勝手にふるえてろ

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評判

勝手にふるえてろの評価:

3.45/5点 レビュー 102件。 C ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 41〜60 3/5ページ
No.60
(4pt)

とっても共感できる作品でした

ヨシカのこじれ具合が自分とそっくりで何度も笑ってしまいました 笑 最初はニに対して批判的だったのに、向こうが離れていくと途端寂しくなって、連絡がないかそわそわするところとか この人でいいのかとなにもせず頭であれこれ考えるだけではなにも分からないんだと気付きました。自分の価値観・イメージよりも相手からの好きって気持ちを素直に信じてみる方が素敵な恋愛ができるかも なかなか難しかったりするけど
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.59
(4pt)

とっても共感できる作品でした

ヨシカのこじれ具合が自分とそっくりで何度も笑ってしまいました 笑 最初はニに対して批判的だったのに、向こうが離れていくと途端寂しくなって、連絡がないかそわそわするところとか この人でいいのかとなにもせず頭であれこれ考えるだけではなにも分からないんだと気付きました。自分の価値観・イメージよりも相手からの好きって気持ちを素直に信じてみる方が素敵な恋愛ができるかも なかなか難しかったりするけど
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.58
(5pt)

綿矢作品で一番好き

色々なことを考えているにもかかわらず、自分の気持ちを相手に伝えられない人に読んで欲しい本です。

イチとニ、どちらにも本音をぶつけることのできない主人公。
たくさんの思い、感情を持て余しているのに全く伝えることができない。ヨシカのそんなところが好きです。特にニに対しては不満を感じているけども言わないでいてあげる、こちらからはいつでも切り捨てられるのよ、のような上から目線が笑えました。

最後にはヨシカがニに対して、わたしのこと知りたいと思わないのと気持ちをぶつけます。
そのシーンを見て、考えていることや不満を伝えて相手と向き合うことが対人関係のスタートなのだなと感じました。

怖がらず、相手にぶつかっていきたいときに背中をおしてくれる本です。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.57
(5pt)

綿矢作品で一番好き

色々なことを考えているにもかかわらず、自分の気持ちを相手に伝えられない人に読んで欲しい本です。

イチとニ、どちらにも本音をぶつけることのできない主人公。
たくさんの思い、感情を持て余しているのに全く伝えることができない。ヨシカのそんなところが好きです。特にニに対しては不満を感じているけども言わないでいてあげる、こちらからはいつでも切り捨てられるのよ、のような上から目線が笑えました。

最後にはヨシカがニに対して、わたしのこと知りたいと思わないのと気持ちをぶつけます。
そのシーンを見て、考えていることや不満を伝えて相手と向き合うことが対人関係のスタートなのだなと感じました。

怖がらず、相手にぶつかっていきたいときに背中をおしてくれる本です。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.56
(4pt)

読み出したら止まらない!!

著者は、1984年京都府生まれ、早稲田大学教育学部卒の綿谷りさ。
(2012.8.10 第1刷)

江藤良香、26歳、中学時代の片思いのイチが忘れられず未だに恋愛経験はなし。
おたく期間が長く現実慣れしていない彼女に、熱烈に愛してくる彼が出現。
理想と現実の間に揺れ動き、時には暴走しつつも前に進むキュートな恋愛小説。

綿谷りさの作品を読むのは初めてだったけれど、めちゃくちゃ面白かった。
読点が少ない彼女の文章スタイルは、息継ぎさせる間もなく怒涛に過ぎ去ってゆき、気付けば数時間のうちに読み終わり、降りる駅も乗り過ごしてしまった。

根っこの部分はおたくだけれど、女子女子した気持ちもふんだんに持ち合わしていて、炭酸ジュースのように乙女の気泡がパチパチと音を鳴らしては連続してせり上がっていくようだった(でも、その味はキュウリ・ペプシみたいだけれど)

時には妄想が爆発して、行動まで爆発してしまう良香には、読んでいてヒヤヒヤしたけれど、結末はホッと安心してページを閉めることができました。

ページも少ないし、小説を普段あまり読まない人にも絶大にお勧めです。

───今日は会社帰りに池袋をぶらついていたけれど、気がついたら乙女ロード周辺を歩いていて、私は現役のおたくだったときに聖地だったその場所が懐かしくてアニメイトに入りたくなった。でもニは入ったとたんそわそわして、私は目当てのマンガの棚にたどり着くころには、もう出口のすぐ近くの壁に同化していた。クラブのときもそうだったけれど、彼は自分の興味のない場所に行くと途端に帰りたそうにする。自分の興味のあるものに興味を持ってもらったら嬉しい人心というものを、まったく理解しない。(p.71-72)
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.55
(4pt)

読み出したら止まらない!!

著者は、1984年京都府生まれ、早稲田大学教育学部卒の綿谷りさ。
(2012.8.10 第1刷)

江藤良香、26歳、中学時代の片思いのイチが忘れられず未だに恋愛経験はなし。
おたく期間が長く現実慣れしていない彼女に、熱烈に愛してくる彼が出現。
理想と現実の間に揺れ動き、時には暴走しつつも前に進むキュートな恋愛小説。

綿谷りさの作品を読むのは初めてだったけれど、めちゃくちゃ面白かった。
読点が少ない彼女の文章スタイルは、息継ぎさせる間もなく怒涛に過ぎ去ってゆき、気付けば数時間のうちに読み終わり、降りる駅も乗り過ごしてしまった。

根っこの部分はおたくだけれど、女子女子した気持ちもふんだんに持ち合わしていて、炭酸ジュースのように乙女の気泡がパチパチと音を鳴らしては連続してせり上がっていくようだった(でも、その味はキュウリ・ペプシみたいだけれど)

時には妄想が爆発して、行動まで爆発してしまう良香には、読んでいてヒヤヒヤしたけれど、結末はホッと安心してページを閉めることができました。

ページも少ないし、小説を普段あまり読まない人にも絶大にお勧めです。

───今日は会社帰りに池袋をぶらついていたけれど、気がついたら乙女ロード周辺を歩いていて、私は現役のおたくだったときに聖地だったその場所が懐かしくてアニメイトに入りたくなった。でもニは入ったとたんそわそわして、私は目当てのマンガの棚にたどり着くころには、もう出口のすぐ近くの壁に同化していた。クラブのときもそうだったけれど、彼は自分の興味のない場所に行くと途端に帰りたそうにする。自分の興味のあるものに興味を持ってもらったら嬉しい人心というものを、まったく理解しない。(p.71-72)
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.54
(5pt)

やっぱ面白いわぁ

どこが?って言われたら困るけど

なんとも形容しがたい綿矢りさの中二病な感じって気持ちいいよね
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.53
(5pt)

やっぱ面白いわぁ

どこが?って言われたら困るけど

なんとも形容しがたい綿矢りさの中二病な感じって気持ちいいよね
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.52
(4pt)

こころの描写が大変リアルで面白くて、本当に、うまいなーと思います。

ちょっとした卑屈さ、他者への見下しなど、天使のように心が清らかな人でもなければ
誰でもある気持ちをテンポよく書かれるところはすごいです。
主人公が病みすぎでちょっとこわいところがありますね。自己完結型で、タイミングを読むのもヘタだし、
分かれ目で選択を誤るタイプ。何故そこでそうする?あまり共感できないのが残念でしたが、
一歩引いて読む分には大変面白かったです。

ただ、締めの急展開にビックリしておいおいおいーーとなりました。
文句なしのハッピーエンドでもないし、転落しているわけでもないという
まあ日常生活に一番多い感じの結末というか。でも日常生活とは違って
一応締めがある物語ですから、今後の展開を想像するとコワイですね。

あまり精神的に疲れていない時に、何度も読みたい作品です。
というか綿矢さんの作品は全部そうかも・・
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.51
(4pt)

こころの描写が大変リアルで面白くて、本当に、うまいなーと思います。

ちょっとした卑屈さ、他者への見下しなど、天使のように心が清らかな人でもなければ
誰でもある気持ちをテンポよく書かれるところはすごいです。
主人公が病みすぎでちょっとこわいところがありますね。自己完結型で、タイミングを読むのもヘタだし、
分かれ目で選択を誤るタイプ。何故そこでそうする?あまり共感できないのが残念でしたが、
一歩引いて読む分には大変面白かったです。

ただ、締めの急展開にビックリしておいおいおいーーとなりました。
文句なしのハッピーエンドでもないし、転落しているわけでもないという
まあ日常生活に一番多い感じの結末というか。でも日常生活とは違って
一応締めがある物語ですから、今後の展開を想像するとコワイですね。

あまり精神的に疲れていない時に、何度も読みたい作品です。
というか綿矢さんの作品は全部そうかも・・
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.50
(4pt)

ほほえましい主人公

私にはそう映りました。
主人公には皆さんの言う通り、イタいところもありますが、そういうところも含めて主人公の魅力であり、それが綿谷りさなのだと改めて思いました。
イタいのを受けつけなかったり、こどもっぽ過ぎると感じてしまう方は一旦頭を柔らかくして臨まないと、この小説を楽しむことは難しいと思います。
私自身、男ながら、何故か乙姫のくだりは共感できました。乙姫での主人公が持っている「自分の中であたためている人には言えないような楽しみ」に深く共感でき、出だしから笑わせてもらいました。
電車がホームを通過する瞬間に、思い切りおならをしても電車の轟音と巻き込み風で、音も匂いも周囲にばれない原理に似ている気がしました。

私は彼女の「蹴りたい背中」と本作しか読んでいませんが、それと比べて、パワフルさは少し衰えたように感じました。何故なら、私は彼女の持ち味は「学校で生きる」と思うからです。蹴りたい背中は高校が舞台で、キレッキレの感性で周囲の状況と自分との距離や、小さな発言やしぐさを限界までクローズアップし、展開させるパターンが多かったのです。その感性は学校という非常に小さな社会に通う高校生だからこそ、周りの生徒との格の違いや主人公の魅力を引き出すのに非常に効果的だったと思います。
しかし、本作の舞台は会社で、しかも主人公は社会人の26歳。正直、この設定を本の裏側を見ただけで大丈夫かな?と思いました。やはり、予想は当たっていました。これまでの綿谷りさの持ち味を社会という舞台ではまだ完全には生かしきれていないように感じました。蹴りたい背中の時の主人公がそのまま社会人になってしまったような、やはり子供っぽいままで、今度は子供っぽすぎるあまり、キレッキレの感性が格の違いを抱けるものから、どちらかというと社会から置いてきぼりにされていくような、簡単に言うと、蹴りたい背中の時が能動的な意識の流れだとしたら、本作はどうしても受動的な意識の流れが強かったと思います。やはり、受け身になっている綿谷りさの主人公は蹴りたい背中の時のような「クール」には映りませんでした。

しかしながら、本作では舞台が会社になったこと、26歳という年齢設定もあいまって、より主人公が子供っぽいながらも女であることを強く意識しているあたりが魅力でした。
高校生の時にはなかったタイプの焦りや倦怠感がそれとなく描かれており、それが心地よいベースになっていたと思います。
本作からは決して傑作と言える程のパワーは感じませんでしたが、随所に綿谷りさが自分の持ち味を舞台を変えて発揮しようとしているように見受けられ、彼女のトライを感じました。
持ち味が少しずつ様々な方向へ変化していくことをこれからも期待しています。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.49
(4pt)

ほほえましい主人公

私にはそう映りました。
主人公には皆さんの言う通り、イタいところもありますが、そういうところも含めて主人公の魅力であり、それが綿谷りさなのだと改めて思いました。
イタいのを受けつけなかったり、こどもっぽ過ぎると感じてしまう方は一旦頭を柔らかくして臨まないと、この小説を楽しむことは難しいと思います。
私自身、男ながら、何故か乙姫のくだりは共感できました。乙姫での主人公が持っている「自分の中であたためている人には言えないような楽しみ」に深く共感でき、出だしから笑わせてもらいました。
電車がホームを通過する瞬間に、思い切りおならをしても電車の轟音と巻き込み風で、音も匂いも周囲にばれない原理に似ている気がしました。

私は彼女の「蹴りたい背中」と本作しか読んでいませんが、それと比べて、パワフルさは少し衰えたように感じました。何故なら、私は彼女の持ち味は「学校で生きる」と思うからです。蹴りたい背中は高校が舞台で、キレッキレの感性で周囲の状況と自分との距離や、小さな発言やしぐさを限界までクローズアップし、展開させるパターンが多かったのです。その感性は学校という非常に小さな社会に通う高校生だからこそ、周りの生徒との格の違いや主人公の魅力を引き出すのに非常に効果的だったと思います。
しかし、本作の舞台は会社で、しかも主人公は社会人の26歳。正直、この設定を本の裏側を見ただけで大丈夫かな?と思いました。やはり、予想は当たっていました。これまでの綿谷りさの持ち味を社会という舞台ではまだ完全には生かしきれていないように感じました。蹴りたい背中の時の主人公がそのまま社会人になってしまったような、やはり子供っぽいままで、今度は子供っぽすぎるあまり、キレッキレの感性が格の違いを抱けるものから、どちらかというと社会から置いてきぼりにされていくような、簡単に言うと、蹴りたい背中の時が能動的な意識の流れだとしたら、本作はどうしても受動的な意識の流れが強かったと思います。やはり、受け身になっている綿谷りさの主人公は蹴りたい背中の時のような「クール」には映りませんでした。

しかしながら、本作では舞台が会社になったこと、26歳という年齢設定もあいまって、より主人公が子供っぽいながらも女であることを強く意識しているあたりが魅力でした。
高校生の時にはなかったタイプの焦りや倦怠感がそれとなく描かれており、それが心地よいベースになっていたと思います。
本作からは決して傑作と言える程のパワーは感じませんでしたが、随所に綿谷りさが自分の持ち味を舞台を変えて発揮しようとしているように見受けられ、彼女のトライを感じました。
持ち味が少しずつ様々な方向へ変化していくことをこれからも期待しています。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.48
(4pt)

ドロドロ

著者はきっと、そこらの人より頭が良い。僕のようにあまり冴えない人は、文章から著者が何を言わんとしているか汲み取るのが困難かと思われます。

僕はぜんぜんモテない男なんで、女性の意中の人意外に抱く印象が素直に描写されていて心をえぐられた。

総評ぼくには難しすぎた。楽しくはなかったけど、作品としては素敵だと思います。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.47
(4pt)

ドロドロ

著者はきっと、そこらの人より頭が良い。僕のようにあまり冴えない人は、文章から著者が何を言わんとしているか汲み取るのが困難かと思われます。

僕はぜんぜんモテない男なんで、女性の意中の人意外に抱く印象が素直に描写されていて心をえぐられた。

総評ぼくには難しすぎた。楽しくはなかったけど、作品としては素敵だと思います。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.46
(5pt)

最後が残念

世間では「女性は好きだ好きだって言われて結婚する方が幸せになれる」とか
「想うより想われて結婚する方が幸せ」と言うけれど、、、、

この小説も、最後は想ってくれた方と結婚してしまいます。

1結婚する気もなければ想ってもくれない人
2好きだ結婚してくれと言ってくれる人

私が思うのは、
どっちを選んでも必ず後悔すると思うんです。
なのでどうせ後悔するのなら、たとえ結婚できなくても自分で選んだ人を想い続ける方がマシだと思うんです。
結婚だけが幸せとは思えないですし。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.45
(5pt)

最後が残念

世間では「女性は好きだ好きだって言われて結婚する方が幸せになれる」とか
「想うより想われて結婚する方が幸せ」と言うけれど、、、、

この小説も、最後は想ってくれた方と結婚してしまいます。

1結婚する気もなければ想ってもくれない人
2好きだ結婚してくれと言ってくれる人

私が思うのは、
どっちを選んでも必ず後悔すると思うんです。
なのでどうせ後悔するのなら、たとえ結婚できなくても自分で選んだ人を想い続ける方がマシだと思うんです。
結婚だけが幸せとは思えないですし。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.44
(4pt)

少女漫画的心理恋愛小説  読後感も悪くはない

筆者が当時最年少で芥川賞を受賞した時に、話題になったので『インストール』と『蹴りたい背中』を買い求めたのだが、本屋でカバーをかけてもらったその二冊は、書棚のどこかに埋まって未読のままだ。

数十年前、俵万智さんの『サラダ記念日』も買い求めた経験があるが、これも読まぬまま数年後に古本屋に引き取られていった。

どうも私は世間で騒がれる本が苦手なようだ。
多くの人が読んでいるんだから、わざわざ自分もそのなかの一人に入ることもないのではないかと思ってしまうのである。
人々が騒ぐものには懐疑的に斜に構えてしまうのかもしれない。

三作目の『夢を与える』は題名からして駄作臭ふんぷんだったのでもちろん手に取らなかったのだが、四作目の本作はユーモアたっぷりの表紙に惹かれてうっかり読んでしまった。

読後感は重厚な純文学というよりも、月刊・週刊マーガレットの趣のある少女漫画的作品といえばいいだろうか。

別に貶めて言っているわけではなく、作中の主人公の女の子の心の動きがなんとも昔愛読した少女漫画を連想させたからだが、文章は節度があって淡い品位もあるからそこいらの通俗恋愛小説とは一線を画した作品だと思う。

筆者は古い少女漫画がお好きなようだから、マーガレット的心理恋愛小説と言ってもけなしたことにはなるまいと思う。

芥川賞作家だからといって重厚で退屈な小説を書かなければならない道理はない。

筆者の才能にはこういうちょっと軽めな恋愛ものが合うのではないかと思う。
無理して身の丈に合わない超大作に挑戦するのもよいが、読者が納得しないものを書けば、結局読者は離れてしまう。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.43
(4pt)

少女漫画的心理恋愛小説  読後感も悪くはない

筆者が当時最年少で芥川賞を受賞した時に、話題になったので『インストール』と『蹴りたい背中』を買い求めたのだが、本屋でカバーをかけてもらったその二冊は、書棚のどこかに埋まって未読のままだ。

数十年前、俵万智さんの『サラダ記念日』も買い求めた経験があるが、これも読まぬまま数年後に古本屋に引き取られていった。

どうも私は世間で騒がれる本が苦手なようだ。
多くの人が読んでいるんだから、わざわざ自分もそのなかの一人に入ることもないのではないかと思ってしまうのである。
人々が騒ぐものには懐疑的に斜に構えてしまうのかもしれない。

三作目の『夢を与える』は題名からして駄作臭ふんぷんだったのでもちろん手に取らなかったのだが、四作目の本作はユーモアたっぷりの表紙に惹かれてうっかり読んでしまった。

読後感は重厚な純文学というよりも、月刊・週刊マーガレットの趣のある少女漫画的作品といえばいいだろうか。

別に貶めて言っているわけではなく、作中の主人公の女の子の心の動きがなんとも昔愛読した少女漫画を連想させたからだが、文章は節度があって淡い品位もあるからそこいらの通俗恋愛小説とは一線を画した作品だと思う。

筆者は古い少女漫画がお好きなようだから、マーガレット的心理恋愛小説と言ってもけなしたことにはなるまいと思う。

芥川賞作家だからといって重厚で退屈な小説を書かなければならない道理はない。

筆者の才能にはこういうちょっと軽めな恋愛ものが合うのではないかと思う。
無理して身の丈に合わない超大作に挑戦するのもよいが、読者が納得しないものを書けば、結局読者は離れてしまう。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014
No.42
(5pt)

愛読書決定

これほど主人公に感情移入できたのは久しぶり…いや、初めてかも知れません。
「私のこと?」かと思いました。
15年後のヨシカを書きたい時は私に取材してください(笑)>綿矢先生

読んでいて気持ちのいい美しい日本語はもちろんのこと、盛り過ぎず、かと言って端折りすぎず、見事にまとまっていると思います。
さすが芥川賞作家!

てっきり星5つの人が多いのかと思いきや…評価が見事にばらついてますね。
それも面白い。
勝手にふるえてろ Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろより
4163296409
No.41
(5pt)

愛読書決定

これほど主人公に感情移入できたのは久しぶり…いや、初めてかも知れません。
「私のこと?」かと思いました。
15年後のヨシカを書きたい時は私に取材してください(笑)>綿矢先生

読んでいて気持ちのいい美しい日本語はもちろんのこと、盛り過ぎず、かと言って端折りすぎず、見事にまとまっていると思います。
さすが芥川賞作家!

てっきり星5つの人が多いのかと思いきや…評価が見事にばらついてますね。
それも面白い。
勝手にふるえてろ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 勝手にふるえてろ (文春文庫)より
4167840014