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愛に乱暴
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愛に乱暴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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映画化決定 観てから読むか読んでから観るか | ||||
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映画を観てから、原作を読ませてもらいました。ラストが違っていて、いろいろな意味で救われました。 映画には画のインパクトが必要なんだとわかりました。 ラストだけでなく、原作の丁寧な描写に、読んで良かったと思いました。 | ||||
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桃子役を江口さんが演じるととても狂気に感じそうだ。直ぐ下に進みイライラしてきた自分に気がつく。時制を付いて書かれるね罠にもハマって入ったが、何より感情的になる主人公も私自身も。この男、家族、が全ての元凶。最低な男の人生に捧げた主人公の人生の時間。祖父の代から女垂らしさを見て育つとこういう男に育つのか。レシピをミスった甘いだけのボロボロのクッキーのような男。おかしくなってくる主人公の気持ちが手にとるほど分かる。吉田さんの悪人も大好物だけでこの映画もきっと何度も見るだろうな。人間の欲深さと甘さが相まって読み手に委ねる感じ。好きだ吉田修一❤︎ | ||||
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さすが吉田修一読ませる力が凄い。止められないお腹も空いたしもう夕方だ。コレから下巻に入ると夜中か?1日潰れる。久々に読み応えがあり。漫画やミステリーやエッセイや昔読み漁った中島らもまで読んで活字難民だったから余計ハマった。この役を江口のりこが演じるのだからストーリーにハラハラしてくる。世間にはよくある不倫話だが江口のりこだとミステリーになるのかも。沢山の登場人物と昔の人物像?と床下?確かに不倫の物語ではなさそうだ。 | ||||
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映像化されるということで読みましたが、自分にとっては少々退屈でした。登場人物に魅力を感じないので読み進めるのが億劫になりました。例えば主人公の桃子ですが、美人という設定ならば具体的にどのような容姿をしているのか読者が桃子に魅了されるように書き込むべきだと思います。そうすると作者が描きたかった彼女の狂気や狡さなどが際立つのかなあと。伏線の回収もされていない箇所があり、スッキリしないですね。昔、離れに住んで居た愛人の秘密路線でいくのか、向かいに住む外国人との特別な関係路線でいくのか、放火魔路線でいくのか、不倫の因果応報路線でいくのか、過去の日記から現在の日記につながっていって凄い結末が分かるとか、とにかく枠組みをしっかり立てて書き込んで結末まで書いて欲しかったです。例えば、「最終的に自分たち夫婦と夫の愛人と子が同じ敷地内で暮らすようになった」とか、そういう伏線が後になって効いてくるような終わり方が良かったですね。 | ||||
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とにかく読後感は最悪です。 特に夫婦間で問題を抱えている方や、嫁姑問題で悩んでいる方にはお勧めしません。 作者のこれまでの作品のような破局に伴う爽快感もありません。 | ||||
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夫を掠奪された女性の日々が綴られた作品。 本作品は、どストレートな不倫をテーマとしたものだ。そのまんま読み進めるとあるある話で、退屈極まりない。 しかし、物語の合間に、主人公 桃子の日記、そして不倫をしている女性の日記が挿入されるという本作品の構成が、後半になってから(軽い)驚きを与えるのだ。桃子の突飛な振舞いも、興味を惹きつけてくれる。 前半のクライマックスは、桃子、夫真守、愛人奈央の初めての顔合わせ。真守の口から奈央の妊娠を告げられ、狼狽から激しい怒りに変わる桃子。というところで後半へ・・・ | ||||
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後半は、早々に、そうか桃子って!が判明する。なるほど、この構成に仕掛けがあったのか、とつらつらと読み進めていた読者は、読み返さなければならないだろう(自分だけか)。 義母も徐々に真守の味方をするようになり、桃子の非をあげつらっていく。あげく、義母は、桃子に怯えを抱くようになるのだった。 義母とのバトル勃発で、行き場を無くした桃子。本作品は、桃子と義母の関係性の変化も見所である。桃子の過去が分かるあたりから、これまでとは違って見えてくるのだ。 ラストは、チェーンソーを持って「乱暴」・・・とはならなかったけど。 | ||||
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ある場面までは一つの時代で読ませて、ただの名前を出しただけで過去と今をシンクロさせ、更に畳からその家に纏わる古い時代の愛を登場させる、何て言うのか、、、展開が面白い作品でした。 | ||||
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子なしの夫婦間の微妙な、心理描写を、みこ。とにえがいて、離婚とは、このように、感情の行き違いで、なってしまうのかと、見事に描いてある。面白かった。 | ||||
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不倫された女桃子の刻々変化したり戻ったりの細かい心理描写、それがこの小説の核ですね。チェーンソーだの穴掘りだのはしょせんおちゃらけですよ。そんな狂気じみたものがないと不倫された女は描けんでしょ。中心にはちゃんと巣を守る女の信念がある。それで十分面白い。 | ||||
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不倫された女桃子の刻々変化したり戻ったりの細かい心理描写、それがこの小説の核ですね。チェーンソーだの穴掘りだのはしょせんおちゃらけですよ。そんな狂気じみたものがないと不倫された女は描けんでしょ。中心にはちゃんと巣を守る女の信念がある。それで十分面白い。 | ||||
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一気読みでした。 この終わり方はとうなのかな。 ここで終わり!? もっと読みたいんだけどなと思いつつ これでいいのかもしれないとも。 | ||||
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数年ぶりに再読。やっぱり面白くて1日で読み切ってしまった。 日常の何気ない出来事や会話、心理描写が生々しくて引き込まれ、物語がスピード感を増してくると狂気と緊迫感が加わって一気に読んでしまいたくなる。 主人公は、自分は夫を愛しており、ある出来事以外は何の落ち度もないと思っているところが不思議くらいだ。夫に対する態度を省みることもない。妻としての立場にあぐらをかいているように思う。仕事ができるし、義父母の世話もよくやっているが、何かが欠落している。「真心」か。私も同じ”妻”として反面教師としたい。 | ||||
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友人に勧められて読みました。夫婦や愛情について考えさせられる作品でした。おすすめです。 | ||||
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人間描写の面白さはもちろん、まさかのトリックが用意されています。 これ、あんまりレビューで書かれてないのはなぜでしょう。。。 最高に嫌な男が出てきます。 | ||||
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私が悪いことしたわけではないのに、 なんで私が去らなきゃいけないの? これ、私も思った。 生まれ育った場所から遠く離れ、 仕事も辞め、 一生懸命家事やって、一生懸命育児して、 一生懸命 義家族、親戚と付き合って、 なんで私が全部手放して、 この家を出ないといけないの? なんの苦労もせず、自分の生活を変えることなく、仕事も住む場所もそのままで、 あんたは新しい女と新しい人生始めるってか。 私とのこと、なかったことにして、 新しいスタート。むかつく。 明日クビになるとわかってたら、 あんなサービス残業しなかったわ、というのと似てる。 私は桃子みたいに踏ん張らなかったから、 後から、こう言ってやればよかった、 こうしてやればよかった、って悶々とした。 でも、桃子みたいに踏ん張らなかったおかげで、 いまの穏やかな生活を手にすることができたのかも。 人は、出会い、別れる。 納得できるときもあれば、納得できないときもある。 私はまだ納得できてないのだろうか。 別れて、もう10年。 まだ恋もできない。 ひさしぶりに、心のわだかまりを 掘り返されて、目の前に突きつけられた 一冊です。 | ||||
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騙されます。ミスディレクションという手法ですね。折原さんらが得意なやつです。 だけど、内容はありふれてるかな。狂気をもっとエスカレートさせれば面白かったのに。 | ||||
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吉田修一は「悪人」が秀逸だった。今作は夫の不倫でもめる夫婦のお話ということで興味がわき読んでみた。 感想は普通であった。何も起きないし、結論もない、解決もない、救いもない、ラストも納得が行かない。 ただ小説とはそんなものである。物語に答えはいらないと作者が言っている様な気がする。 ただ、少々ミステリになっていたり(最後まで謎が多いままだが)、凝った作りになっていたり、やはり吉田作品だなと思う部分がある。 夫婦の関係、嫁と姑の関係などはもちろん、登場人物の「本音」と「建前」などの描写はすばらしい。 吉田修一の上下巻ものは、上巻は退屈だが下巻になると一気に話が進行し、上巻と下巻は全く違う本になる。 一冊にできるお話(500P)を上下巻にするのは、そんな意図があるのだろうかと思ってしまった。 | ||||
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何だろう、、巷ではゲス不倫が流行り中 この主人公もその渦の中にいる 加害者でもあり被害者でもある大きなお屋敷に住む美しい主婦でもある桃子 しかし、因果応報はあるのだ… 旦那さんは長谷川博己みたいな容姿かなと 想像しながら、上下巻ともにあっという間に 読んだ この作家さんの作品は夢中にさせる力があると 改めて思った 面白かったです! | ||||
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