ネメシスの使者
評判
ネメシスの使者の評価:
4.22/5点 レビュー 115件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全149件 141〜149 8/8ページ
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ネメシスの使者の評価:
4.22/5点 レビュー 115件。 A ランク
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『テミスの剣』が昭和の終わりに起きた事件に端を発しているとすれば、今作は割と近い平成も半ばの事件を原因として平成も終わりに近い頃の話で、『テミスの剣』の事件が以前に起きた事件という事を踏まえた上で時間軸がキチンと書かれているのは物語の流れを構成するのには欠かせないとは思いますが、なんと言っても渡瀬警部に小手川刑事は『連続殺人鬼カエル男』や犬養隼人シリーズ、ヒポクラテスシリーズにも登場するし、今作で渡瀬警部とある種のバディを組む岬検事は『さよならドビュッシー』シリーズの岬洋介の父親だし、やはりヒポクラテスシリーズの光崎藤次郎教授も登場すれば詳しく触れられはしないが『連続殺人鬼カエル男』の話や御子柴礼司の陰も見えるような気がするし……ある意味、中山七里作品の良いトコ取りみたいにも感じます。
内容的にも単純に犯罪被害者よりも加害者の方が人の税金で安穏な生活してるのっておかしくない?と感じてしまう部分にあえて触れているだけじゃなくキチンとオチ…というか解決を迎えるように収拾を付けているあたり、中山七里さんのストーリーテラーとしての能力の高さを感じます。
中山七里作品の中でも正統派で面白さが抜きん出ている作品だと思いますね。