蹴りたい背中

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評判

蹴りたい背中の評価:

3.63/5点 レビュー 175件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全224件 121〜140 7/12ページ
No.104
(5pt)

胸がざわめきました

冒頭〜二十数頁の衝撃に胸がざわめきました。女子高生の微妙な感性や、凡人には思いもつかないきらめきと、それでいてそれ以上でも以下でもないという的確な表現の言葉が、容赦なく迫ってくるのです。私が今高校生なら、間違いなく誰かの背中を蹴りたい衝動に駆られていたことでしょう。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.103
(5pt)

胸がざわめきました

冒頭〜二十数頁の衝撃に胸がざわめきました。女子高生の微妙な感性や、凡人には思いもつかないきらめきと、それでいてそれ以上でも以下でもないという的確な表現の言葉が、容赦なく迫ってくるのです。私が今高校生なら、間違いなく誰かの背中を蹴りたい衝動に駆られていたことでしょう。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.102
(5pt)

あふれ出る才能

書き出しの一行で引き込まれてしまった。言葉の使い方にみずみずしさがあり、そこにとてつもない感性や才能をみた気がします。期待に十分こたえる作品です。お楽しみください。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.101
(5pt)

あふれ出る才能

書き出しの一行で引き込まれてしまった。言葉の使い方にみずみずしさがあり、そこにとてつもない感性や才能をみた気がします。期待に十分こたえる作品です。お楽しみください。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.100
(4pt)

おもしろい

なんとなく聞いたことのある本だったので読んでみました。
にな川くんみたいな男性をある種軽くみている自分でしたが、羨ましくなりました。
とにかく好き、理由を他人に説明するのもめんどくさいほど好きなもの。
そういうものが自分にはないからです。
でも、希望が湧いてきました。
出版業界のことや芥川賞、文学とかまったく知らないですが単純におもしろかったです。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.99
(4pt)

おもしろい

なんとなく聞いたことのある本だったので読んでみました。
にな川くんみたいな男性をある種軽くみている自分でしたが、羨ましくなりました。
とにかく好き、理由を他人に説明するのもめんどくさいほど好きなもの。
そういうものが自分にはないからです。
でも、希望が湧いてきました。
出版業界のことや芥川賞、文学とかまったく知らないですが単純におもしろかったです。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.98
(4pt)

女子話。おじさんには懐かしい感覚。

中学二年生の息子に読ませた感想。
「おれはこんな複雑なこと考えてねーよ。すげーな(女子は)。」

作中のハツとにな川君は高校一年生だが、男は多かれ少なかれ、にな川的なところがあると思う。
良く書けてる。ああ、懐かしい。

異物排除の空気を、あらためて、ほいっと見せられた感じもうまい。

もっと単純に考えて生きられればいいのになあ。
この上から下まで漂っている日本人の閉塞感、真面目だということなんでしょうなあ。

「インストール」よりはテーマ(らしきもの)がまだはっきりしています。
1時間もあれば読めるかと思います。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.97
(4pt)

女子話。おじさんには懐かしい感覚。

中学二年生の息子に読ませた感想。
「おれはこんな複雑なこと考えてねーよ。すげーな(女子は)。」

作中のハツとにな川君は高校一年生だが、男は多かれ少なかれ、にな川的なところがあると思う。
良く書けてる。ああ、懐かしい。

異物排除の空気を、あらためて、ほいっと見せられた感じもうまい。

もっと単純に考えて生きられればいいのになあ。
この上から下まで漂っている日本人の閉塞感、真面目だということなんでしょうなあ。

「インストール」よりはテーマ(らしきもの)がまだはっきりしています。
1時間もあれば読めるかと思います。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.96
(4pt)

腹を抱えて笑った

高校生の少女とその少女が好きになってしまうアイドルオタク

その二人の夏の青春物語

この本は芥川賞を受賞した作品なので色々と議論はあると思いますが

私自身もこの作品が純文学とは思えないし、話題先行という部分は否めないでしょう

でも

この物語は声を出して笑ってしまうほど面白いしホノボノしてるし

読み物として優れていると思います

物語って一番重要なのは面白いかそうでないか

面白くてはじめて議論の上に乗るのでしょうね
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.95
(4pt)

腹を抱えて笑った

高校生の少女とその少女が好きになってしまうアイドルオタク

その二人の夏の青春物語

この本は芥川賞を受賞した作品なので色々と議論はあると思いますが

私自身もこの作品が純文学とは思えないし、話題先行という部分は否めないでしょう

でも

この物語は声を出して笑ってしまうほど面白いしホノボノしてるし

読み物として優れていると思います

物語って一番重要なのは面白いかそうでないか

面白くてはじめて議論の上に乗るのでしょうね
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.94
(5pt)

◆自意識過剰な女子高生を冷静に見つめる

今期、史上最高齢75歳での芥川賞受賞者が出たが、この『蹴りたい背中』は史上最年少19歳での受賞作だ。
ついこないだのことのように記憶しているが、すでに10年も経とうとしている。
将来、作家を志望している若い方々、ぜひとも一読をおすすめしたい。
この小説を十代で書き上げたこと自体が奇跡にも思えるし、ありがちな女子高生モノとは一線を画す。
当時、書評などを読むと概ね好意的だが、大絶賛というわけでもなかった。それもそのはず。内容に華やかさというか派手さがないから、一見すると単調に感じてしまうのだ。
一般的に早熟な女性作家がペンを執ると、たいてい乱れた性関係とか望まない妊娠などの暗い影がつきまとう。
ところが綿矢りさはやってくれました。パンツを脱ぐことのない正統派の純文学を確立してしまったのだ。しかも19歳という若さで。
これだけ平凡な高校生を鮮やかに浮かび上がらせるテクニックは、もはや天才と言っても過言ではない。
主人公はどこにでもいそうな女子高生で、相手の男子も今どきのオタクだ。
ものすごくフツーな高校生なのに、キャラクターがはっきりと見えて来るのだ。そう、それはまるでその場に自分(読者)がいて目撃しているような錯覚を起こさせるから不思議だ。

ストーリーは、なんてことない。
高校生という枠組みに何となく馴染めないハツは、同じくクラスに馴染んでいない“にな川”に興味を持つ。
そのにな川は、雑誌のファッションモデルをやっている“オリチャン”に夢中。いわゆるオタクで、オリチャンに関するものなど全てネットオークションで集めたり、雑誌のバックナンバーも揃えていた。
ある時、にな川はオリチャンのライブチケットを4枚も買ってしまったので、一緒に行かないかとハツを誘う。だがそれでも2枚余ってしまう。
結局、チケットを余らせるのがもったいないので、にな川、ハツ、絹代の3人で出かけるのだった。(それでも1枚は余るが)
ハツは、何となく自分の気持ちに気づき始めていた。それは、オリチャン命であるにな川に対する淡い恋心。
一方通行な気持ちになかなか折り合いをつけることができず、にな川に対して乱暴になってしまう自分を持て余してしまうのだった。

いわゆる青春小説というカテゴリに入れても間違いではない。だが、文学性という意味で抜きん出ているため、“青春”という若者向きの枠組みに一括りしてしまうのは、あまりにもったいない気がするのだ。
書くことが好きで、様々な文学賞に投稿していこうと考える未来の文士たちよ。
まずはこの小説を読み、自分を見つめ直していただきたい。
自意識過剰なまでの高校時代を思い出す時、果たして自分は綿矢りさほどの客観性と繊細さを持って、これだけの世界観を作り出すことが出来るだろうか?
たぶん難しい。とても。
正直、この小説を読了後は、自分の才能に限界を感じ、あきらめてしまう人がほとんどだろう。だがそれでいい。
綿矢りさを認めることで、もっと自分自身を解放すると良いかもしれない。

繰り返して言う。将来、作家を志望している30歳ぐらいまでの若い方々、ぜひとも一読をおすすめしたい。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.93
(5pt)

◆自意識過剰な女子高生を冷静に見つめる

今期、史上最高齢75歳での芥川賞受賞者が出たが、この『蹴りたい背中』は史上最年少19歳での受賞作だ。
ついこないだのことのように記憶しているが、すでに10年も経とうとしている。
将来、作家を志望している若い方々、ぜひとも一読をおすすめしたい。
この小説を十代で書き上げたこと自体が奇跡にも思えるし、ありがちな女子高生モノとは一線を画す。
当時、書評などを読むと概ね好意的だが、大絶賛というわけでもなかった。それもそのはず。内容に華やかさというか派手さがないから、一見すると単調に感じてしまうのだ。
一般的に早熟な女性作家がペンを執ると、たいてい乱れた性関係とか望まない妊娠などの暗い影がつきまとう。
ところが綿矢りさはやってくれました。パンツを脱ぐことのない正統派の純文学を確立してしまったのだ。しかも19歳という若さで。
これだけ平凡な高校生を鮮やかに浮かび上がらせるテクニックは、もはや天才と言っても過言ではない。
主人公はどこにでもいそうな女子高生で、相手の男子も今どきのオタクだ。
ものすごくフツーな高校生なのに、キャラクターがはっきりと見えて来るのだ。そう、それはまるでその場に自分(読者)がいて目撃しているような錯覚を起こさせるから不思議だ。

ストーリーは、なんてことない。
高校生という枠組みに何となく馴染めないハツは、同じくクラスに馴染んでいない“にな川”に興味を持つ。
そのにな川は、雑誌のファッションモデルをやっている“オリチャン”に夢中。いわゆるオタクで、オリチャンに関するものなど全てネットオークションで集めたり、雑誌のバックナンバーも揃えていた。
ある時、にな川はオリチャンのライブチケットを4枚も買ってしまったので、一緒に行かないかとハツを誘う。だがそれでも2枚余ってしまう。
結局、チケットを余らせるのがもったいないので、にな川、ハツ、絹代の3人で出かけるのだった。(それでも1枚は余るが)
ハツは、何となく自分の気持ちに気づき始めていた。それは、オリチャン命であるにな川に対する淡い恋心。
一方通行な気持ちになかなか折り合いをつけることができず、にな川に対して乱暴になってしまう自分を持て余してしまうのだった。

いわゆる青春小説というカテゴリに入れても間違いではない。だが、文学性という意味で抜きん出ているため、“青春”という若者向きの枠組みに一括りしてしまうのは、あまりにもったいない気がするのだ。
書くことが好きで、様々な文学賞に投稿していこうと考える未来の文士たちよ。
まずはこの小説を読み、自分を見つめ直していただきたい。
自意識過剰なまでの高校時代を思い出す時、果たして自分は綿矢りさほどの客観性と繊細さを持って、これだけの世界観を作り出すことが出来るだろうか?
たぶん難しい。とても。
正直、この小説を読了後は、自分の才能に限界を感じ、あきらめてしまう人がほとんどだろう。だがそれでいい。
綿矢りさを認めることで、もっと自分自身を解放すると良いかもしれない。

繰り返して言う。将来、作家を志望している30歳ぐらいまでの若い方々、ぜひとも一読をおすすめしたい。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.92
(4pt)

キュート!

女子高校生ハツはクラスの中で浮いている。きっかけは、理科の実験の班編成だ。ハツのような人にとって、先生の「適当に班をつくって」というのは辛い指示である。あれよあれよという間に取り残されてしまうハツ。こういうシチュエーションでは、自分の中から湧き上がってくるみじめさに圧倒されてしまうだろう。周りの人が見ているよりはるかに深刻な状況に、自分を置いてしまいがちだ。

しっかりと仲間をつくっている中学校からの友人 絹代に、裏切りを感じるハツ。「あの人たちはくだらない」という すっぱい葡萄の論理で自分の護るしかない。ハツは所属する陸上部でも上手くとけこむ事ができない。ハツのぶきっちょなもの言いが、さらに皆との壁を高く、厚くしてしまう。ハツの孤独を、

綿矢さんは、”さみしさは鳴る”と表現している。仲のよさそうなざわめきが、ハツの耳を通して胸に突き刺ってくるのだろう。本作品の中では、綿矢さんの独特な表現方法が見られる。平易な言葉の組み合わせで、感情の広がりを表すことができる19歳(当時)おそるべし。

ハツのクラスで、もう一人の浮いている男子 にな川。にな川は、ファッション雑誌のモデル オリチャンに夢中で、オリチャンを中心に世界が動いている。ハツは、そんな にな川から目を離せなくなる。恋愛感情だろうか?

確かに、ハツは、二人の間を勘違いされても、真っ向から否定はしない。だが、ハツは、にな川に自分と同じ孤独を見出したいのだろう。何かに夢中になっている にな川は、ハツからは、クラスから孤立していても意に介していないように映るのではないか。どこか超然としている にな川へ嫉妬をしてしまう。だから、ハツは、にな川がつらい目にあっているのが見たいし、背中を蹴りたくなるのだ。

孤独に直面して、気持ちになかなか整理がつなかいハツの真っ直ぐさが、愛おしくなってしまう作品である。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.91
(4pt)

キュート!

女子高校生ハツはクラスの中で浮いている。きっかけは、理科の実験の班編成だ。ハツのような人にとって、先生の「適当に班をつくって」というのは辛い指示である。あれよあれよという間に取り残されてしまうハツ。こういうシチュエーションでは、自分の中から湧き上がってくるみじめさに圧倒されてしまうだろう。周りの人が見ているよりはるかに深刻な状況に、自分を置いてしまいがちだ。

しっかりと仲間をつくっている中学校からの友人 絹代に、裏切りを感じるハツ。「あの人たちはくだらない」という すっぱい葡萄の論理で自分の護るしかない。ハツは所属する陸上部でも上手くとけこむ事ができない。ハツのぶきっちょなもの言いが、さらに皆との壁を高く、厚くしてしまう。ハツの孤独を、

綿矢さんは、”さみしさは鳴る”と表現している。仲のよさそうなざわめきが、ハツの耳を通して胸に突き刺ってくるのだろう。本作品の中では、綿矢さんの独特な表現方法が見られる。平易な言葉の組み合わせで、感情の広がりを表すことができる19歳(当時)おそるべし。

ハツのクラスで、もう一人の浮いている男子 にな川。にな川は、ファッション雑誌のモデル オリチャンに夢中で、オリチャンを中心に世界が動いている。ハツは、そんな にな川から目を離せなくなる。恋愛感情だろうか?

確かに、ハツは、二人の間を勘違いされても、真っ向から否定はしない。だが、ハツは、にな川に自分と同じ孤独を見出したいのだろう。何かに夢中になっている にな川は、ハツからは、クラスから孤立していても意に介していないように映るのではないか。どこか超然としている にな川へ嫉妬をしてしまう。だから、ハツは、にな川がつらい目にあっているのが見たいし、背中を蹴りたくなるのだ。

孤独に直面して、気持ちになかなか整理がつなかいハツの真っ直ぐさが、愛おしくなってしまう作品である。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.90
(4pt)

セブンティーンとか

寂しさは鳴る。寂しさは鳴らないよ。いや、鳴るよ。とか、作家に一大紛争を引き起こしたとか、起こさないとか、冒頭の一文です。

学校生活に退屈して孤立している女子高生が、セブンティーンとかの雑誌の切り抜きをあつめてる「にな川」という男の子と知り合いになります。

その「にな川」の背中にケリをいれたいとか、文学風に書いてあります。

女子高生に背中を蹴られたいオタク歓喜な感じで、ややあざといです。

映画でいうとソフィアコッポラとか、ドロドロしない少女系の感性です。

透明で、少し孤独の影があって、女子高生フェチ向けな感じです。

モデルにコンプレックスを持つ普通の女子高生が、ファッションモデルオタクのオタク男子という内なる自分の背中にケリを入れてるような感じですが、モデルに憧れる女子高生心理が理解できない人にはハアという感じかもしれません。

女子高生の無敵感の裏には、大量の不安があります。街角でとあるファッションモデルにからかわれたときのシーンは、女子中学生なんかの人目に対する心象をよく表していて切ないです。

昔なら、文学青年崩れのゴーストライターとかが書いてそうですが、本物の女子高生に抜かれてしまったということで、そういうオッサン方は反省しないといけません。か?

いやいや、力を秘めているはずの女子高生がオッサンなんかに抜かれるからいけないので、

セカチュー、恋空、失楽園なとの、アホな流行は全部オッサンの仕業とバレた昨今、そういうオッサンたちはいかがお過ごしでしょうか。印税でウハウハか。

でも恋空で女子高生が釣れたのは事実ですが、ただそこまで、実名を出して、お股をあっぴろげにできないのが女子高生の偉いところ、秋元康の枕営業といい、天下りの謎といい、顔を隠したオッサンほど最強の生き物はいません。

ダブル17歳芥川賞、当時はヤマンバギャルとかが流行っていて、綿谷りさの方は、清楚系の象徴でした。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.89
(4pt)

セブンティーンとか

寂しさは鳴る。寂しさは鳴らないよ。いや、鳴るよ。とか、作家に一大紛争を引き起こしたとか、起こさないとか、冒頭の一文です。

学校生活に退屈して孤立している女子高生が、セブンティーンとかの雑誌の切り抜きをあつめてる「にな川」という男の子と知り合いになります。

その「にな川」の背中にケリをいれたいとか、文学風に書いてあります。

女子高生に背中を蹴られたいオタク歓喜な感じで、ややあざといです。

映画でいうとソフィアコッポラとか、ドロドロしない少女系の感性です。

透明で、少し孤独の影があって、女子高生フェチ向けな感じです。

モデルにコンプレックスを持つ普通の女子高生が、ファッションモデルオタクのオタク男子という内なる自分の背中にケリを入れてるような感じですが、モデルに憧れる女子高生心理が理解できない人にはハアという感じかもしれません。

女子高生の無敵感の裏には、大量の不安があります。街角でとあるファッションモデルにからかわれたときのシーンは、女子中学生なんかの人目に対する心象をよく表していて切ないです。

昔なら、文学青年崩れのゴーストライターとかが書いてそうですが、本物の女子高生に抜かれてしまったということで、そういうオッサン方は反省しないといけません。か?

いやいや、力を秘めているはずの女子高生がオッサンなんかに抜かれるからいけないので、

セカチュー、恋空、失楽園なとの、アホな流行は全部オッサンの仕業とバレた昨今、そういうオッサンたちはいかがお過ごしでしょうか。印税でウハウハか。

でも恋空で女子高生が釣れたのは事実ですが、ただそこまで、実名を出して、お股をあっぴろげにできないのが女子高生の偉いところ、秋元康の枕営業といい、天下りの謎といい、顔を隠したオッサンほど最強の生き物はいません。

ダブル17歳芥川賞、当時はヤマンバギャルとかが流行っていて、綿谷りさの方は、清楚系の象徴でした。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.88
(5pt)

悔しいけど、うまい。

これは、うまい。
こんなことを言うと自画自賛してるみたいでイヤラシイけど、これは玄人向けだと思うよ。
ありきたり、とか、退屈、とか言ってる人は、よく理解できていないんじゃないだろうか?
まあ好みもあるけどね。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.87
(5pt)

悔しいけど、うまい。

これは、うまい。
こんなことを言うと自画自賛してるみたいでイヤラシイけど、これは玄人向けだと思うよ。
ありきたり、とか、退屈、とか言ってる人は、よく理解できていないんじゃないだろうか?
まあ好みもあるけどね。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419
No.86
(4pt)

好きです

史上最年少で芥川賞を取ったという、話題が先行してしまって、
結構叩かれがちな作品ですが、
私はこの作品の主人公のようなタイプだったので、とても共感出来ました。

ですが、芥川賞=これが日本の文学の代表、としてしまうと、
「そうかな〜?」と思う人も多いと思います。
まあ、芥川賞は新人賞的な位置づけでもありますが、それにしても…という。
村上春樹もなんだかんだ嫌いな人も結構いますが、
彼の方が確かに文学と言うと納得出来る感があります。

もっと地味な位置、
雑誌のダ・ヴィンチ辺りでもそれほど大々的に取り上げられないような程度の存在なら、
それなりのファンが付いて、あまりバッシングや過度の期待を受けずに、
今のように寡作ではなくやっていけたような気がします。
実力が発展途上の内に檜舞台に立たされてしまって、ちょっと可哀想な気も。

著者本人は、期間限定でやっていたツイッターでの人柄の良さ(必ずリプライしてくれました)なども
分かるので好きなんですけどね。
蹴りたい背中 Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中より
4309015700
No.85
(4pt)

好きです

史上最年少で芥川賞を取ったという、話題が先行してしまって、
結構叩かれがちな作品ですが、
私はこの作品の主人公のようなタイプだったので、とても共感出来ました。

ですが、芥川賞=これが日本の文学の代表、としてしまうと、
「そうかな〜?」と思う人も多いと思います。
まあ、芥川賞は新人賞的な位置づけでもありますが、それにしても…という。
村上春樹もなんだかんだ嫌いな人も結構いますが、
彼の方が確かに文学と言うと納得出来る感があります。

もっと地味な位置、
雑誌のダ・ヴィンチ辺りでもそれほど大々的に取り上げられないような程度の存在なら、
それなりのファンが付いて、あまりバッシングや過度の期待を受けずに、
今のように寡作ではなくやっていけたような気がします。
実力が発展途上の内に檜舞台に立たされてしまって、ちょっと可哀想な気も。

著者本人は、期間限定でやっていたツイッターでの人柄の良さ(必ずリプライしてくれました)なども
分かるので好きなんですけどね。
蹴りたい背中 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 蹴りたい背中 (河出文庫)より
4309408419