永遠に残るは: クリフトン年代記 第7部

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評判

永遠に残るは: クリフトン年代記 第7部の評価:

4.25/5点 レビュー 28件。 D ランク

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平均点4.25pt

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全7件 1〜7 1/1ページ
No.7
(3pt)

面白い

直ぐに読みました。すごく面白かったっすよ。
永遠に残るは(上): ―クリフトン年代記 第7部― (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠に残るは(上): ―クリフトン年代記 第7部― (新潮文庫)より
4102161457
No.6
(3pt)

ペンは心を語ること

勝手な僕自身の感想ですが、アーチャー作品を読んだのは本作が初めてなので、個人的な感想を述べますと、
もっと続けて欲しかった、という何処です。
僕らは世界じゅうな人間はみなそうですが、何かしらの役目を持って生きているはず。
そうじゃ無い、遊んでいる、仕事をしているいないに関わらず皆そうです、
この物語はハリーとジャイルズ、2人の主人公を主軸に、善人、悪人ないまぜに登場し、消える、生きる、これだけです。
一体、人間の本能とは何か。
有名になって富を得る、転落しホームレスにでもなるか、勿論結論なんか誰にもわからない。しかしとても重要な事は人のため、心を少しでも開き、弱くても良い、自分の道を開ければ、と当たり前の事が書かれているだけです。
困る事にこの点が僕ら読者の弱点で続けば続くほどに知りたくなる、興味が湧いてくる。
第一巻で正直、ああ、つまらんなあとは思いました。ありきたりの資本主義的な話か、とも思った。けれども、あのかつてハリーを虐待した人物が彼がようやく大学をでた際にまた登場、とまあ、あまり筋は述べませんが、
第二次世界大戦から現代?まで、出来れば、登場する人の3代くらいまでは、と思う小説好きの本音です。

文明がいかに便利になり、いかに生活が楽になっても自己からは逃れられない。
イヤだから、どんなに頑張っても安楽は無い。生まれて来た事が運命だから。
宿命は生まれ持ったもの。
そして運命は変えられるもの。

ま、勝手なわたしの感想ですが。
永遠に残るは(下): ―クリフトン年代記 第7部― (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠に残るは(下): ―クリフトン年代記 第7部― (新潮文庫)より
4102161465
No.5
(3pt)

イギリス人そして、しばしばアメリカ人も好きな「上流階級」物語。

日本語訳だと多くは分からないけど、英語ならではのくすぐりは随所に
あるみたいだ。
しかしストーリーだけを辿っていると、読者受けを狙った持ってまわった
わざとらしさしか感じない。

一方でキャラ設定を見ると、悪役はあくまでズル賢く、しぶとい。
贔屓しているかと思うくらい、描写も細かい。
憎らしさより逞しさを感じさせるのは、さすが著者というべきだろうか。
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4102161457
No.4
(2pt)

とうとう才能は霧散し、砂粒さえも飛び散って・・・

主役のうちの二人が死に至る旅が主題。「大河小説」にふさわしい終幕かどうかは読者次第。孫の世代まで登場し、稀代の悪女も最後には静かになったようだが、残された者たちがこれからどう生きていくのか何も暗示されない。第5部で<完>としておけば良かっただろう。
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4102161465
No.3
(2pt)

いまや才能は摩滅し、砂を噛むような味気ない風味。

もともとは没落が運命づけられていた大英帝国の近現代史を背景とした二つの家族の物語。野望あり失望あり恋あり悲恋あり波乱万丈が続くのだが、ギリギリまで題材を引張って最後に突然予想を裏切る著者お得意の手法にはもう飽きがきているのに、あまりにも長引かせて(おそらくは利益を求めた出版社の強い意向に逆らえず)泥沼にはまっただろう。「大河小説」と言うものの、スパイ小説、犯罪小説、政治小説、金融小説、恋愛小説などの混合に過ぎない。
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4102161457
No.2
(3pt)

尻切れトンボ感【ネタバレあり】

最終巻ということで、様々な伏線も回収されたりしましたが、7巻まで続いたのに終わり方があっけなさ過ぎるように思います。

上下巻で展開されるのは、悪役たちへのお仕置き物語と、孫娘のご乱行矯正物語でほぼ占められ、主人公サイドには、ほぼ波乱や緊迫と呼べるものはありません。まあ、議会での兄妹対決ぐらいでしょうか。
悪役たちには後味の悪いお仕置きもあったりしますが、ラスボスのヴァージニアは、最後までしぶとく生き残りましたね。

「ハリーの父親」問題も、DNA検査結果が来てあっけなく決着ですし(まあ、この問題もハリーとエマの結婚、相続問題が片付いた時点で読者にとっても恐らくは著者にとってもどうでもいい問題になってはいましたが)。
最後のジャイルズの追悼演説は泣けるかもしれませんが、敵対していた二人が最後の最後で理解し合う「ケインとアベル」のラストの方が泣けるんじゃないでしょうか。
主人公ハリーは、急死したエマに事実上後追い「自殺」するわけですが、リチャードの死によつ絶望のどん底から立ち直った「ロスノフスキ家の娘」のフロレンティナのような展開は考えられなかったのかな、と思います。
やっぱり7部もの長編っていうのはアーチャーほどの作家にとっても難しいのかな、と思われられました。
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4102161465
No.1
(3pt)

長すぎた

最初の1,2巻は面白かったのだが、その後の失速感がいなめない作品だった
処女作の「100万ドルを取り返せ」の頃の軽妙さと勢いもなく、中期の「ケインとアベル」ほどの重厚感もなく、だんだんと主人公のハリーの存在感が薄れていく中で、他の登場人物達も月並みに落ちて個性がなくなっていったように思う
多分アーチャーは現代のディケンズと呼ばれたいのだろうがそれは無理だ
150年前の作品なのにディケンズのディビッド・コパフィールドの登場人物達は今も生き生きと人の心に感動を送り込んでいるが、アーチャーの作品がそのレベルだとは到底思えない
アーチャーはこの作品の主人公を作家にしたことで自分の野望を露わにしてしまっていると思う
主人公のような葬儀を営んでもらい、主人公のような悼辞を読んでもらいたいのだ
それがにじんでいて、つくづく俗な人間なんだろうと感じさせられたことが誠に残念だ
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4102161465