吸血鬼

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評判

吸血鬼の評価:

4.59/5点 レビュー 22件。 A ランク

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平均点4.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 1〜20 1/3ページ
No.42
(5pt)

吸血鬼とは。

ゴシック小説のようなものだろうか、と読みはじめ、確かにそういう様相を呈し、濃密に殷々と怪奇な雰囲気が募ってゆきますが、しかしながらそれは反転し、現実としての事件としての様相が表れてきて、終結します。反転というとすっかり切り替わるようですが、そうではなく、紙縒りのようよじれて繋がっている感じ。怪奇な現象が、超自然な存在として現れてくるかというと、実体としては出てきませんが、顕現化されていない形では確かにあり、それはこの特殊な環境下のみにあるものではなく、人がいればそこに起こりうる、いや、必ず起きるものであり。その形態や、表れは違えど。・・・オーストリア帝国の支配下にあるポーランド。役人であるゲスラーは、若き妻を伴い陰鬱な寒村にやってきた。その地の領主クワルスキは往年の天才詩人。赴任後、村で不審な死が続き、ウピル(吸血鬼)の仕業ではと、村人に動揺が起こり、暴挙にまで発展させないためにゲスラーは土俗的な迷信を断行し、対処する。大切な存在に対してまで。そんななか、独立蜂起の焦臭い動きがあり。・・・ウピルとはなんであったか、ということ。ゲスラーは善良な、常識的な、怪奇現象を見て驚く役回りなようでいて、この人こそが怪奇現象そのものであったような気のされてなりません。そして騒動の真の黒幕の存在。一見、綺麗に、ユーモアを交えて幕を閉じますが、そういう引っかかりは残ります。ゲスラーが見ていたものはなんであったのか、を分かりやすい形では記されてありませんし。よく、心の闇と語られますが、闇というのか不可解さ、薄気味悪さも感じもしました。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.41
(5pt)

吸血鬼とは。

ゴシック小説のようなものだろうか、と読みはじめ、確かにそういう様相を呈し、濃密に殷々と怪奇な雰囲気が募ってゆきますが、しかしながらそれは反転し、現実としての事件としての様相が表れてきて、終結します。反転というとすっかり切り替わるようですが、そうではなく、紙縒りのようよじれて繋がっている感じ。怪奇な現象が、超自然な存在として現れてくるかというと、実体としては出てきませんが、顕現化されていない形では確かにあり、それはこの特殊な環境下のみにあるものではなく、人がいればそこに起こりうる、いや、必ず起きるものであり。その形態や、表れは違えど。・・・オーストリア帝国の支配下にあるポーランド。役人であるゲスラーは、若き妻を伴い陰鬱な寒村にやってきた。その地の領主クワルスキは往年の天才詩人。赴任後、村で不審な死が続き、ウピル(吸血鬼)の仕業ではと、村人に動揺が起こり、暴挙にまで発展させないためにゲスラーは土俗的な迷信を断行し、対処する。大切な存在に対してまで。そんななか、独立蜂起の焦臭い動きがあり。・・・ウピルとはなんであったか、ということ。ゲスラーは善良な、常識的な、怪奇現象を見て驚く役回りなようでいて、この人こそが怪奇現象そのものであったような気のされてなりません。そして騒動の真の黒幕の存在。一見、綺麗に、ユーモアを交えて幕を閉じますが、そういう引っかかりは残ります。ゲスラーが見ていたものはなんであったのか、を分かりやすい形では記されてありませんし。よく、心の闇と語られますが、闇というのか不可解さ、薄気味悪さも感じもしました。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.40
(5pt)

あたかも、美しい将棋の棋譜を見るかのような小説。ぞくぞくする読みごたえを堪能しました。

ガリチアのジェキという村に新しく赴任してきた役人・ゲスラーと、その妻・エルザ。ゲスラーの助手に取り立てられたマチェク。かつて詩集を出したことのある土地の領主・クワルスキと、その妻・ウツィア(クワルスキ夫人)。
以上、五人の主要登場人物のキャラが、くっきりと描写されていたところ。読み進めるに連れて、巧妙に裏側に隠されていたそれぞれの人物像が浮かび上がってくるところ。見事だと唸らされました。

また、舞台となる僻村(へきそん)ジェキ、その「いかにも、こういう村があったろう」リアルな感触も素晴らしいものでした。言ってることの大まかな意味はつかめるんだけども、なに言ってんのか分かりにくい、訛(なま)りの強い村人たちの言葉遣いなど、よくこんな言葉を創造したもんだなって思いましたよ。素晴らしいっす。

そして、このレビューの見出しで私は、「美しい将棋の棋譜を見るかのよう」てなこと書きましたが、そこには、登場人物のひとりの運命が絡(から)んでいます。名前は言いませんけど、この人、最後のほうで自死するんですね。それがまるで、将棋の〈王〉て駒が詰ませられたみたいな、そんな風に感じられたんですよ。そうなるに至る作者の企みてば凄いなと、ため息が出ました。

ところで、私が購入した単行本の帯には、皆川博子氏の推薦文が記されています。でも、このおすすめの言葉って、ほんのエッセンスなんですよね。このエッセンスとも言うべき文章の元である、なんとも魅力的な水先案内文が、皆川博子の書評集『辺境図書館』(講談社)に載っています。未読の方は、ぜひ!
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.39
(5pt)

あたかも、美しい将棋の棋譜を見るかのような小説。ぞくぞくする読みごたえを堪能しました。

ガリチアのジェキという村に新しく赴任してきた役人・ゲスラーと、その妻・エルザ。ゲスラーの助手に取り立てられたマチェク。かつて詩集を出したことのある土地の領主・クワルスキと、その妻・ウツィア(クワルスキ夫人)。
以上、五人の主要登場人物のキャラが、くっきりと描写されていたところ。読み進めるに連れて、巧妙に裏側に隠されていたそれぞれの人物像が浮かび上がってくるところ。見事だと唸らされました。

また、舞台となる僻村(へきそん)ジェキ、その「いかにも、こういう村があったろう」リアルな感触も素晴らしいものでした。言ってることの大まかな意味はつかめるんだけども、なに言ってんのか分かりにくい、訛(なま)りの強い村人たちの言葉遣いなど、よくこんな言葉を創造したもんだなって思いましたよ。素晴らしいっす。

そして、このレビューの見出しで私は、「美しい将棋の棋譜を見るかのよう」てなこと書きましたが、そこには、登場人物のひとりの運命が絡(から)んでいます。名前は言いませんけど、この人、最後のほうで自死するんですね。それがまるで、将棋の〈王〉て駒が詰ませられたみたいな、そんな風に感じられたんですよ。そうなるに至る作者の企みてば凄いなと、ため息が出ました。

ところで、私が購入した単行本の帯には、皆川博子氏の推薦文が記されています。でも、このおすすめの言葉って、ほんのエッセンスなんですよね。このエッセンスとも言うべき文章の元である、なんとも魅力的な水先案内文が、皆川博子の書評集『辺境図書館』(講談社)に載っています。未読の方は、ぜひ!
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.38
(5pt)

完璧な小説

クワルスキの詩の朗読会は地下に武器を隠すための装置として描かれているが、作者の意図はそこにあらず。後々強烈な比較で陶酔は地に堕ちる。
物語は隅々まで緻密に組み立てられている。
プロットの組み立てもすごいのだけれど、もっと地理的な、または建築的な組み立てもリアルに作者の頭のなかに出来上がっている。
プロットを何度推敲したらこうなるのやら。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.37
(5pt)

完璧な小説

クワルスキの詩の朗読会は地下に武器を隠すための装置として描かれているが、作者の意図はそこにあらず。後々強烈な比較で陶酔は地に堕ちる。
物語は隅々まで緻密に組み立てられている。
プロットの組み立てもすごいのだけれど、もっと地理的な、または建築的な組み立てもリアルに作者の頭のなかに出来上がっている。
プロットを何度推敲したらこうなるのやら。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.36
(5pt)

美は乱調にあり

吸血鬼とはいっても農奴に寄生する領主の比喩ですし、悪魔もおそらく主人公の妄想に近い存在なので、ホラー要素を期待しないほうがいいかもしれません。本書はむしろ、大国による重層的支配に喘ぐ19世紀ウクライナ西部の社会や暮らしを文学的に活写した歴史小説です。

これぞ文学と思わされたシーンがあります。薄緑色の夜会服で完璧に装われた妻の遺体を前にした主人公は、実は僅かな不完全さや微かな不均衡こそが、その動きの中で妻という存在を造り出し続けていたことに気づきます。髪のたわみ、襟の歪み、落ちてくる袖といった動作に伴う小さな乱調にこそ彼女の本質が有ったと悟るのです。ここで読者としては主人公にこう告げたくなる。あなたこそが詩人に違いないと。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.35
(5pt)

美は乱調にあり

吸血鬼とはいっても農奴に寄生する領主の比喩ですし、悪魔もおそらく主人公の妄想に近い存在なので、ホラー要素を期待しないほうがいいかもしれません。本書はむしろ、大国による重層的支配に喘ぐ19世紀ウクライナ西部の社会や暮らしを文学的に活写した歴史小説です。

これぞ文学と思わされたシーンがあります。薄緑色の夜会服で完璧に装われた妻の遺体を前にした主人公は、実は僅かな不完全さや微かな不均衡こそが、その動きの中で妻という存在を造り出し続けていたことに気づきます。髪のたわみ、襟の歪み、落ちてくる袖といった動作に伴う小さな乱調にこそ彼女の本質が有ったと悟るのです。ここで読者としては主人公にこう告げたくなる。あなたこそが詩人に違いないと。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.34
(4pt)

郷に入って郷に従えば正気の儘、狂気に堕ちていく

16世紀末~17世紀の東ヨーロッパの国はどこも貧困であった。ルネッサンスの啓蒙思想に縁を持たない文盲農民たち、そのうえ異端審問を行わない宗教的な理由からも吸血鬼信仰が根付いた。この物語はそうした背景をもとに組み立てられたパワーバランスの物語だと感じた。領主の力、役人の力、農奴の力、夫の力、妻の力、迷信の力、宗教の力、そしてかそけきは詩の力、理知的に執り行われる迷信に満ちた儀式の所詮は気休めで、現実の災禍は現実に訪れる。郷に入って郷に従えば正気の儘、狂気に堕ちていくが、最後は詩人領主の青臭いアジテーションを農奴の損得をわきまえた正論が撃ち破る。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.33
(4pt)

郷に入って郷に従えば正気の儘、狂気に堕ちていく

16世紀末~17世紀の東ヨーロッパの国はどこも貧困であった。ルネッサンスの啓蒙思想に縁を持たない文盲農民たち、そのうえ異端審問を行わない宗教的な理由からも吸血鬼信仰が根付いた。この物語はそうした背景をもとに組み立てられたパワーバランスの物語だと感じた。領主の力、役人の力、農奴の力、夫の力、妻の力、迷信の力、宗教の力、そしてかそけきは詩の力、理知的に執り行われる迷信に満ちた儀式の所詮は気休めで、現実の災禍は現実に訪れる。郷に入って郷に従えば正気の儘、狂気に堕ちていくが、最後は詩人領主の青臭いアジテーションを農奴の損得をわきまえた正論が撃ち破る。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.32
(4pt)

吸血鬼小説だと思って読んでみたら、そんなことはぜんぜんなかった!

2016年刊行。タイトルとあらすじからてっきりオーストリア帝国支配下のポーランドを舞台にした吸血鬼小説だと思って読んでみたら、そんなことはぜんぜんなかった!
吸血鬼の迷信は作中で描かれますが、吸血鬼が直接登場して人々を脅かすという内容にはあらず、祖国独立の理想に捉われた旧支配層のインテリを吸血鬼になぞらえていたわけですね。
思っていたのとは大違いのストーリー展開でした。理想主義のインテリとは対照的な、農民たちの無学でも現実的でしたたかな姿が印象深くて、歴史観が揺さぶられる一冊であります。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.31
(4pt)

吸血鬼小説だと思って読んでみたら、そんなことはぜんぜんなかった!

2016年刊行。タイトルとあらすじからてっきりオーストリア帝国支配下のポーランドを舞台にした吸血鬼小説だと思って読んでみたら、そんなことはぜんぜんなかった!
吸血鬼の迷信は作中で描かれますが、吸血鬼が直接登場して人々を脅かすという内容にはあらず、祖国独立の理想に捉われた旧支配層のインテリを吸血鬼になぞらえていたわけですね。
思っていたのとは大違いのストーリー展開でした。理想主義のインテリとは対照的な、農民たちの無学でも現実的でしたたかな姿が印象深くて、歴史観が揺さぶられる一冊であります。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.30
(5pt)

大変満足

中古の本なので、ある程度の使用感は覚悟していましたが、新品のような本が届きました。勿論、多少のキズなどはありますが、書店で売っている本にもキズはあります。十分、許容範囲でした。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.29
(5pt)

大変満足

中古の本なので、ある程度の使用感は覚悟していましたが、新品のような本が届きました。勿論、多少のキズなどはありますが、書店で売っている本にもキズはあります。十分、許容範囲でした。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.28
(5pt)

これほど美しい作品とは

戦争の法、ミノタウロスと並ぶ傑作でした。
冒頭から最後の1行まで美しい。
グリゴローヴィチ版のジゼルのような、誰しもいつか訪れるかもしれない静かな闇に引き込まれて、少しだけ生きていくのが楽になる作品です。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.27
(5pt)

これほど美しい作品とは

戦争の法、ミノタウロスと並ぶ傑作でした。
冒頭から最後の1行まで美しい。
グリゴローヴィチ版のジゼルのような、誰しもいつか訪れるかもしれない静かな闇に引き込まれて、少しだけ生きていくのが楽になる作品です。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.26
(4pt)

他の作家では得られない読後感がある

19世紀のオーストリア支配下のポーランドが舞台である。

赴任した地方役人とその若く美しい妻、詩人であった地主とその妻、役人の助手と貧しい農民たち・・・。

闇にうごめいて、人の命を奪っていく小鬼。

虚か実かの境も不分明なままに話は推移し、蜂起の話が重なるが、それも所詮は泡沫のように終わる。

この作家の作品は『ミノタウロス』が初めてで、そこで強烈な印象を受けた。

内戦下のウクライナだったか白ロシアでのワルたちが主人公のピカレスクだった。

こうした異国の過去を舞台にした作品が、この作家は異様なまでに上手い。

蜂起の泡沫さは、ミノタウロスにも通じるところがある。

それにしても、他の作家では得られない読後感である。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.25
(4pt)

他の作家では得られない読後感がある

19世紀のオーストリア支配下のポーランドが舞台である。

赴任した地方役人とその若く美しい妻、詩人であった地主とその妻、役人の助手と貧しい農民たち・・・。

闇にうごめいて、人の命を奪っていく小鬼。

虚か実かの境も不分明なままに話は推移し、蜂起の話が重なるが、それも所詮は泡沫のように終わる。

この作家の作品は『ミノタウロス』が初めてで、そこで強烈な印象を受けた。

内戦下のウクライナだったか白ロシアでのワルたちが主人公のピカレスクだった。

こうした異国の過去を舞台にした作品が、この作家は異様なまでに上手い。

蜂起の泡沫さは、ミノタウロスにも通じるところがある。

それにしても、他の作家では得られない読後感である。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181
No.24
(4pt)

まだ読みかけですが

吸血鬼文学というとふつうはキワモノ的で怖がらせることに主眼が置かれるが、この作品は吸血鬼習俗の実体もきちんと踏まえ、近代東欧の村世界の様子がしっかり描き込まれている。閉ざされた農村世界に送り込まれた都市的教養をもつ主人公と吸血鬼を信じる土俗的象徴界の対立がこれからサスペンスフルに展開されるのだろうと想像する。果たして吸血鬼は実際に存在するのか。まだ読みかけなのに投稿してすみません。
吸血鬼 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 吸血鬼 (角川文庫)より
4041117801
No.23
(4pt)

まだ読みかけですが

吸血鬼文学というとふつうはキワモノ的で怖がらせることに主眼が置かれるが、この作品は吸血鬼習俗の実体もきちんと踏まえ、近代東欧の村世界の様子がしっかり描き込まれている。閉ざされた農村世界に送り込まれた都市的教養をもつ主人公と吸血鬼を信じる土俗的象徴界の対立がこれからサスペンスフルに展開されるのだろうと想像する。果たして吸血鬼は実際に存在するのか。まだ読みかけなのに投稿してすみません。
吸血鬼 Amazon書評・レビュー: 吸血鬼より
4062199181