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最後の医者は雨上がりの空に君を願う
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最後の医者は雨上がりの空に君を願うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ツッコミどころ満載の作品。 第一章 まず一般的な初診診療からかけ離れてすぎていて笑える。福原医師と美穂のやりとりがあり得ない。20代とは思えない美穂のお喋り。 それに応じる福原医師も。これはもはや医師と患者の会話ではない。 患者を下の名前で呼ぶ医者がいるだろうか?百歩譲っても初対面ではあり得ない。 一体福原医師の専門はなんだろう。 桐子はブラックジャックのドクター・キリコそのままでこの時点でその後の展開が読めてしまう。 なんと安直なネーミング。 第二章 桐子の子ども時代。ここもツッコミどころだらけ。 まずアレルギーの子どもと末期癌患者が同じ部屋はあり得ない。 普通小児病棟では? いくら下巻への伏線のためとはいえあまりに無理のある設定。 娯楽室の絵本が「かちかちやま」とはシュール。 あれはかなりの残酷物語でたぬきが婆汁を作って翁が食べてしまうというカニバリズムであり, ウサギがまた残酷な手でたぬきを殺すという昔話である。それを敢えて選ばせる作者の意図は何であろうか!?ホラーだ。 そしてなぜ子どもに医師が退院前の説明をするのか?保護者は何処? そういえば桐子の保護者の姿がない。 そしてそして腹膜播種の末期癌患者に気休めで抗がん剤をやるだろうか?緩和ケアでは? 入院中大豆酵素やらの代替医療OKなのか?それが許されるのは緩和ケア病棟くらいでは? それをアレルギーのある子どもにそれを飲ませようとするか?アナフラキシー起こしたらどうする! もう色々めちゃくちゃである。 書いていて興奮してきた。これは読者の血圧を上げる、ある意味での医療本なのだろうか? 山崎豊子の「白い巨塔」とは雲泥の差である。 (比べるのも失礼か) 深刻な内容とは裏腹に軽い。お手軽と言っても良いかもしれない。 あっという間にサクサク読めてしまう。最近こうしたライトな本が多くなったように感じる。 キャラクターの設定がわかりやすく平板で心象風景が浮かんでこない。 イマドキの本だなと思う。 蛇足:別作品「最後の医者は桜を見上げて君を想う」は、歌野聖午著『葉桜の季節に君を想うということ』にタイトルが似ており、 なんとなくこちらを読んでしまった自分を責めたい。 | ||||
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前作がよかったので期待が大きかったからかもしれません。続きは読まなくてもいいかなと思いました。 | ||||
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興味を持ちましたが、TTSが無効なので様子見です。 | ||||
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あれほど「患者」に「限りなく0%に近い奇跡」を与え、無意味とも思える治療を施してきた「福原医師」が、自分の父親には「安楽死希望・楽にポックリ死なせてやってくれ・リハビリ等は可哀想」と主張する。(自分が院長になりたいから)正直、腹がたちました。相変わらず「傲慢・強引・プライドが高い」「福原医師」にはやはり好感が持てません。最後には「桐子医師」を手伝い父を救った時はホッとしました。 この作品から読み始めてもワケが分からないので、是非「最後の医者は桜を見上げて君を想う」「最後の医者は雨上がりの空に君を願う・上」からお読みください。個人的には何も感動しませんでしたし「涙」も流れませんでした。ですので★は1つです。 | ||||
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「桜を見上げて…」の方を先に読み、感動してこちらも読みたくなり、試しにオーディブルで聴くことにしました。声優さんが上手に読んでくださるので就寝時に聴きながら入眠したり。ただ、この声優さんの女性の台詞がどうにも耳に合わず、途中で断念してしまいました。話し方や声には好みがあるので難しいですね。 | ||||
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ですが、面白くない。 話が出来すぎてて、しかも話の先が見え透いてつまらない作品。 ありきたりの内容で、著者が自分に酔って書いた感じ。 続編が出そうな感じですが、読むことはないと思う。 | ||||
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正直、設定に無理がありすぎるし、第一話は最初から結末が見えていたし ありきたりの内容で、福原先生、桐子先生もほとんど脇役的に登場するだけ。 エイズ末期患者が医者にも行かず、、、ありえないでしょう。 ほぼマンガの世界です。 | ||||
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自分には合いませんでした。もっとはっきり言うと、読み進めながら腹が立って腹が立って仕方なかった。(これはかなり少数派の否定的な意見なので、この本を好きな方、好きになりそうな方はこの先は読まないことをお勧めします。因みに、「最後の医者は桜を見上げて君を想う」と、上巻「第1章 とあるチャラ男の死」は大変面白く読みました。) 「産んでもらっただけで、ただそれだけで子供は親に感謝しなきゃならんのだぞ。仮にその他に何の恩もなくてもな。そういうもんだ」…。極端な例かもしれないけれど、これ、親から虐待にあっている子供に面と向かってそう言えますかね。言えないなら、全ての人に当てはまるわけではない言葉ということになります。よく聞く「子供はみんな親を選んで生まれてくる」というのもそうです。 私はかなり問題のある父親の元に生まれました。母は「投げやりで結婚した」と言い、周囲の人は父を「異常だね」「子供の教育のためには一緒に暮らさない方が良いのでは」と言いました。警察が来たこともあります。母も私も妹も、父になるべく早くこの世から消えてほしいと思っています(少し前に再確認済み)。そう思ってしまう自分への罪悪感もあり、余計辛いです。でも、そういう家庭が存在することがわからずに、上に書いたような言葉を偉そうに、気持ちよさそうに言う人というのがたくさんいます。 昔から、TVの刑事ドラマなどで、家族に好き勝手して家を飛び出し、今は身を持ち崩した父親に子供は反発するが、父親は実は昔子供からもらった自分についての絵や作文を大切に保管していたことがわかり、親父!お父さん!わかってあげられなくてごめん…!!と和解するというものがよくあります。需要があるのでしょうが、ああいうドラマ、不快でたまらなかった。ひどい父親を持った子供は、その状況に耐えるだけではなく、父親を許すこと、許せなかった自分を謝罪することまで求められるのか、と。 この小説も同じです。絵が破られた経緯が明らかにされるところ。読みながら思わず噴き出してしまいました。「親父…」…プッ。ああ、はいはい、知ってる知ってる〜!!とバンバン膝を打つ感じです。それに気づけなかった子供が悪いのか。「お前、何か勘違いしているな。お母さんからちゃんと聞いていないのか」って、お前がちゃんと説明してないのが悪いんだろう。 こんな話で感動する人は非常に多いでしょう。うんざりです。でも、自分が多数派でなくて良かったとも思う。相手の背景も知らないのに、わかったふうな顔でわかったようなことを言うような浅い人間にならなくて済むから。でもそういう人って、こういう発言に対しても「あなたがそういう考えを持てるのもそういうお父さんの元で育ったから」などと言ってくる。まるで宗教のよう。さしずめ「親は全て正しい教」か。それで余計に辛い思いをしている人たちがいることも、どうかわかってほしい。 | ||||
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