■スポンサードリンク


トーキョー下町ゴールドクラッシュ!



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)

トーキョー下町ゴールドクラッシュ!の評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

あまりはまれなかった

電撃小説大賞にしては珍しく、キャリアウーマンを主人公に据えた小説。
一般的に最近ではビジネス系の小説が人気だから、それを意識したのかなと思う。

ただ、こうしたビジネス系だと、読者を納得させるリアリティが必要だと思うのですが、
この小説はいかにも作者が頭の中で考えましたという感じで、
ビジネスシーンなどでそれはありえないだろうと場面が少し鼻につきました。
金融の最先端と下町という両極端の世界を対比的に描くという発想はいいと思いますが、
(ある意味、下町ロケット?)
これがライトノベルなら許されることでも、エンタメ小説としては、
もう少し取材が必要なのではと思いました。
トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)より
4048657615
No.1:
(3pt)

ミステリ,エンタメ,人情話,どれも中途半端

関係のなさそうな話をいくつも出す展開に,早くからそれらの繋がりを予感させられ,
その通り,最後には結びついていくものの,期待したほどの驚きや真実は見られません.

また,『一世一代の大逆転劇』と謳われた割には,最後の対決はあっさりしており,
かといって,『金融ミステリ』の方も,金融はともかくミステリとしては弱めの印象.
エンタメとして見た場合も,粗をごまかせるほどの勢いや痛快さといったものに乏しく,
事件とその関係者らの杜撰な判断や手口,都合の良さにどうしても目が向いてしまいます.

おかげで,『超』がつくほどのキャリアウーマンだった主人公が,下町の人情に触れ,
気持ちの変化と暖かな今後を窺わせる幕引きも,残念ながら今ひとつ響いてはきません.

このほか,『橘立花』という彼女の名前の字面が,読む側からすればとても煩わしく,
苗字で呼ばれ,名前で呼ばれ,使い分けのルールはあったようですが誤植を疑ったほど.
下町の人たちも,誰が何屋でどういう関係なのか,その把握に最後まで手こずらされます.

カバーデザインについても,キャラクタを含めてもう少し何とか…といったところで,
美女とイケメンハーフとされる主人公ら二人も,どうしてもそういう風には見えません.
トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:トーキョー下町ゴールドクラッシュ! (メディアワークス文庫)より
4048657615

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!