にタイトルが序盤から読者にも当て嵌まる
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.28
(1pt)

読みながら黙過

究極の選択も詐病もそうだが、移植手術かテーマと言うのもあると思うが、設定が強引すぎて入ってこなかった。
すべて決められたラストのために、ストーリーが進められている印象。
ミスリードはこの類の王道だが、特にタイトルが序盤から読者にも当て嵌まる
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4198646082
No.27
(5pt)

後半の謎とき(?)は圧巻です

とても面白かったです。
家業が大動物開業獣医師なのですが、余りの情報の詳しさに驚きました。
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4198945918
No.26
(5pt)

後半の謎とき(?)は圧巻です

とても面白かったです。
家業が大動物開業獣医師なのですが、余りの情報の詳しさに驚きました。
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4198646082
No.25
(4pt)

新刊本が100円

文庫ではなく、新刊本が100円なのはとても得した気分 内容はどんでん返しがあってないような・・・
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4198945918
No.24
(4pt)

新刊本が100円

文庫ではなく、新刊本が100円なのはとても得した気分 内容はどんでん返しがあってないような・・・
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4198646082
No.23
(4pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。病気や移植に関する病院で起こる事件にミステリー性があるのか?、どうやら短編集みたいだしこれはミステリーか?と思って読み進めると…。最後で、それぞれの出来事や登場人物がつながっているんだぁ、なるほど。移植という医学の倫理に絡んだテーマで内容が重いです。知っていながら黙って見逃すことも必要ですね。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918
No.22
(4pt)

初めての作家の初めての作品

初めての作家の初めての作品を読了。病気や移植に関する病院で起こる事件にミステリー性があるのか?、どうやら短編集みたいだしこれはミステリーか?と思って読み進めると…。最後で、それぞれの出来事や登場人物がつながっているんだぁ、なるほど。移植という医学の倫理に絡んだテーマで内容が重いです。知っていながら黙って見逃すことも必要ですね。
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4198646082
No.21
(3pt)

作者の真摯な姿勢が伝わっては来るものの、小説として良く練れていないという印象

「優先順位」、「詐病」、「命の天秤」、「不正疑惑」及び「究極の選択」の5つの作品から構成される連作医療短編集。作者が医学・養豚などに関する事前勉強を良くしていて、真摯な姿勢も伝わって来る上に、全体構成にある工夫を凝らしてはいるものの、小説として良く練れていないという印象を受けた。

各編のテーマは「人命の大切さ及び人命と他の命との大切さに差があるか?」である。この後半の形而上学的問いには正解がなく、上述した通り、作者の真摯な姿勢が伝わっては来るものの、正解がない以上、不完全燃焼の感を免れない。テーマと絡んで、ある種の人間ドラマも繰り広げられるが、こちらもピースが上手く嵌らないといった不自然な印象を受ける。それもその筈で、最終編を除く四編は、最終編のための断章という趣きで、最終編(最後に読む必要がある)で、全体のピースを繋げるという趣向である。しかし、個人的には最終編を読んでも充分に納得したとは言えなかった。

小説だから必ずしも現実に則している必要はなく、警鐘の意味で、現実に先行していても一向に構わないのだが、本作は流石に"ツッコミ過ぎ"なのではないか。更に、これまた小説だから作者の自由とも言えるが、人間関係の偶然性が流石に余りにも高過ぎるだろう。今後、ゲノム編集に関して同様の小説が書かれる可能性が高いが、作者を初めとして読み応えのある作品の発表を期待したい。
黙過 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 黙過 (徳間文庫)より
4198945918