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かわいそうだね?

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評判

かわいそうだね?の評価:

4.12/5点 レビュー 68件。 B ランク

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平均点4.12pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 21〜40 2/5ページ
No.79
(4pt)

おもしろかったです

りささん特有の少しひねくれた(?)感じの文章が小気味よく,一気に読めました。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.78
(4pt)

おもしろかったです

りささん特有の少しひねくれた(?)感じの文章が小気味よく,一気に読めました。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.77
(4pt)

ラストの一言ですっきり

カレシが求職中の元カノと同居生活を始めたのを知った主人公。タイトル作「かわいそうだね?」は、止めてと言えないまま、カレシの愛を信じ、千々に乱れる女子心を描いた作品。

カレシに元カノには情しかないとは言われるものの、どうやら元カノはモーションをかけている模様。タイトルの”可愛そうだね?”の”?”がいい味出している。

所謂こじれ女子ものかと、やや食傷気味になりながらも辿り着いた結末は...痛快しごく。ラストの一言ですっきりだ。

美少女だった高校の同級生のその後「亜美ちゃんは美人」は。友情って何?と人生感じてしまった。
かわいそうだね? (文春文庫) Amazon書評・レビュー: かわいそうだね? (文春文庫)より
4167840022
No.76
(4pt)

ラストの一言ですっきり

カレシが求職中の元カノと同居生活を始めたのを知った主人公。タイトル作「かわいそうだね?」は、止めてと言えないまま、カレシの愛を信じ、千々に乱れる女子心を描いた作品。

カレシに元カノには情しかないとは言われるものの、どうやら元カノはモーションをかけている模様。タイトルの”可愛そうだね?”の”?”がいい味出している。

所謂こじれ女子ものかと、やや食傷気味になりながらも辿り着いた結末は...痛快しごく。ラストの一言ですっきりだ。

美少女だった高校の同級生のその後「亜美ちゃんは美人」は。友情って何?と人生感じてしまった。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.75
(5pt)

リアリティーあり!

求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した恋人「隆大」
「おれがアキヨを助けるのをどうしても許せないのなら、申し訳ないけれど、おれは樹里恵と別れる」
と、申し渡されました。
表題作「かわいそうだね?」の冒頭の設定。

話はそれますが、専業主婦(無職)、子供無しの妻を残し単身赴任した人がいる、と噂に聴いた事があります。
その妻の側から描いた山本文緒の小説があります。

アキヨがうまく隆大を篭絡し、結婚にこぎ着けば、隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べていける生活を手に入れることができるでしょう。


で、男の子は綺麗な恋人が出来たら、深窓の令嬢として世間から隔絶しようとする、と批判し
「女の子は日の当たるところを歩いていたいのよ。」
とシンディーローパーが歌っています。
僕は高校生の時に、同級生と一緒に聴いて「もっともだ。」と納得しました。
アキヨも、表面上は就活し、自活することを目指しているかのように装っています。自分自身もそのつもりだと思います。
このタイプの人も、シンディーローパーの曲を聴いて「男って、保守的よね。」と平然と批判します。
その実、アキヨは隆大の稼ぎに頼って、働かずに食べてゆける生活を目指していると思います。

隆大がアキヨの術中にはまれば、人生を棒に振るかもしれません。あるいは子供を設ければそれなりの人生になるかもしれませんが。
恋人の樹里恵としては、恋人の為を思えば、アキヨをなんとかして排除してあげたいところです。
しかし、それはどうすれば可能なのか。
と言うようなことを考えながら読みました。

結論としては、隆大は不慮の事故で死んでしまった。と考えて諦めるのがベターです。
隆大は人生を棒に振るかもしれませんが、樹里恵は別の男を見つければ、棒に振らずに済みます。隆大と過ごした時間は無駄になるかもしれませんが、無駄にしたものに執着して、その後も無駄を続ける必要はありません。経済学で言うところのサンクコストの呪縛からは逃れるべきです。
男性としては、世の中にはこんな女もいる、と教訓になります。昔ほど離婚は面倒ではなくなったようですが、こんな女と結婚したら離婚するのは至難の業です。遠大な計画を立てて、自立心とプライドを持たせるところから始めなくてはなりません。愛情を感じない相手に子育てのようなことをする必要が生じます。大人を一人作るわけです。

併録の「亜美ちゃんは美人」も面白く拝読しました。
「友人を理解する」と言うことがどういうことか。
自分を理解してくれている友人がいると言うことの僥倖をあらためて感じました。
肉親に「理解者」を求めるのが難しい場合もある、と言うテーゼも得ました。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.74
(4pt)

さりげなく、心をえがく技量

ポップで軽やかな世界観に、骨太なメッセージが横たわっている。
「人間というもの」を見つめることが文学であるなら、2編ともにまさしく文学で
繊細な心の動きが的確に、それでいてさりげなく描かれている。
このさりげなさが、綿矢りさ氏の特徴だ。
平易な言葉を紡いだ文章は美しく、透明で、表現力が素晴らしい。
大江健三郎賞受賞と聞けば、難解で重厚な作品を連想するが、
テーマは重厚であるにも関わらず、逼迫する息苦しさとは無縁の
明るく健康的な世界観がただよっていて、作家の技量の高さが存分に発揮されている。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.73
(4pt)

痛快! すkっきり

恋人が他の女性を助ける。そこに肉体関係が存在するのかしないのか、訝る彼女。我慢に我慢を重ねてきたけれど、ついに爆発・炎上。最後は痛快だった。読んでいてすっきりした。はっきりしない男の態度に刃を突き立てるこの女の子、私は好きです。
もう1編の「亜美ちゃんは美人」も、女の心の複雑さが巧妙に描かれていて、面白かった。美人に生まれてくると、世間の人は羨ましがるけれど、本人にとってはそれほど幸せなことばかりとは言えない。嫉妬、羨望、いじわる・・・様々な試練が待ち受けている。しかしこの作品に登場する亜美ちゃんは、不思議とそういう仕打ちを受けない。それはどうしてなのか、作者はよく描いていると思う。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.72
(5pt)

人と付き合うってこういうことでいいんだ

かわいくて、美人のあみちゃん。いくつになってもみんなのかわいいあみちゃんで自分はいると思っている。大人になってみんな人の中身を見るようになる。あみちゃんのことをみんなだんだん忘れていく。そんなあみちゃんをさかきちゃんはいつだって救い出す。
さかきちゃんはあみちゃんのことが嫌いだったんじゃなくて、好きだったんだと思う。私はあみちゃんもさかきちゃんも大好きです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.71
(4pt)

表題作よりももうひとつの作品が良いです

初めての綿矢りささんでした。
結論からいうと、ほかの作品も読んでみたいです。

本書はふたつの作品からなっているのですが
最初の表題作は正直・・・
どうして主人公がその男に執着するのか
わかりませんでした。
なぜ元カノといっしょに住むと主張する男と
そのまま交際を続けようと思えるんだろうって
終始謎でした。
そこまで好きになれる理由が
あったのか、と今でも思います。

ふたつめの作品はとてもいいですね!!!
女の子ふたりの友情?のお話です。
とても好きです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.70
(5pt)

心の中のキラキラした部分

「かわいそうだね?」も「亜美ちゃんは美人」も、設定としてはドロドロしそうな話。「かわいそうだね?」は、なんだかうっとおしい理由で男女の三角関係に巻き込まれる樹理恵さんの話。敵であるアキヨの描写がうまい!美人でもなくグラマーでもない貧乏くさい女。こういう女が一番、厄介なんだよなぁ。
で、このアキヨのメールがこれまためちゃくちゃリアル。小文字や絵文字をやたらに挟んでやがるんですよ。本当にいるいる過ぎて綿矢さん凄いなぁ。同じ年代の女性作家は他にもいるけど、綿矢さんぐらい現代の普通の女性の描写がうまい人はいない。これってたぶん綿矢さんが作家でいながらも普通の人から離れずに、普通の人々を普段からよくよく観察しているってことなんでしょうね。で、そんなうさんくさいアキヨとうっとおしい彼氏に対する最後のどっせい~しゃーない。ほんと、スッキリ。あほにつける薬ないで!主人公が基本的にお人よしで品性があるため、さわやかに終わります。
「亜美ちゃんは美人」は、美人とその付きそいの友達問題という結構オードソックスな、女性作家が好きそうな設定。でも嫉妬や妬みでドロドロドロドロ、女の心の醜い部分を描くのではなくて(そこは結構サラッと流して)
美人である亜美ちゃんの心の中の深い部分、そしてそれに気が付いた友達が本質的な友情に目覚める流れが本当に素晴らしい。最後の結婚式の
スピーチや結末の会話が、ドロドロを乗り切って心の中のキラキラした部分をちゃんと見つけられた主人公を見事に描いていてそこまできちんとかける作家さんって本当に貴重だと思う。あと、亜美ちゃんの彼氏が面白すぎて、でもこれまたいるいる、って感じで。個人的には最近の窪塚洋介さんをイメージしながら読みました(あそこまで容姿端麗ではないんだろうけどね、話の内容の薄い感じが似てますね)
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.69
(5pt)

初めての綿矢りさ、食わず嫌いを反省。才能あり。

なんとなく敬遠していた綿矢りさを初めて読んだ。

面白い。デフォルメしつつも現在の女性像を上手に書いていてリアリティを感じた。ありきたりな恋愛小説ではなく、展開が読めなくて、かと言って破天荒でメチャクチャな訳でもなく納得いく終わり方だった。他の作品も読んでみます。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.68
(5pt)

「らしさ」を復活させた一冊

タイトルは読みすすめていくうちに、理解できる。ひとりの女性像の作品としてよりリアル感を感じれる作品である。
著者の作品である、「勝手にふるえてろ」と比べ、おこがましいが大きな成長と期待を感じた。そしてなにより、著者作品、「蹴りたい背中」の
あの心が震えるような、繊細ながらも彩りある文体の復活をこの作品は意味している。
つまり、綿矢りさ「らしさ」である。
物語を楽しむのが小説の醍醐味かもしれない。が、文章そのものを楽しむ事、そのメタファーや比喩、余韻に浸る事の素晴らしさを
綿矢りさは教えてくれる。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.67
(5pt)

表題作ではない「亜美ちゃん」のほうが、個人的には気に入ってるが、どちらもクォリティが高い

題材が非常に面白そうで気に入った「亜美ちゃんは美人」目当てだったが、これはアタリだ。

天性の美貌を持って生まれたが、人格には非常に問題のある女性の堕ちていく様が、そんな彼女の影に隠れて鬱蒼と生きてきた女性の視点で、非常に愉快に書かれている。作者のブラックユーモアは、本作でも切れ味が鋭い。

この作者の本は、評判の悪いタイトルでも、私は面白くて気に入ってるのだが、それでも尚、作者で一番面白い小説じゃないかと思う。

やはり全体的な評価も非常に高いようだ。

一つ疑問なのは、さかきちゃんの彼氏が童貞じゃなかったって話。この下り、必要あった?

表題作「かわいそうだね?」は、タイトルにもなってるが、「亜美ちゃん」ほどの面白さではないと感じた。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.66
(4pt)

ぜひ彼女欲しい男の子に読んで欲しい。参考になりますよ!

この本には2作入ってまして、2作目の「亜美ちゃんは美人」を強くおすすめします。
特に、彼女が欲しいけど女の子とコミュニケーションがなかなかうまくいかないと悩んでいる男の子にすすめたい。

女の子の世界というか力関係とでもいおうか、男の子とはかなり違うことがわかります。

コンパなどで失敗しない参考になるでしょう。

この話に出てくるさかきちゃんみたいな女の子は結構いると思いますよ。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.65
(5pt)

なんか知らんがスッキリ。

弛みのない言葉で綴られる樹理恵の物語。
スラスラ進むストーリーに時折挟まる樹理恵の思索がいちいち良く。

そして、「どっせい、どっせい、どないせっちゅうねん!」から始まるラストシーンに
なんだかとてもカタルシスを感じたのでした。なんか知らんがスッキリ。

そして、併録の「亜美ちゃんは美人」。日々のもやもやした気持ちや感情を、
言葉として表現することは難しいわけだけど、それをスラスラと語ってくれる
綿矢さんの文章はとても気持ちがいい。

知的で、饒舌に語る少女漫画の主人公たちの次の物語が、また楽しみ。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.64
(5pt)

綿矢りさデビュー

衝撃、おもしろい、リアル。

この本を読んでいる最中に、綿矢りさ作品三冊追加購入してしまったほど。

キレイな文体の整った恋愛小説が気にくわない女性にオススメの、飽きさせないストーリーが魅力。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.63
(4pt)

二話とも読みやすい!

さすが綿矢さん!
前から発売されるたびに読んでいましたが、
今回も期待を裏切ること無く、楽しかったー!
とくに、「かわいそうだね?」の快進撃が楽しい。
20〜30代の女性が共感できる部分が多く、読みながら、頭の中でかなりイメージできました。
もう1話も、主人公のような「引き立て役」の気持ちになったことのある人って、多いと思う。
私とは違うなぁなんて思いながらも、読み進めて行くうち、最後のさかきちゃんの祝福に感動。

簡単に読めて、楽しい。
おすすめです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.62
(4pt)

読んでいくうちに、タイトルの深さが伝わってくる。

ぱっくり折れたミュールの表紙のインパクトが凄かったのと、綿矢りさ先生のファンなのとで購入しました。
アメリカでは普通のことなのかもしれないけれど、女の人が嫁ぎ先の伝統や風習にならうみたいに、日本では日本のあり方でいて欲しいかも。彼氏は今回の件で意見を折らなかったら、これから先、女性関係でもっと大きな壁にぶつかったとき、どうするつもりだろう?けれど、主人公の心の揺らぎを読みながら一緒に体感していると、自然な流れでこちらまで納得させられてしまったり、怒りがふつふつと湧き上がってきたりしちゃうのが不思議。最後、今まで押しとどめていたものを解放した主人公が、読者の気持ちを代弁してくれます。「いいぞ、もっとやれ!」。ラストのその後を考えると、思わずイラッとしてしまいますが、そういった読者の気持ちの誘導や主人公の気持ちの揺らぎは、この作品のコンセプトになっていることだと思うので、そこは綿矢先生に上手く洗脳されたということで。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.61
(5pt)

綿矢りさ復活を知らしめる良作です

綿矢りさは、芥川賞をとった直後ぽつぽつと訳のわからない恋愛小説を遺し死んだかと思っていた。しかし、本作の『亜美ちゃんは美人』で彼女が地獄から這い上って来た。綿矢りさは健在でした!
斬新な視点。三人称ながらあくまでも語り部は坂木ちゃんで、冷静に自分を客観視して「さかきちゃん」と自らをキャラクター化して物語に登場させている。「さかきちゃん」がわざわざひらがなである訳はここにあるだろう。さかきちゃんの一人称視点ではこの小説は成功しなかったと思う。一歩だけ遠くから、亜美ちゃんと自分(さかきちゃん)を語ることで、この小説の均衡は微妙に保たれているという印象を受ける。
よくあるテーマでありふれている人物像と批判されるかもしれないが、それでもその「よくいる現代女子」を描かせれば綿矢りさの右に出るものはいないなぁ、と唸ってしまう佳作。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503
No.60
(4pt)

急展開

綿矢りささんの小説はお気に入りで、これまでの小説はすべて購読しています。綿矢さんの小説の魅力は、言葉遣いの巧みさ。流れの良い文章の中に、ところどころに潜むユーモアある表現が、女性からのラブレターを読んでいるかのような印象を与えてくれます。
この作品も途中までは心地良く、読み切ってしまうのが惜しい気持でどんどん読み進んでしまいましたが、主人公が豹変してしまった後は嫌な印象だけが残ってしまいました。綿矢さんは最初からこのような展開の小説を書こうとされていたのでしょうか…聞いてみたいです。
かわいそうだね? Amazon書評・レビュー: かわいそうだね?より
4163809503