月の炎

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評判

月の炎の評価:

4.78/5点 レビュー 18件。 A ランク

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平均点4.78pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1〜18 1/1ページ
No.18
(4pt)

まさしく、ハートウォーミングミステリー小説

初読から3回読み直す程に面白かったです。

ストーリーは、少年たちが連続放火事件の犯人探しをするというが中盤までの軸で、後半は解決に向けて思わぬ方向に展開します。

少年たちの日常風景が、ホントに小学生の男の子の感じで、あるある、あったなぁ!と微笑ましいし、主人公の弦太と親友の涼介の相棒感も羨ましいなと感じます。そして、同級生の友達、大学生の友達、家族や教師との関わりを、思慮深い弦太の視点から優しく細やかに描いていて、胸を打たれます。

特に序盤で同級生の茜ちゃんにあるプレゼントをする場面、終盤で母親と対峙する場面は読む度に泣いてしまいました。

ほとんど潔癖ともいえる強い信念を持った弦太の生き方は凄い!こりゃ周りが苦労するぞという…。

この子たちが成長した時にどんな風になっているか、とても興味深いので数年経った頃の続編を読んでみたいなぁと思いました。
また、映像化されれば楽しそうな場面もいくつもあります。

情景描写も美しい為、そちらに気をとられそうになりますが、この作品はミステリー小説であり、様々な伏線を最終的にきっちり回収してくれます。

その緻密さは、全ての行動に根拠がある弦太の徹底された性格が、まるで著者である板倉さんの一部分のように感じる程です。

星4つなのは、全く個人的な好みとして語らせすぎず余白の部分もある小説が大好きだからで、この作品が完成された素晴らしい作品だという事に違いありません。
ミステリー小説好きの全員に是非オススメします。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.17
(5pt)

胸に沁みる物語

読み応えありました。
最後まで読ませます。
前作、蟻地獄も面白かったし板倉さんはこういう上質のミステリーをどんどん書いていってほしい。
着いていきます!
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.16
(5pt)

泣いた

泣いた。
最初に手に取った時は、「ありきたりなタイトルだな」って思ったけど、読んだ後にタイトルに納得。

似てるとか評価するのは失礼かもしれませんが、道尾秀介さんの小説を読んでいる気分でした。 

次の作品にも期待大。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.15
(5pt)

感動しました

作家さんでもあると知ったのはつい最近なのだけども、のめり込んでしまった。
最後には涙で汚してしまいましたが、とても感動しました。うまく伏線回収されていてさすがです。
情景を感じさせるのも、芸人さんらしくクスッと笑わせるのも、とてもうまいです。
子供に読ませたら優しい子になると思うのだけど、教育に難しいところがあってとても残念。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.14
(4pt)

一気に読めるくらい面白いです

板倉さんの小説を初めて読みました。
主人公の思いになって読むのが小説だと思っていましたが、面白い手法でした。いつの間にか読む側が主人公に騙されていました。
思いがけない展開と真実に最後は泣きながら読みました。わかりやすい文章と説得力のあるストーリー構成で年齢を問わず楽しめる作品だと思います。
板倉さんの別の作品もすぐ読みたくなりました。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.13
(4pt)

自分なりに父の教えの意味を考え、行動に移した弦太の男気が好きだった

連続放火事件を調べるために動き出した3人の小学生。友達の大学生の協力を得ながら辿り着いたのは哀しい真相だった。

さくっと読める内容になっていて楽しめた。放火事件の調査、同級生のいじめ問題などを取り上げながら、放火事件の裏にある真相に迫っていく展開は読み応えがあった。

消防士の父を火事で亡くした弦太は、父親から二つの教えを受けていた。

「何かで迷ったときは、まず損得勘定を捨てて、一番正しいと思うことを選ぶんだ。得だからやる、損だからやらないなんていう生き方は間違ってる。正しいと思うなら、たとえどんな代償を払うことになろうとも、そっちを選ぶのが男だ。」

「嘘にはいくつかある。自分を守るためにつく卑怯な嘘。誰かを守るためにつくやさしい嘘。男が使っていいのは二つ目だけだ。」

自分なりに父の教えの意味を考え、行動に移した弦太の男気が好きだった。天国のお父さんも誇らしげに笑っていると思う。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.12
(5pt)

ミステリーだけど究極の純愛小説です!

トリガー、蟻地獄を読んでから月の炎を読みました。
情景描写がとても繊細で、前作から更に表現の幅が広がっていることにびっくりしました。
前の2作を読んで、世の中をこういう風に感じている人が、恋愛小説書いたらどんな風になるのかなぁ。板倉さんが書いた恋愛小説読んでみたいなと思っていたのですが、月の炎は私にとって究極の純愛小説でした。
まっすぐで純粋で、自分を犠牲にしても大切な誰かを守ろうとする主人公に、とても胸が苦しくなりました。
大人になると色んな思惑が交錯して、なかなかそんな風に人を愛せないけれど、私もあんな風にひたむきに誰かを大切にできるようになりたいなと思いました。
純愛小説と言いましたが、ミステリー小説なので、後半読みながらびっくりして、え!えぇ!?ってなりました。その技巧にもあっぱれです!おかげで夢中になって読んだせいでタバコの灰が洋服に落ちて洋服焦げました…
今日はラッキーで板倉さんから本にサインを頂けたので、これは保存用にして、読み返し用にもう一冊購入しました( 〃▽〃)
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.11
(5pt)

きちんと面白くきちんと感動出来る作りとなっており、オススメです(^-^*)/

小学生男子が謎の連続放火事件を追いながら、決死の闘いを広げる感動作品でした!
主人公の少年の想いや闘いが誠に素晴らしく、『痛み』を丹念に描いていて、真相には涙が溢れました!

作者の板倉俊之さんはお笑い芸人さんですが、僕自身長らくTVを見てない時期があったのでコンビの全盛期を知らず、『相方が大変な事をやらかして、腐った芸人』の姿しか知りませんが、腐り芸人としての会話が面白かったので今作品を読んだ次第です(^-^*)/

お笑い芸人が書いたとは思えない程、きちんと面白くきちんと感動出来た素晴らしい作品でした!

ただ、大まかな作品の方向性で言うと、辻村深月さんの某神作品と似てたり、板倉さんが感銘を受けた作家の道尾秀介さんが書きそうなテーマだなとも感じましたが、
もし辻村さんや道尾さんが今作品を描いたら、骨格の『痛み』について更に深く掘り下げたり、量も更に増えて重厚な作品へと昇華させていたように思います。

故に、そういった面影を感じる作家作品には及ばない点もありますが、
小説として、きちんと面白くきちんと感動出来る作りとなっており、オススメです(^-^*)/
並びに板倉さんは他に2作、ダークな小説を書いてるので、そちらも読みたいと思います。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.10
(5pt)

単行本でちょっと高かったけど買ってよかった

さすがエンターテイナー板倉俊之。
コントが書けてこんな素晴らしい本も書けて才能を見せましたね。
ある芥川賞受賞作の本よりよっぽど面白かった。
いつかもう一回読み返そうと思う。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.9
(5pt)

めっちゃ面白かった!

最後の展開が見事。しかもそれが伏線回収とドラマチックを完璧に両立させてる。きっと映像化する。で、きっと原作ファンが裏切られる笑
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.8
(4pt)

ハードボイルドだ!

「インパルスの板倉くん」がハードボイルドとかガンダムとか書いてるらしい、という事は知っていて、
でも何となく才能ある芸人さんの「トンがった感じ」を想像してしまい、読む機会がありませんでした。
今作は小学生が主人公ということで興味を惹かれました。

消防士だった父を二年前の火災現場で亡くした5年生の弦太は、
近隣で起こった連続放火事件の犯人捜しに、友だちを誘って乗り出す。

伏線の時点で見えてしまう部分もあるのですが、覆い隠すような展開が巧み!
キャラクターも魅力的で、ちっともトンがっていなかった。
心やさしい戦士の、ハードボイルドでした。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.7
(5pt)

読みやすく、面白い。

あまり本を読まない私ですが、とても読みやすかったです。
展開も早く、終盤からラストで全てひっくり返されてしまい、感動のあまり泣いてしまいました。
本当にお勧めします。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.6
(5pt)

板倉さん、この調子でどんどん書いて下さい!

著者はインパルスの板倉さん。彼が作家でもあることに驚きました。お笑い芸人という共通項から芥川賞の又吉さんと比較されたりもするでしょうが、こちらは易しいエンタメ系なのでちょっと違いますね。

 途中まで読みながら、これ、なんで大人の小説として出版したんだろうと疑問に思いました。基本、小学生の成長物語なので、例えば学校の図書室に置いてあるようなポプラ社刊の児童小説を思い浮かべて貰えばわかりやすいかと。

 けれど、200頁を過ぎたあたりから展開がガラリと違って来ます。ははーん、なるほど、これは教育に悪いかも。児童小説には出来ないかと個人的には納得出来ました。

 そしてさらにどんでん返しが。そしてそれは、大人の鑑賞にも堪えうるほどの感動を伴います。板倉さん、大したものですね。作家としての資質をバカにする読者もいると思いますが、例えば176頁にある次の描写なんて実に細かい。誰でも出来る表現じゃありませんよ。凄い!

「母は澪をなだめ、メニュー表をひらく。張りついたビニール同士がはがれていく音がした」
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.5
(5pt)

小説家としての進化を感じる

大変面白く読みました。
「蟻地獄」を読んで一旦小説家としての資質を見限った作者ですが、前作にみられる独りよがりで強引なストーリーの押しつけは影を潜め、全体的にバランスの取れた面白さが際立っています。
もちろん、多少子供目線が強すぎてジュブナイルとしては問題なくても大人が読むには幼さを感じる箇所があるといった欠点もないではないですが、小説としての構成力はインパルスが演じるコント同様、落ち着いた安定感を感じさせます。
相方の不祥事でいろいろとご苦労が多いかと思いますが、今後も何年かに一作くらいは良い作品を生み出していただければと思います。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.4
(5pt)

泣きました

よくある少年探偵小説かと思っていましたが、見事に裏切られました。今、読書家の友人達に板倉俊之ファンを増やそうと頑張っています。そのかいあって、板倉さんの小説がいいという人が増えています。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.3
(5pt)

傑作!

小説家としての実力がある。芸人が書いたという先入観は捨てた方がいい。
小学生達が主人公の物語だが、大人が読んでも十分面白い!第一級のミステリーだ。
この作者の物語をまた読んでみたい。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.2
(5pt)

芸人の作品、という先入観なしで読んでほしい良作

板倉さんの『蟻地獄』のファンなので、予約注文しました。

端的に言うと、この値段に相当する価値がありました。
とても良かった。

主人公が小学生で、最初はほのぼのとしたストーリーでしたが、
途中から一変します。
オチは二段階あり、一段階目では「あー、そういう展開ね」と思っていましたが、
最後まで読み終わると、
「だから最初の方でこの描写があったんだな」
とか、
「そういう理由でこのシーンがあったんだな」
と納得がいきました。すっきりしました。

板倉さんの小説は、伏線がしっかり回収されるので
読んでいて気持ちがいいです。
『トリガー』のころに比べ、文章もしっかりして、読みやすくなっています。
特に本作は、幅広い年齢層が読めるような文体・内容となっています。
個人的に、『蟻地獄』の方が猟奇性と非日常性があって面白かったですが、
板倉さんの小説を初めて読む方にとって、
本作は最適だと思います。

「芸人の作品でしょ、どうせ」といった偏見もあるかもしれませんが、
板倉さんの小説は、純粋に小説家としてかなりの高レベルです。
芸人としてネタを書いてきたからこその、
途中でふと笑える会話(特に、本作では”師匠”と主人公の会話が好きです)が
あったりして、飽きずに読めました。

だんだんと小説家としての板倉さんが世間に認知されているようで
嬉しく思うと同時に
今後とも小説を書き続けて頂けるよう願っております。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910
No.1
(5pt)

月の炎

2日22日に板倉さんとロバート秋山さんのトークショーがあって、予約していた「月の炎」を池袋で手にしました。
描写や細かいところなどが、想像膨らむ言葉で、帰りの新幹線で降りる駅を通り越してしまいそうになるくらい続きが読みたくて、気づいたら1日で読み終わってました。
いろんな年齢層の方に読んでもらいたいなぁ。
Amazonで買ったのと、サイン本と、サイン会用のとで、結局3冊持ってます!!
総合すると、とてもとても、、優しいミステリーでした。
児童図書館に置いていただきたいくらいの作品です。
月の炎 Amazon書評・レビュー: 月の炎より
4103515910