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かわいそうだね?

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評判

かわいそうだね?の評価:

4.12/5点 レビュー 68件。 B ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 61〜80 4/5ページ
No.39
(5pt)

亜美ちゃんは美人

さかきちゃんは美人。でも亜美ちゃんはもっと美人。
さかきちゃんは目を閉じて心のなかでつぶやく。
亜美、たぶん私、あなたのことがきらいだよ。

本の帯の裏にあったこの引用。
これに興味を覚えてこの本を手に取りました。

主人公は美人の親友。
よくある話ですよね。
でもありきたりで終わらせないのが綿谷りさ。

まず文体が特殊です。

「さかきちゃん」「亜美ちゃん」という表記が親しみを誘います。

そしてキャラクターの魅力です。

亜美ちゃんは天然美人です。
亜美が悪美だったらよかったのに、
とさかきちゃんが言うように、性格もいいです。

さかきちゃんはきっとどこにでもいる女の子。
共感しやすいのはこっちだと思います。

そんな二人の関係も見どころです。

亜美ちゃんはさかきちゃんになついてる。
でもさかきちゃんは亜美ちゃんが嫌い。
だから亜美ちゃんはさかきちゃんが好き。

結局、追う方が好きなのね、亜美ちゃん。
そこだけは共感できるよ。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.38
(4pt)

女性らしい感性 明晰に文面化

深い洞察とあぁそんな感じですよねという表現で女の人の感性とか気持ちのあり方とかかなり不定形なことがしぜんに文章に織り交ぜられている。さっぱりと後読感がいいのは、二作とも主人公がどこか理性的に一貫していて自分を誤魔化さないから。すてきです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.37
(4pt)

女の友情に同情は禁物

カテゴリは純文学に入るのだけど、
「勝手にふるえてろ」以降綿矢さんの小説は笑える小説化しているように感じる。
初期の純文学バリバリのテイストがないことが寂しくもあるけれど、
腹を抱えて笑える本作収録の二編はすかっとして読んでいて気持ちがよかった。
(特に「亜美ちゃんは美人」の亜美の恋人の喋りのセンスときたらもう。。。
小説を読んでこんなに爆笑したのは久しぶりだった)
個人的には表題作より「亜美ちゃんは美人」のほうが笑えるししんみり出来るし
私は「亜美ちゃん」みたいに超絶美人なわけでもなんでもないけど亜美ちゃんの
「自分を好きになるひとは好きになれない」という感覚はいたく共感できて思わず
「わかるわかる」と頷いてしまった。

傑作というほどではないけれどなかなかの佳作。おすすめです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.36
(4pt)

おめでとう!このダンジョンはクリアした!

芥川賞以降の綿矢さんはスランプに陥っていたと思う。 『夢を与える』には迷いが表れていた。もがいた跡があった。この後綿矢さんはどうなるんだ、って不安になった。 『勝手にふるえてろ』でちょっと不安は和らいだ。迷路の出口に行くための地図を見つけたんだな、って思った。それでも、まだまだ出口が見つからないみたいだった。 そして、この本に収録されている二作にで、迷路から脱出して大人の女になった綿矢さんに出会った。今、進路で悩む私はそんな綿矢さんを見て、勇気と希望をもらった。 綿矢さんの根底は変わっていない。二十歳前のフレッシュな勢いはないけど、全体的にちょっと成熟していて、細やかな情景描写も比喩の鮮やかさもレベルアップしている。 ちなみに綿矢さんの作品は、新しいほど女性受けしそうなものになっています!女性の方、要チェック!もう、有象無象相手にエロチャットなんてしなくてよ!(多分) あー、でも女性受けするようになる分、多分綿矢さんの熱心なファンの大多数であろう、おっさんの受けは悪くなるかも知れません。文学が好きで文章が好きなおっさんはまだファンを続けるかも知れませんが、AKBオタクになるみたいに綿矢さんを追いかけるおっさんは離れていきそうです。少なくとも、そういう人は綿矢さんより若くてかわいいけど、普通より地味かおとなしそうな女流作家が出たら、絶対そっちに行きます。 まっ、これから綿矢さんをストーカーするような不届きなファンは減って、真っ当なファンが増えていくでしょう。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.35
(4pt)

作者が大人になった

デビュー作も芥川賞受賞作も、私にとっての魅力は
未成熟な(だけど賢い)女の子の、心の行間を書いている
ということでした。

叫び未満で渦巻いている苦しいモヤモヤに、分かり易く名前を付けて切り捨て
社会性という仮面をかぶり まだ幼いままの自分をどこかに封印する…
ということがなかなか出来ずに苦しむ人の、
名も無き苦しみを手にとって眺められるようでした。

作品が経済の一部になってしまうと、もう作品は
自分だけのものではありません。
純粋な私小説や日記みたいな内容は許されなくなるので、
公な作品を書こうと四苦八苦されてきたことと思います。

この小説は、いくら話しても分かってもらえぬモヤモヤと、
作者が決別した作品のように思います。
その証拠に、「分かりやすい」でしょう。読む人を選ばない。。

読み物としてはとてもよく出来ていると思います。
起承転結まとまっているし、人物描写もちゃんとしてるし

ただこの作品は読み捨てですね。魂がないから。

それは表現を仕事にする人なら 誰もが通る道ですが…
同世代の作家と比べて、「職業作家」になるのが遅く
闇に言葉を与えようと努力されていたのが綿矢さんのような
気がするので、ほんの少し!残念です。

余談ですがこの作者は、毎回絶対インテリおたくみたいな男が
出てきますね。しかも描写が細かい。
もうこれは作者の好みとしか言いようがないのでは…
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.34
(5pt)

挑戦は続く

「インストール」、「蹴りたい背中」は情景描写が素晴らしかった。いずれも女子学生を主人公としていて、おそらく綿矢さんが書きやすいものだったのだろう。

しかし、「夢を与える」以降では芸能人の学生・OLを主人公にしたが、苦戦していたように思えた。情景描写の一貫性を感じられなかった。

ところが、今回、またOLを主人公とした文章だが、得意とする情景描写も完璧。(綿矢さんらしさもでてた)そしてラストの心情描写は圧巻。ただ村上龍には負けるが。

そういうところで綿矢さんの成長を感じた次第。

また、2作目の「亜美ちゃんは美人」は「かわいそうだね」と同じような描写で少し残念だったが、おもしろかったのでそれはそれでいいです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.33
(4pt)

読みやすさ

書下ろし長編とおもいきや、文學界初出の「亜美ちゃんは美人」も併録なため、中編2つでした。長さから軽く読むのには丁度良い感じです。
両方とも、そこそこの面白さでした。表題作の英語教師のアドバイスのところでは、書き手がわかってなく、読者がわかるように構成しているのは、面白いとは思いましたが、書き手視点の物語だけに、ちょっと微妙な感じもしました。主人公の職業についてなど、取材は良くされている感じがあります。ただ、喫煙がやや美化されているのは(毒を吸い込むというのは書いていますが)、やめて欲しい感じでした。
亜美ちゃんは美人、は雑誌で既読でしたが、男性には伺えない女性の心理が良く出ていたと思います。美人を著者がどう描くのは特に男性ファンには興味が持てるところかもしれません。
著者の代表作とはいかないかもしれませんが、著者のファンであれば楽しんで読めると思います。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.32
(5pt)

リアリティーあり!

求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した恋人「隆大」
「おれがアキヨを助けるのをどうしても許せないのなら、申し訳ないけれど、おれは樹里恵と別れる」
と、申し渡されました。
表題作「かわいそうだね?」の冒頭の設定。

話はそれますが、専業主婦(無職)、子供無しの妻を残し単身赴任した人がいる、と噂に聴いた事があります。
その妻の側から描いた山本文緒の小説があります。

アキヨがうまく隆大を篭絡し、結婚にこぎ着けば、隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べていける生活を手に入れることができるでしょう。


で、男の子は綺麗な恋人が出来たら、深窓の令嬢として世間から隔絶しようとする、と批判し
「女の子は日の当たるところを歩いていたいのよ。」
とシンディーローパーが歌っています。
僕は高校生の時に、同級生と一緒に聴いて「もっともだ。」と納得しました。
アキヨも、表面上は就活し、自活することを目指しているかのように装っています。自分自身もそのつもりだと思います。
このタイプの人も、シンディーローパーの曲を聴いて「男って、保守的よね。」と平然と批判します。
その実、アキヨは隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べてゆける生活を目指していると思います。

隆大がアキヨの術中にはまれば、人生を棒に振るかもしれません。あるいは子供を設ければそれなりの人生になるかもしれませんが。
恋人の樹里恵としては、恋人の為を思えば、アキヨをなんとかして排除してあげたいところです。
しかし、それはどうすれば可能なのか。
と言うようなことを考えながら読みました。

結論としては、隆大は不慮の事故で死んでしまった。と考えて諦めるのがベターです。
隆大は人生を棒に振るかもしれませんが、樹里恵は別の男を見つければ、棒に振らずに済みます。隆大と過ごした時間は無駄になるかもしれませんが、無駄にしたものに執着して、その後も無駄を続ける必要はありません。経済学で言うところのサンクコストの呪縛からは逃れるべきです。
男性としては、世の中にはこんな女もいる、と教訓になります。昔ほど離婚は面倒ではなくなったようですが、こんな女と結婚したら離婚するのは至難の業です。遠大な計画を立てて、自立心とプライドを持たせるところから始めなくてはなりません。愛情を感じない相手に子育てのようなことをする必要が生じます。大人を一人作るわけです。

併録の「亜美ちゃんは美人」も面白く拝読しました。
「友人を理解する」と言うことがどういうことか。
自分を理解してくれている友人がいると言うことの僥倖をあらためて感じました。
肉親に「理解者」を求めるのが難しい場合もある、と言うテーゼも得ました。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.31
(4pt)

さりげなく、心をえがく技量

ポップで軽やかな世界観に、骨太なメッセージが横たわっている。
「人間というもの」を見つめることが文学であるなら、2編ともにまさしく文学で
繊細な心の動きが的確に、それでいてさりげなく描かれている。
このさりげなさが、綿矢りさ氏の特徴だ。
平易な言葉を紡いだ文章は美しく、透明で、表現力が素晴らしい。
大江健三郎賞受賞と聞けば、難解で重厚な作品を連想するが、
テーマは重厚であるにも関わらず、逼迫する息苦しさとは無縁の
明るく健康的な世界観がただよっていて、作家の技量の高さが存分に発揮されている。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.30
(4pt)

痛快! すkっきり

恋人が他の女性を助ける。そこに肉体関係が存在するのかしないのか、訝る彼女。我慢に我慢を重ねてきたけれど、ついに爆発・炎上。最後は痛快だった。読んでいてすっきりした。はっきりしない男の態度に刃を突き立てるこの女の子、私は好きです。
もう1編の「亜美ちゃんは美人」も、女の心の複雑さが巧妙に描かれていて、面白かった。美人に生まれてくると、世間の人は羨ましがるけれど、本人にとってはそれほど幸せなことばかりとは言えない。嫉妬、羨望、いじわる・・・様々な試練が待ち受けている。しかしこの作品に登場する亜美ちゃんは、不思議とそういう仕打ちを受けない。それはどうしてなのか、作者はよく描いていると思う。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.29
(5pt)

人と付き合うってこういうことでいいんだ

かわいくて、美人のあみちゃん。いくつになってもみんなのかわいいあみちゃんで自分はいると思っている。大人になってみんな人の中身を見るようになる。あみちゃんのことをみんなだんだん忘れていく。そんなあみちゃんをさかきちゃんはいつだって救い出す。
さかきちゃんはあみちゃんのことが嫌いだったんじゃなくて、好きだったんだと思う。私はあみちゃんもさかきちゃんも大好きです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.28
(4pt)

表題作よりももうひとつの作品が良いです

初めての綿矢りささんでした。
結論からいうと、ほかの作品も読んでみたいです。

本書はふたつの作品からなっているのですが
最初の表題作は正直・・・
どうして主人公がその男に執着するのか
わかりませんでした。
なぜ元カノといっしょに住むと主張する男と
そのまま交際を続けようと思えるんだろうって
終始謎でした。
そこまで好きになれる理由が
あったのか、と今でも思います。

ふたつめの作品はとてもいいですね!!!
女の子ふたりの友情?のお話です。
とても好きです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.27
(5pt)

心の中のキラキラした部分

「かわいそうだね?」も「亜美ちゃんは美人」も、設定としてはドロドロしそうな話。「かわいそうだね?」は、なんだかうっとおしい理由で男女の三角関係に巻き込まれる樹理恵さんの話。敵であるアキヨの描写がうまい!美人でもなくグラマーでもない貧乏くさい女。こういう女が一番、厄介なんだよなぁ。
で、このアキヨのメールがこれまためちゃくちゃリアル。小文字や絵文字をやたらに挟んでやがるんですよ。本当にいるいる過ぎて綿矢さん凄いなぁ。同じ年代の女性作家は他にもいるけど、綿矢さんぐらい現代の普通の女性の描写がうまい人はいない。これってたぶん綿矢さんが作家でいながらも普通の人から離れずに、普通の人々を普段からよくよく観察しているってことなんでしょうね。で、そんなうさんくさいアキヨとうっとおしい彼氏に対する最後のどっせい~しゃーない。ほんと、スッキリ。あほにつける薬ないで!主人公が基本的にお人よしで品性があるため、さわやかに終わります。
「亜美ちゃんは美人」は、美人とその付きそいの友達問題という結構オードソックスな、女性作家が好きそうな設定。でも嫉妬や妬みでドロドロドロドロ、女の心の醜い部分を描くのではなくて(そこは結構サラッと流して)
美人である亜美ちゃんの心の中の深い部分、そしてそれに気が付いた友達が本質的な友情に目覚める流れが本当に素晴らしい。最後の結婚式の
スピーチや結末の会話が、ドロドロを乗り切って心の中のキラキラした部分をちゃんと見つけられた主人公を見事に描いていてそこまできちんとかける作家さんって本当に貴重だと思う。あと、亜美ちゃんの彼氏が面白すぎて、でもこれまたいるいる、って感じで。個人的には最近の窪塚洋介さんをイメージしながら読みました(あそこまで容姿端麗ではないんだろうけどね、話の内容の薄い感じが似てますね)
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.26
(5pt)

初めての綿矢りさ、食わず嫌いを反省。才能あり。

なんとなく敬遠していた綿矢りさを初めて読んだ。

面白い。デフォルメしつつも現在の女性像を上手に書いていてリアリティを感じた。ありきたりな恋愛小説ではなく、展開が読めなくて、かと言って破天荒でメチャクチャな訳でもなく納得いく終わり方だった。他の作品も読んでみます。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.25
(5pt)

「らしさ」を復活させた一冊

タイトルは読みすすめていくうちに、理解できる。ひとりの女性像の作品としてよりリアル感を感じれる作品である。
著者の作品である、「勝手にふるえてろ」と比べ、おこがましいが大きな成長と期待を感じた。そしてなにより、著者作品、「蹴りたい背中」の
あの心が震えるような、繊細ながらも彩りある文体の復活をこの作品は意味している。
つまり、綿矢りさ「らしさ」である。
物語を楽しむのが小説の醍醐味かもしれない。が、文章そのものを楽しむ事、そのメタファーや比喩、余韻に浸る事の素晴らしさを
綿矢りさは教えてくれる。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.24
(5pt)

表題作ではない「亜美ちゃん」のほうが、個人的には気に入ってるが、どちらもクォリティが高い

題材が非常に面白そうで気に入った「亜美ちゃんは美人」目当てだったが、これはアタリだ。

天性の美貌を持って生まれたが、人格には非常に問題のある女性の堕ちていく様が、そんな彼女の影に隠れて鬱蒼と生きてきた女性の視点で、非常に愉快に書かれている。作者のブラックユーモアは、本作でも切れ味が鋭い。

この作者の本は、評判の悪いタイトルでも、私は面白くて気に入ってるのだが、それでも尚、作者で一番面白い小説じゃないかと思う。

やはり全体的な評価も非常に高いようだ。

一つ疑問なのは、さかきちゃんの彼氏が童貞じゃなかったって話。この下り、必要あった?

表題作「かわいそうだね?」は、タイトルにもなってるが、「亜美ちゃん」ほどの面白さではないと感じた。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.23
(4pt)

ぜひ彼女欲しい男の子に読んで欲しい。参考になりますよ!

この本には2作入ってまして、2作目の「亜美ちゃんは美人」を強くおすすめします。
特に、彼女が欲しいけど女の子とコミュニケーションがなかなかうまくいかないと悩んでいる男の子にすすめたい。

女の子の世界というか力関係とでもいおうか、男の子とはかなり違うことがわかります。

コンパなどで失敗しない参考になるでしょう。

この話に出てくるさかきちゃんみたいな女の子は結構いると思いますよ。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.22
(5pt)

なんか知らんがスッキリ。

弛みのない言葉で綴られる樹理恵の物語。
スラスラ進むストーリーに時折挟まる樹理恵の思索がいちいち良く。

そして、「どっせい、どっせい、どないせっちゅうねん!」から始まるラストシーンに
なんだかとてもカタルシスを感じたのでした。なんか知らんがスッキリ。

そして、併録の「亜美ちゃんは美人」。日々のもやもやした気持ちや感情を、
言葉として表現することは難しいわけだけど、それをスラスラと語ってくれる
綿矢さんの文章はとても気持ちがいい。

知的で、饒舌に語る少女漫画の主人公たちの次の物語が、また楽しみ。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.21
(5pt)

綿矢りさデビュー

衝撃、おもしろい、リアル。

この本を読んでいる最中に、綿矢りさ作品三冊追加購入してしまったほど。

キレイな文体の整った恋愛小説が気にくわない女性にオススメの、飽きさせないストーリーが魅力。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.20
(4pt)

二話とも読みやすい!

さすが綿矢さん!
前から発売されるたびに読んでいましたが、
今回も期待を裏切ること無く、楽しかったー!
とくに、「かわいそうだね?」の快進撃が楽しい。
20〜30代の女性が共感できる部分が多く、読みながら、頭の中でかなりイメージできました。
もう1話も、主人公のような「引き立て役」の気持ちになったことのある人って、多いと思う。
私とは違うなぁなんて思いながらも、読み進めて行くうち、最後のさかきちゃんの祝福に感動。

簡単に読めて、楽しい。
おすすめです。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022