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オリエンタル・ゲリラ: 警視庁公安J



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【この小説が収録されている参考書籍】
オリエンタル・ゲリラ: 警視庁公安J (徳間文庫 す)

オリエンタル・ゲリラ: 警視庁公安Jの評価: 3.70/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.70pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

うん?

面白いは面白いんだが、この作者、実は日本の警察組織の基本的な部分が分かってないんじゃないかと不安になってきた。
「相模原市警察部」とか「相模原市警と神奈川県警が合同捜査に至っていない」等と記載されているが、日本の警察は基本的に国家の役所である警察庁と都道府県警察とで構成されていて、アメリカのような市町村警察というのは(戦後のごく一時期を除き)存在しない。

今回は過激派というか学生運動の歴史について薀蓄を傾けているが(それ自体の是非は別として)、実はよく理解できていないんじゃないかと思う。
「ブント」という組織は「パルタイ(=党)」、つまり終戦後暫く革命運動を主導してきた共産党と対立というか、共産党から離脱した連中が名乗った「共産主義者同盟(=共産同)」のことで、これが中核やカクマルや社青同やらの各「セクト」に分裂してゆくわけだが、その辺の理解も少し甘いし(少なくともブントと革命的共産主義者同盟が分裂して」云々という記載は意味不明)。

もう一つ、東大紛争の最終局面で安田講堂から東大生以外の者は退去させたという設定にしているが、実際にはカクマルと東大全共闘の大部分が直前に逃げ出しているから、実際に最後まで安田講堂に立て篭もっていたのは東大以外の学生の方が遥かに多く、安田講堂での逮捕者633人のうち、東大生は38人(一説によると80~100)に過ぎないし、高校生も1人いた。

つーことで、公安警察を主題にするには少しというか大幅に勉強不足としか言いようがない、
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4198942765
No.1:
(1pt)

歴史の解説が多すぎる。

鈴峯氏の第一作目が面白かったので続けて購入したがその後の本はつまらなかった。
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