掟上今日子の色見本

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掟上今日子の色見本の評価:

3.86/5点 レビュー 22件。 C ランク

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平均点3.86pt

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全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(5pt)

今日も今日子さんは色々とファッショナブル

掟上今日子は果たして羽川翼か。この命題は西尾維新ファンなら常に頭にある。まあ、そうでない人もいるでしょうが、少なくとも化物語シリーズを読んで、アニメを見て、そして堀江由衣さんの「探偵役をやりたい、その時は声をあてたい」という発言を知るものには、掟上今日子シリーズを読み続ける大きな動機なのは間違いない。そんな目で読むとp61の発言にはハッとさせられる。これはもしかして、あの大冒険のことか、とか。それにあと二つほどやはりそうなのかというくだりがあります。その一つがこの色見本です。色見本を作った経緯というべきか。
犯人もなかなか頭脳派ですが、実は結構、犯行に穴があるのでその正体を見破るのは簡単です。その意図も割と早くに気が付くでしょう。普通人である警備員の親切守氏が今回の探偵役ですが、天才、掟上今日子ならではの総当り推論を試みようとして暗礁に乗り上げたりしますが、天才には天才の凡人には凡人の推理があることに気づいてからは想像以上の活躍を見せます。ただ、まあ、スーパーわがまま美女の掟上今日子に振り回されるという図式は他の脇役の皆さんと同じです。その振り回されっぷりが快感です。
個人的にはp13のやり取りが楽しい。無邪気な掟上今日子と犯人の丁重且つ用意周到さが軽妙で、それでいてこれからの盛り上がりが予想できて楽しい。このシリーズはやはり、わがままで賢くて魅力いっぱいの掟上今日子のファッションBookなのだなと再認識できました。
次は「掟上今日子の五線譜」。さて、どんなメロディーか。高校生の彼女が鼻歌を歌う場面とかは無かったような、それでいてギターは背負っていたような、括目して待て、ということでしょうか。
掟上今日子の色見本 Amazon書評・レビュー: 掟上今日子の色見本より
406220875X
No.2
(3pt)

良くも悪くも、いつも通りの今日子さん

夕方から読み出しても就寝前には読み終えられる、安心の娯楽作品ですね。
探偵小説、推理小説として読んでいる読者は少ないのでは無いかと思いますので、内容的には違和感こそ有れ文句をつけるほどの事でもありませんね。元々この今日子さんの世界ではこんなものですから。
いつも通り、軽く「お!」とか「成る程!」と思わせる部分も入ってますよ。
一部の(私としては理解不能w)ファンサービス的な付け足しは、純粋な「彼女」と「彼女」のファンにとっては不要かな?
私的にはこの部分は不快でしたが、元来深く考えずに読んで楽しむ作品ですから、気にするのもおかしいですけどねw。
掟上今日子の色見本 Amazon書評・レビュー: 掟上今日子の色見本より
406220875X
No.1
(2pt)

中身の薄さを飾り付けでごまかしたよう

は捕まって,本巻は攫われて,またもや今日子さんがピンチ(?)に陥る十作目です.

ただ,間延び気味の語りに始まり,それ以降もまどろっこしい言い回しが目立つなど,
著者の大きな特徴であり,ハマったときは中毒的な魅力を生み出すこともあるのですが,
今回はただ薄く引き延ばしただけで,ボリュームも内容も中身には乏しい印象を受けます.

また,序盤の動きから,単独での登場だった二人の語り部がタッグを…と期待が膨らむも,
ワケあってすれ違いとなり,その機会は遠くなさそうですが,こちらもちょっと残念でした.

一方,事件よりも気にさせられたのは,今日子さんのルーツを窺わせる多くのヒントで,
あの委員長との露骨なまでの類似点は,「やっぱりそうなの?」と楽しみが再燃する反面,
やはりと言いますか,今回もその正体はお預けで,遊ばれているような悶々とした気分にも.

タイトルの『色見本』にしても,これまでよりマシとはいえ,強引な扱いなのは否めず,
語り部の青年の知らなかった一面は面白かったものの,謎解きの方に見るべき部分はなく,
本編の弱さを今日子さんの背景を匂わせてごまかした,何とも物足りない一冊に感じました.
掟上今日子の色見本 Amazon書評・レビュー: 掟上今日子の色見本より
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